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けんけん日記 ~おもしろき こともなき世を おもしろく~

名古屋にて某会社を経営、その実態はトライアスリート&四国お遍路公認先達、そして「モノノフ」。(笑) 日常を綴っています。

知多四国 結願報告 八事興正寺

2011年01月09日 | お遍路 同行二人
今日は次男と知多四国巡礼を結願した報告に、
名古屋八事にある興正寺に行ってきました。




興正寺公園内にある高野山真言宗の別格本山です。




大師堂で次男と久しぶりに般若心経を唱えました。
次男はほぼ暗記してしまっています。私は9割くらいかな・・・。




1808年建立の東海地区唯一の木造五重塔。




せっかくですので鐘も突いてきました。
正月の竜泉寺に次いで今年2回目。




さすが別格本山。とても綺麗で広いお寺でした。
知多四国のお寺との違いに次男もびっくりしておりました。

これで知多四国巡礼の行事は一通り終えて一区切りです。

今月末に内海に行く用事があるので、その時には印象に
残っている幾つかのお寺を巡ろうかなと思っております。
もちろん車です・・・。
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写経 これは仏様だ

2011年01月08日 | お遍路 同行二人


教科書の手引きと、写経用紙の下に敷いた透けて見える
お手本を参考に書いていく。




これが想像以上に難しい。
そもそも、下に見本があるからといってお手本通りに書けな
い・・・。まあ、当たり前と言えば当たり前なのですが・・・。

数行書いてみて、とんでもないことに挑戦し始めたことを
思い知らされました。これは半端な気持ちではやれない。

写経は1字書くのは仏を一体彫るのと同じことと言われます
が、その意味が分かりました。1字書くのにそれだけエネル
ギーを費やすのです。もちろん何も考えず、下手を気にせず
ただ書いていくのならそんなことはないのですが、せっかく
やる以上、自分が納得できることをやりたい。

ただし一朝一夕で出来ることでもないので、自分なりに順
序を踏んで、少しずつステップアップしていこうと思います。

お手本のような字を書けるようになることも大切ですが、それ
をやろうとすると、二百数十文字を完全に練習しなくてはなら
ない。それはおいおいやるとして、まずは少々字が下手でも
心を込めて1日1枚の写経を完成させるペースで進め、般若
心経の文字と意味を繰り返し書くことで体に叩き込もうと思い
ます。




初めての写経で1枚完成させました。感慨深いものがありま
す。遠目に見ればなかなか立派ですが、近くで見ると・・・、
とても人には見せられません。

いつかお手本のような字が書ける日を目指して頑張ろっと。

毎日1枚の写経。言うは易し・・・、かなりハードルが高いで
すが、心技体の様々な修行の要素が含まれており、自分を
大きく成長させられる気がしますので、しばらく真剣に取り
組んでみます。


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知多四国 次男と歩く 9回目 ついに結願!

2010年12月23日 | お遍路 同行二人
次男と9回目の知多四国お遍路に行ってきました。
今日で結願し、1周する予定で。

(結願とは「けちがん」と読み、霊場八十八ヶ所をすべてまわ
りきること)

朝7時、名鉄太田川駅から歩き始め、83番弥勒寺から打ち
始めました。




寒さを心配していましたが、天候に恵まれ風も無く、厚着を
しているためやや暑いくらいで快適に歩くことができ、思わず
お大師様に感謝してしまいます。

83番→86番→85番→84番→5番→88番と順調に打ち、




順路の関係で順番通りになりませんが、87番長寿寺に到着。
大師堂で参拝し、納経帳に朱印を頂いてついに結願!




次男流に言えば、コンプリート完了!(笑)
ついにやり遂げました。




しかし、これで終わりではありません。ここから最初に打ち始
めた1番曹源寺まで歩き、1周して歩いた道を輪にしてこそ
本当の終了です。

今日はここまで15キロほど歩いており、ここから1番曹源寺
まで8キロ。次男は足が痛くなってしまい、辛そうにしながら
も休まず歩き続け、




ついに1番曹源寺に到着。
知多四国お遍路最初のお寺であり、このお寺のことはよく
覚えているだけに、お寺が見えた時は「あのお寺だ!覚えが
あるっ!」て2人ではしゃぎました。

大師堂でお参りし、お寺の方とお話しし、しばらくお寺に留ま
って感慨にふけりました。




お寺に出入りする時は、いつでも礼をするのがルールですが、
このお寺を出るときは、思わず「ありがとうございました」と
声が出てしまい、いつも以上に深々と礼をとりました。




お寺を出た次男、門前で

「やったど~~~!!!」

八十八ヶ所のお寺と、10の番外寺、およそ200キロの
知多四国お遍路を次男とやり遂げました。
本当に感無量です。
次男と一緒にやりきれたことに大きな意味があります。




