大阪マラソン、会場到着。
今、自分が持ってる力をすべて出し切ってくるんだゼーット!!!
そしておよそ4時間後・・・。
大阪マラソンを走り終えました。
たくさんの方に応援頂きました。
ありがとうございました。
ゴール後、電話・メール・LINE・Face bookなど様々な
手段で多くの方に連絡頂きましたが、誰1人一切返信せず
にすみませんでした、極度に凹んでおりました。(笑)
何があったかを書かせて頂きます。
大阪マラソン、3時間30分を切