帰りの電車内、わずかな時間でも眠りに落ちる次男。
お疲れ様、よく頑張った。お父さんは感動しています。

あまり深く考えず、一緒に全部回るんだと言い出した次男。
1回目や2回目、島々を巡ったところまでは楽しかったでしょう
が、馴れてしまい特にイベントも無くなった最後の方は辛く感
じることの方が多かったと思います。

しかし、やると決めた、口に出した以上、やりきることの大切
さを教えたくて甘やかさず、最後までやらせました。

やると決めたことを「やりきる」ことが、いかに難しく、大変で
あるかを学んでくれたことと思います。また、やり遂げた
「達成感」を知ってくれたと思います。
次男には良い勉強になり、自信に繋がることでしょう。

私には愛する息子と行動を共にした、かけがえのない嬉しい
時間でした。本当に私は幸せ者です。




これが納経帳。
お寺で本堂と大師堂にて般若心経を唱え、お経を納めると
納めた証に朱印を頂きます。




右側が88番圓通寺。
1~88番まで、すべてのお寺に参拝しました。




1番曹源寺の朱印。
分かる人にはすぐ理解されることですが、同じ朱印が2つ
あります。2回目訪れた証拠。一周が輪になった証拠です。


さぁ次は、四国伊予(愛媛県)だ~!!!
歩くぞ~、今度は1人で。

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知多四国 次男と歩く 8回目 ついに80番台に到達

2010年12月04日 | お遍路 同行二人
次男と知多四国を巡るのも8回目。
今日は70番地蔵寺から打ち始め、80番台に突入します。
結願が見えてきました。




7時に現地に着いて歩き始めたのですが、冷え込みが厳しい。
このために5時過ぎに自宅を出発している次男はホントよく
頑張っていると思います。




朝食は暖かいものを食べさせたくてお弁当はやめる。
しかし、早朝に開いているお店など無く、結局カップヌードル。
親としては、一日歩くのに朝からこんなもので悪いと思うので
すが、本人は喜んでいます。美味しいし暖かいって。
新発売のとんこつ系が気に入ったようです。




71番大智院を参拝。
こんなものを見てしまうと、お約束はやらずにいられません。




このお寺の弘法さまは日本で唯一、眼鏡をかけていらっしゃる、




「めがね弘法」です。
サングラスをかけているお大師さま、大門みたいでカッコいい。

150年前、盲目の老婆が一心にすがったところ、目が見える
ようになり、自分の眼鏡を像にかけたことから始まったそうです。




72番滋雲寺。
ここまでで10キロ近く歩いたのですが、




次男はまだまだ元気で公園を見つけたら走って行ってしまい
ました。コーヒーカップのようなものに乗ってグルグル回っている。
気持ち悪くなるぞ・・・。




73~77番までは5つのお寺が固まっていて、一気に参拝。
ここは75番誕生堂。




壁を見つけては登りだす・・・。


 

80番栖光院を参拝。入るとすぐに樹齢800年の大楠がありま
した。その側で昼食のお弁当。またまたコンビニ弁当。食事で
きるお店が無いのでしかたありません。コンビニがあるだけでも
ましです。




82番観福寺。
今日はここで打ち止め。




上の写真の赤丸部分、次男には人の顔に見えるそうです。
確かに見える。こんな顔!と真似ておりました。

この後、名鉄太田川駅へ向かい帰宅しました。

いよいよ次回は結願! 今から胸が心が躍っています。
ここまで来たら年内にと思うのですが、スケジュールが
詰まっていて、調整に難航しています。

それにしても後1回か、ちょっと寂しい気も・・・したりしてます。

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知多四国 次男と歩く 7回目 結願が見えてきた

2010年11月28日 | お遍路 同行二人
今日は知多四国へお遍路。
次男と共に7回目。

毎回何らかのイベントがあったのですが、今回は特にこれとい
ったイベントは無く、次男にとってはひたすら歩くだけの厳しい
1日となりそう。私はそれが楽しいのですが・・・。
今日は修行の1日だと言い聞かせての出発。


ここ数回、交通機関の都合もあって車で行っていたのですが、
今回からは電車で現地に向かいます。




4時に起きて、駅へ向かう。
新守山駅5:25発の始発。もう真っ暗です。
知多四国遍路を始めた頃はまだ明るかったのに。




前回歩き終えた、名鉄上野間駅からお遍路スタート。
寒い!




整備された海岸を歩く。
写真では分かりにくいですが、左奥にはセントレアが見えます。
ついに常滑までやってきたのです。




こんな光景を見かければ、どうしても遊びに行ってしまう・・・。
海水にハマってしまうのでした・・・。




愛嬌のあるお地蔵様。次男もなかなかの愛嬌です。




60番安楽寺。庭園が綺麗でした。




木々が赤く色付いている歩道。
今ならではの光景。




65番相持院。このお寺では、私と次男が声を大きくして般若
心経を唱えているのを聞かれたお寺の方が、せっかくここまで
できるようになったのだから細部まで教えてあげたいと申し出て
頂けました。私も般若心経は我が家が檀家となっているお寺の
住職のお経を長年聞いて覚えたもので独学。細部には直した
方が良いところが多々あるらしい。
時間さえあれば、細部までお教えしますよといって頂け、本当
に有難く思いましたが、ちょっと時間に追われていたため、失礼
しました。また後日お伺いして教えて頂きたいと願っております。

この後、66番中之坊寺へ向かうのですが、65番を出てからの
道がよくわからず、犬の散歩をしてみえたお爺さんに地図を見て
もらいながら教えてもらう。教わった通り歩いたところ、どうも
おかしい・・・? iPadで調べてみると何とま逆に歩いていました。
1キロくらい、往復で2キロくらいのことですが、堪えました・・・。
これもお大師様のお導きか・・・。

今日は69番慈光寺まで歩き打ち止め。名鉄大野町駅から
帰りました。歩いた距離は25キロくらい。

あと2回で「結願」し、1周できそうです。


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知多四国 ちょっと面白い話

2010年11月22日 | お遍路 同行二人
土日と連続で知多四国巡りをしてきましたが、道中面白いこと
がありましたのでちょっと記します。




43番岩屋寺でのこと。
参拝を終え、お寺を出ようとした時、若い男性から
「けんけんさんではないですか?」
と声をかけられました。

ん?私のことを「けんけん」と呼ぶものはごく限られている。
他に呼ぶ人がいるとすればこのブログを見てくれている人。

どなたかな?と思いましたが男性から名乗って頂けました。
ミクシーでマイミクとなっているOさんでした。

もちろん初対面。
Oさんも私の顔など知るはずもないのですが、次男を見て私だと
気づいてくれたそうです。ブログを覗いてくれて、次男を覚えて
いたと。

私は今日このお寺を参拝するなど、どこにも告知はしていません。
こんなこともあるんだな~と感心しました。

せっかくのご縁ですから近くにあるお寺まで一緒に歩きました。
初対面ではありますが、何せ趣味が同じなんで、話の弾むこと。
趣味が一緒と言ってもOさんの方が遥かに博識で、教えてもらっ
てばかり。一緒に行った「奥の院」でも逸話を始めたくさんの
ことを教えてもらい、しっかり勉強するとこんなに面白く参拝でき
るようになるものかと感心しました。




奥の院から岩屋寺まで一緒に戻りましたが、戻る途中、私だけ
なら素通りするお寺に案内されました。戦争で亡くなった方の
お墓がありました。海外で戦死し遺骨の無い遺族が兵隊さんの
姿をした墓標を作られたそうです。教えてもらわなければ知るこ
とは無かったと思いますが、見ることができてとても良かったで
す。知多四国を巡るようになって、最近知多四国の魅力が分か
るようになってきました。もう少し深く学んでみたいと思うように
なっています。Oさんのような方と巡り会ったのも、お大師さまの
お導きかもしれません。

岩屋寺で別れ、次男と歩きだしたのですが、杖を忘れてきたことに
気付き、奥の院まで戻り、せっかくだからもう一度参拝してきたの
でした。




話は変わりまして、歩き終えて車でさかな広場へ向かう途中
のこと。激しい爆音が聞こえてきます。

何だ?暴走族か? まだ生息していたんだ・・・。
100台を超えそうな、もの凄い数。

やっかいなものに遭遇してしまった。
面倒に巻き込まれなければ良いが・・・。
それにしてもクラッシックなスタイルだ。

でも、なんだか様子が違う。暴走族らしい爆音を出して低速で
集団走行しているものの妙な威圧感などない。バイクに詳しく
ないので違法改造などがされているかなどは分からないが、
道交法は守っているように見える。ナンバープレートも取り付け
てある。ヘルメットもかぶっている。顔はタオルで隠したりして
ますが。




なんと信号待ちもしています。
当たり前のことですが、凄いことのように見えます。




青信号でダッシュ。
これはツーリングなのだろうか?
でも最後尾には回転灯を回した覆面パトカーが、追尾して
いました。サイレンは鳴らしてませんが。

いったいこの集団は何だったんだろう・・・?

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知多四国 次男と歩く 6回目 初の連日

2010年11月21日 | お遍路 同行二人
日曜日の今日。
長男は期末テスト週間に入っており、1日中お勉強。
家にいても次男の居場所が無いし、どうせ相手をしなくては
ならない。今日も昨日と同じように非常に良い気候らしい・・・。

よし、今日も知多四国巡りへ行くか!
そして、今日こそ「さかな広場」で買い物をするのだ!
3度目の挑戦。




思ってたより寒くなかったので、昨日より早く5時30分に出発。
外は真っ暗。このところよく知多へ行ってます。昨日も行った
ばかり。名古屋高速に乗り、知多道路を走って行くのに飽きて
きました・・・。この時間なら空いてるだろうし下道で行ってみる
か、産業道路走って。と下から行きましたが途中信号で止まる
のが面倒くさく後悔の連続・・・。それでもやりとげ無事昨日歩き
終えた内海駅に到着。7時30分、お遍路スタート。




海岸に出たところで朝食のお弁当。
朝日が昇る中、海で食べるお弁当は美味しかった。




歩いていると二宮金次郎の像を発見。
なんと次男は二宮金次郎を知りませんでした・・・。
今は学校で教えないのか~?そういえばこれは「ながら」勉強
だからいかんなんて意見がでてたこともあったな~、なんて思い
ながらもしっかり説明。仕事しながら勉強までなんてそんな超人
ワザは出来んとおっしゃる次男でした。




今日、最初のお寺、48番良参寺。




48番を終えてからしばらくの間、古道を歩きました。
四国の風景に似ています。こんな道があるなら、わざわざ
四国まで行かなくても、ここで満足できるかもと思えるくらい
気持ち良い。




歩いていると、四国で使われている遍路道のマークを発見。
知多でこのマークに会えるとは! 妙に嬉しくなったのでした。
付けた人の粋な計らいに感謝です。




歩けば歩くほど疲れが吹き飛び元気になる。
そんな素敵な風景でした。




50番大御堂寺。このお寺には平治の乱で敗れ、この地で配下
に首を打たれた源頼朝の父「義朝」にまつわるものが沢山あり、
歴史に触れることができます。同じ境内にある51番野間大坊
は頼朝は父義朝を参って開山されました。頼朝の開運出世に
ちなんでその後、秀吉・家康をはじめ大願成就を願って訪れた
将軍武将は数知れないそうです。今日も参拝者で賑わっており
ました。


 

打たれた義朝の首が洗われた池で「血の池」と呼ばれています。
国に何か起こる時、池が血で赤く染まる・・・とのこと。




義朝の廟所。
義朝は殺される時、風呂に入っており近くに刀が無かった。
「我に1本の木刀なりともあらば」と叫んだことから、義朝の無念
を慰めるため、今でも小さい木刀がうず高く奉納されています。




修行のつもりで始めた知多四国巡りですが、次男が一緒に歩
いていることから楽しむことも大切にしようと思っています。
修行は四国でやってきます。

57番から58番への移動、近道があるのですが、ちょっと遠回
りして海岸線を歩きました。海苔の養殖場があり作業風景を
次男と見物してました。




歩いていると、ちょっと大きめの砂山を発見。
登ってくる~!と走って行ってしまった・・・。
登頂には成功しておりました。




1時半。もう少し歩きたいところですが、これ以上進むとまた
バスに乗らなくてはならなくなり、時刻表を調べたところ、それ
をやると、また「さかな広場」の営業時間に間に合わない・・・。
それだけは許されないので、今日はこれで打ち止め。
車を停めた内海駅に戻り、さかな広場へ向かう。




ついにさかな広場に入れた!
三度目の正直です。




店内はとても込み合っていて賑やかでした。




お腹が減っていた次男はマグロ丼を食べて大満足。




次男は生きてるタコを買ってと言いますが、あまり良いタコが
無い。売れちゃったのかな?このさかな広場は地元で採れた
生きているものを買うのに意義が有ると思っているのですが
残念。第二希望のブリを1本買いました。




ブリをさばく姿を見て大喜びの次男。

色々お土産を買って帰途につきました。
大満足の2日間でした。

次の知多四国巡りからは、また電車での往復になりそうです。
あと3回くらいで結願(八十八すべて巡ること)かな~。



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知多四国 次男と歩く 5回目

2010年11月20日 | お遍路 同行二人
心のリフレッシュには歩くに限る!
般若心経を唱え、心の穏やかさを取り戻すのだ。
(お遍路では巡るすべてのお寺で般若心経を唱えるのです)

と言うことで、次男と共に知多四国巡りへ出発。




最近の冷え込みから、日が昇る前から歩かせるのは次男が
かわいそうなので、今日は遅めの出発。自宅を7時30分に
出発。この写真は知多道路。

前回歩き終えた「さかな広場」に9時到着。
前回時間に間に合わず買い物が出来なかったさかな広場。
すでに開店してましたが、今買って、丸一日車内に放置して
おく訳にもいかず、今日は必ず帰りに買い物するからということ
で車だけ隅っこに置かせてもらい、お遍路出発。




寒いのを覚悟してのお遍路でしたが、今日から突然気候が
変わったのか、雲一つない超快晴。気温も上がり、穏やかな
風が心地良くて歩くのに最高のコンディション。
「歩くの気持ち良いな~」
と親子でニコニコ。




また歩く場所も知多半島南端の山の中へと入り、自然を満喫。
マイナスイオンを目一杯浴びたのか、心も体も癒されます。




ここは41番西方寺。




西方寺を過ぎると見えてくるのは友人が経営するホテル。
来年1月に行われる新年会の会場。今から楽しみです。
友人からは温泉に入って行きなと言ってもらっていたのですが、
時間の都合などもあって今日は眺めるだけ。




海を見ては、はしゃぐ次男。砂浜が歩ける場所ではすぐに行っ
てしまいます。




ここは尾張高野山宗総本山43番岩屋寺の奥数百メートルの
所にある「奥之院」。このお寺を開山されたのは弘法大師。
お大師様はこの場所で100日の護摩修行を行い自分の像を
岩窟に納め、
「我を信ずる者あらば、病気災難等の身代わりに立ちつかわさん」
との言葉を残したことから「身代大師」の総本山となっています。




奥之院の中にあったお地蔵さま。長男にそっくり。とくに眉毛が。
思わず次男と一緒に笑ってしまいました。

岩屋寺・奥之院でちょっとした出会いがあったのですが、
その件はまた後日に書こうと思います。




今日こそ、さかな広場で買い物をする約束なので、47番持宝院
で打ち止め、内海駅からバスに乗ってさかな広場へ向かおうと
したところ、なんとバスは2時間に1本しかない・・・。

次のバスは1時間以上後で、さかな広場に着くのは、さかな広場
が終わる5時・・・。次男よ、ごめん・・・。
今日もさかな広場で買い物が出来なかったのでした・・・。
次男が寂しがってたのが辛い・・・。





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知多四国 4回目 海を渡り島々を巡る 

2010年11月07日 | お遍路 同行二人
今日も知多四国八十八ヵ所巡りに行ってきました。

今回は師崎港から篠島や日間賀島など島々を船で巡るという、
知多四国巡礼の中でも大きなイベントです。

今まで一度も船に乗ったことのない次男は、船に乗れるのが楽し
みで、この日を心待ちにし今まで一所懸命頑張ってきました。
ちなみに長男も船に乗ったことがありません。

今は観光やハイキングにはちょうど良い季節。せっかく知多の
風光明媚な場所を巡るのだからと、今回はかみさんや長男も
誘って家族全員で行ってきました。

長男は今年の3月、四国の高知県に連れて行った時一日ですが
本場でお遍路を経験しています。かみさんは始めて。

無茶な距離を歩くような計画は立てず、家族で楽しくハイキング
するイメージで計画を立てました。歩く距離も16キロくらい。

早朝5時に自宅を出発し、今回は車で師崎付近まで行き、豊浜
のさかな広場の近くに車を停めてタクシーを呼び、前回歩き終え
バスに乗ったバス停まで移動。タクシーはもちろん流しで走って
いるわけは無く、電話で呼び出しお願いする。6時過ぎなんて早
い時間に来てくれるか心配でしたが応じてもらえました。




乙方という地名の場所からスタート。
早朝の山の中は気持ち良い。




次男(左)も長男がいてくれるのが嬉しいようです。
ちょくちょく先輩づらしながらも楽しそうにしています。




歩いていると海岸線にでました。そこで目にしたのは海岸のすぐ
先にある岩礁の上に立つ「上陸大師像」。
814年41歳の弘法大師が三河から船で渡り始めて知多半島に
足を踏み入れた場所で、この地は「聖崎」(ひじりざき)と呼ばれ
ています。




師崎港に到着し、高速船の乗車券を購入。
ちゃんと「弘法参拝」と名付けられた乗車券が売られていました。
家族4人分で5000円。ちょっと高くない?




まずは篠島へ向かいます。
始めて船に乗る息子たちは超ウキウキ。
先頭で船に乗り込みました。




一番前の座席をキープ。

出航~!




篠島に到着。




たった10分の乗船で、船酔いでダウンの長男・・・。
程度は違えど、私もかみさんも次男も気持ち悪い。
我が家は全員船には弱いようです・・・。
ちなみに息子たちは以前飛行機に乗った時も気持ち悪く
なり、もう乗るの嫌だと言っておりました。
乗り物全般に弱いのかもしれません。




篠島で3つのお寺を巡り、日間賀島へ移動。
東港の近くにある39番大光院をお参りしました。




この島でのお参りはすぐに終わりましたが、せっかくやってきた
のですから海岸沿いを歩いて西港へ向かいました。
気候が良く、とても気持ち良かったです。




息子たちは、降りられる場所を見つけては海水に触れに行き、
島を楽しんでいました。

西港に到着し、師崎港へ向かう。
ここでとんでもない悲劇が・・・。
師崎港に向かうつもりが、到着したのは河和港・・・。
20分も船に乗ってるしおかしいと思ったんだ・・・。

もとの日間賀島の西港に戻ることに。
船酔いで完全にグロッキーの長男は、
「今からまた20分乗ってそれも日間賀島に行くの・・・?
 か、勘弁して・・・」
と泣きが入るがどうにもならず・・・。

西港へ移動。




今度こそ師崎港へ向かって再出発。
この船は後部デッキに乗ることができ、ダウンしてた長男はもと
より、次男は大はしゃぎ。これは不幸中の幸いでした。

師崎港に到着後、歩いて車を停めてあるさかな広場へ向かう。
ここで歩き終え、お土産を色々買って帰る予定でしたが、船の
乗り間違えのため営業時間内にたどり着けず・・・、が~ん。

仕方なく、帰宅後近所のジャスコで刺身を大量に購入して
晩御飯にしたのでした。

楽しい1日でした。


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知多四国 次男と歩く 3回目

2010年11月03日 | お遍路 同行二人
次男と一緒に知多四国めぐりに行ってきました。
今回で3回目。正直、よく続けてついてくるなと感心しています。
ひょっとすると、このまま結願(八十八ヵ所巡ること)できるかも?
少~し、期待しだしています。
1周200キロ。毎回25キロ前後の歩行。
小学4年生で歩いて結願できたらたいしたものです。

今回は名鉄青山駅から歩き始め、22番大日寺から打ち始め、
番外寺を2つ含んだ9つの寺を巡り、28番永寿寺で打ち終え
ました。帰ろうにもこの地域はすでに電車はなくなっており、
名鉄河和駅までバスで移動。随分遠くまで来たなと感じます。




武豊に入り、歩くところも市街地を抜け出してきました。




次男は面白そうなものを見つけては、寄り道します。
それも良しと、私も眺めております。




ついに海岸線に到着。
堤防に登り、海を見て大はしゃぎの次男。




行けるところまで波打ち際を歩くと言って、行ってしまいました。
波で遊んだり、貝を拾ったり、石投げしたり、歩きの疲れも忘れ
て遊んでいました。仕方なく、私も付き合いましたが、親子で
砂浜を歩いていると、映画「砂の器」を思いだしてしまいます。




海岸沿いの丘の上にある番外の影現寺(ようげんじ)からの絶景。




観光客も多く、見ごたえのあるお寺でした。
ここは時志観音とも言われ、写真にある聖観音像は1枚の
御影石から作られ、高さ6メートル、重さ25トンと圧巻です。




写真ではわかりにくいですが、手を差し伸べるイケメンの
お地蔵さまと、下の石にしがみついているのは赤ちゃんの
お地蔵さま。おけつが可愛い。




25番圓観寺で見かけた笑顔がユーモラスな破顔の主は
1木彫りの「弘吉布袋」。お腹の張り加減も絶妙。




23番蓮花院、あざやかな朱塗り、青塗りが目を引く、
本堂と弘法堂でした。ここまで華やかなお寺も珍しい。

次回は、いよいよ海を渡り、日間賀島・篠島へと巡礼に
向かいます。知多四国巡りのハイライトの一つでもあって
今から楽しみです。


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知多四国 次男と歩く 2回目

2010年10月23日 | お遍路 同行二人
知多四国八十八ヵ所めぐり。
次男と共に2回目に出発。




今回もJR新守山駅を始発(5:25)で出発。
前回終えたJR東浦駅から打ち始め。




歩き始めて1時間半、5キロくらい歩いた時、見慣れた風景が
飛び込んできました。我が家が夏になるとハゼ釣りをする半田
市の亀崎漁港。次男はいつも車でやって来る場所を歩いている
ことが不思議そうで、でも興奮してました。いつもの釣りポイント
までちょっと寄り道しました。隣の写真は今年の夏のハゼ是釣り
の写真です。同じ場所。




海岸沿いの海潮院で朝食。次男がコンビニのおにぎりやお弁当
より、お母さんのお弁当の方が良いというので、かみさんに4時
前に起きて作ってもらいました。大変ですけど、息子にお母さん
のお弁当が良いと言ってもらえるのは嬉しいのではないでしょう
か?おふくろの味は最強ですね。




ただ歩くだけでは退屈なんでしょう。次男は歩きながら色々な
遊びを考えだします。道中タンポポを見つけ、綿毛を飛ばしたり
タンポポ爆弾なるものを作り出したり、1時間くらい遊んでました。
私はずいぶん爆弾をぶつけられました。




今回も市街地が中心ではありましたが、たまにこんな風景にも
出会いました。幼くてもこんな風景を気持ち良く感じるらしく、
楽しそうに歩いてました。




訪れたお寺では入り口や山門、大師堂で次男の写真を撮る
ようにしています。




今回は13のお寺を巡りました。




まだまだ先のことは分かりませんが、八十八のお寺を次男と
一緒に巡れたら、楽しいだろうなと思います。
が、あまり期待はしておりません。(笑)




疲れがピークに達している終盤にこの階段はきつかった。




お寺では大師堂でお経を納めた後(般若心経などを唱えます)、
納経所で朱印を頂くのですが、次男と朱印を頂く時、小学生が
それも歩きで巡っているのに感心されて、ちょくちょく頂き物を
してしまいます。ここではコアラのマーチを頂き、




貝で作った手作りのアクセサリーを頂いたり、




ビスケットを頂いたり。
次男は嬉しそうにお礼を言っておりました。




今回、朝6時15分から歩き始めた巡礼は17時に21番常楽寺
で打ち終えました。巡ったお寺は13(番外含む)、歩いた距離
27キロくらい。名鉄河和線、青山駅から特急に乗り金山へ向か
いました。




乗車3分後、次男は私の足を枕に爆睡。
電車に乗って、いっきに疲れが出たようです。

次男は本当によく頑張りました。

金山に着くまでずっと頭をなでておりました。
可愛くてしかたありません。

今後、次男がずっと続けるかどうかは分かりませんが、次回は
自然の中を、その次の回では船で海を渡り、日間賀島・篠島を
巡る予定で楽しみにしているので、そこまでは続くかな?とも
思っています。どんな旅が待っているか、楽しみです。

息子との歩きお遍路、今回も幸せを感じ続ける1日でした。
感謝。





番外ではありますが、訪れた東光寺で素晴らしい大師像を
拝観しました。弘法堂内に62体の大師像。




これは「年弘法」といって弘法大師誕生からなくなる62年間を
1年1体で表したもの。赤ちゃん姿のお大師様もありました。




口・手・足に5本の筆を持って奮闘するお大師様。




15番洞雲院では徳川家康の生母「於大の方」の墓地があり、
思いもかけぬ歴史に触れることができました。




SKJの後輩の会社であり、クマノミさんのお得意様である
会社を見かけました。こんな所にあったんだ。大っきな立派な
会社でした。
コメント (2)
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知多四国 巡礼を始めてみて

2010年10月12日 | お遍路 同行二人
昨日より、知多四国巡礼を始めました。

四国のお遍路を先に始めてますし、もう半分終えていること
もあって、どうしても向こうに思い入れがあるのは仕方ないと
思いますが(そもそも四国の風土や土地柄が大好きですし)、
やっぱりいざ知多四国めぐりを始めてみると感覚が随分違い
ます。参拝者の数も少ないですし。

まだ11番まで歩いただけなので、何も分かっていないの
だろうと思いますが、今のところ八十八カ所巡りと町との
一体感が感じられません。別に四国の町がどこでもお遍路を
好意的に受け入れてくれているわけではありませんが、お
遍路の存在には違和感を感じず馴染んでいます。
しかし、知多四国は町を歩いていてもどうしても浮いている
ように感じてしまうのです。

今回、歩くにあたり、四国でお遍路するのと同じ装束を
用意はして行ったのですが、ちょっと違うなと思って身に付け
ず・・・、それでも金剛杖だけはお大師様(弘法大師空海)で
すから一緒に歩いて頂きました。

また、今回は歩いた場所は雑多な市街地ばかりで、正直歩い
ていても情緒が無く・・・、ただ町の中を歩いてるだけだな~
なんて感じてしまいます。きっと今後、南の方に下って行けば
海や山など大自然に触れ合う機会もあるのではと期待はして
いますが。

知多四国は、何も歩いて回らなくても、車で回っても良いのでは?
むしろその方が似合っているのでは?と感じてしまいました。
お寺にさえ入ってしまえば、雰囲気はガラッと変わりますし。

知多四国は巡礼・参拝することに意味があるのであって、歩いて
修行するといった概念は無いのかもしれない・・・。

お前は何のために巡礼をしているのだ!と根本的なところを問わ
れそうなのは重々承知していますが、それでも敢えて感じた事を
書いてみました。

こんなことを書いておりますが、知多四国八十八カ所めぐりは、
徒歩にて結願を目指します。きっと続けるうちに、知多四国の
良さを見つけていくのだと思います。


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知多四国 次男と歩く

2010年10月11日 | お遍路 同行二人
一昨日のブログに書いた、知多四国めぐり。
さっそく行って参りました。

小学校4年生の次男と一緒に行ったのですが、まわるお寺、
すべての参拝時に、息子と楽しく一緒に歩けるこの幸せを感謝し
お礼を伝えました。本当に幸せな1日でした。

次男が昨日から、「僕も行きたい!」と、うるさくねだるものです
から連れていくことに。今年の3月、長男を四国に連れて行き、
少しお遍路させたことを羨ましがっているようです。

私1人なら今日は30キロくらい歩くつもりでしたが、次男が行く
となるとどれだけ歩けるか心配です。10キロくらいは歩けるだ
ろう、20キロ歩けたら褒めてやれるな、歩けなくなったらそこで
中止するか・・・。もうひとつ、1日中、ただ歩き続けるだけに耐え
られるのだろうか?なんて心配しがら、知多四国めぐりの計画を
たてました。




朝4時に起きて準備開始。5時前には自宅を出発。
まだ外は暗い。次男は張り切っています。




実家に寄り、車を留めて仏壇にお参りした後、近所の新守山駅へ。




5:25発の始発です。少し東の空が明るくなってきました。






名鉄前後駅で下車し、1番寺、曹源寺に到着。
知多四国八十八カ所めぐりのスタートです。

ここで大トラブルが発生。
ネットなどで調べてたところ、歩き用の遍路地図がこのお寺で
入手できるとあったので当てにしていたのですが、何と売り切れ・・・。

マジで困りました・・・。結局、持ってきていたiPadを駆使し、マップ
とネットを使って何とか回りましたが、iPad持って歩くのは重いし、
なんだかんだいって紙の地図の方が見やすいから不便でした。




どのお寺でも、次男は一所懸命お参りしておりました。
数をこなすうちに般若心経も大きな声で唱えられるようになり、
他の参拝者から、「小さいのに偉いね」なんて褒められていま
した。




半日歩き続け、昼ごろにはやや疲れが出てきた次男。
歩くことよりも今日の超快晴による日差しと暑さにダメージを
受けています。私も随分日焼けしてしまいました。
昼食と休憩を兼ねてココイチでカレーを食べる。




写真を撮るのが大好きな次男。今回も自分専用のカメラを持って
撮りまくっています。全部で200枚くらい撮った模様。
お昼ごはんを食べたココイチを撮る次男です。




ここは9番目のお寺、明徳寺。
歩いた距離も20キロに迫ってきました。




本日打ち止めとなる11番、安徳寺。時間は15時。
納経帳に朱印を頂くとき、次男はお寺の方から頑張ってるね、
ご褒美と、手首にかける数珠を頂きました。

これで今日歩いた距離は22キロ。小学校4年生の次男には
立派な距離です。たくさん褒めてやりました。

帰りはJR東浦駅から電車に乗り、帰宅したのですが、電車の
中では立ったまま寝むってしまいました。

息子と1日楽しく歩けて、本当に幸せでした。

今のところ次男は次も行く。
勝手に行っちゃ駄目だよと言っています。


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知多四国

2010年10月09日 | お遍路 同行二人
私は四国でお遍路をしていますが、この地方にも
「知多四国八十八カ所」という200年近い歴史を重ねる
地方の代表的な霊場があります。

近々、知多四国を巡礼してみようかと思っています。

(※巡礼とは、いくつかの神社・仏閣を決まった順路で
  参拝して歩くこと。)

もちろんすでに始めて土佐(高知県)を終え、折り返しに
達している四国を歩きたい気持ちはありますが、次の歩き
始め(高知県宿毛市から愛媛県宇和島市にかけて)はここ
名古屋からはもっとも遠い位置にあり、往復だけでも2日
かかってしまい、短期の連休では気楽に行けません・・・。
(来年のゴールデンウィークに計画中)

まだ半年以上先の話で、その間、お遍路のことは忘れ
仕事に没頭しようと思っていたのですが、月に1回くらい
1日中歩き巡礼するのは心身の健康に良いのではと思い
だしました。

ちなみに知多四国は八十八カ所巡礼するのにおよそ
200キロメートル。日間賀島や篠島などにもお寺があり
海も渡りますが1日30キロしか歩かなくても1週間くらい
で歩けます。また自宅から簡単・短時間で現地まで行き
帰りできるのも魅力で、次回四国に向かうまでの間にちょ
うど結願できそう。(※結願とはぐるっと一周巡礼すること)

四国、特に土佐ではお寺に参拝することよりも歩くこと(修行?)
ばかりに気がいってしまい、本当に大切なことを見落とし
てきた気がしています・・・。次に四国へ向かうまでの間に
こちらでもう一度巡礼の意味を考え、大切なことを見つめ
なおす機会にしたいと思っています。

般若心経もしっかり勉強しなおしてみます。



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挨拶

2010年09月28日 | お遍路 同行二人
今回、お接待を受ける機会はありませんでした。

それに変わるってことでもありませんが、宿毛駅に
向かう途中、すれ違ったお爺さんに挨拶すると、
丁寧に挨拶を返された後、手を合わせて拝まれま
した。






お遍路さんはお大師様(弘法大師空海)と共に歩いており、
一緒に歩いて下さっているお大師様へのお参りだと思いま
すが、妙に恐縮し緊張しました。

お接待を受けたときなどもそうですが、私などに・・・という思い
が込み上げ、とても謙虚な気持ちになります。

お遍路が四国の人々に愛されるよう、すれ違う方には出来る
だけ挨拶をするよう心掛けています。時には向こうから挨拶し
てもらえることもあります。特に向こうから声をかけてくれるの
は子どもが多いです。挨拶されるととても嬉しい温かい気持ち
になります。

ただ、ずっと歩いていると分かってくるのですが、町や集落に
よって、ほとんどの子ども達が声をかけてくれる地域もあれば、
そうでない地域もあります。その土地の地域性がでてるのかな?
なんて思いますが、やっぱり子どもは元気に挨拶する地域が
好ましく微笑ましく思えます。

あらためて息子達に、そして自分の住む地域への挨拶運動に
取り組もうと思うのでした。


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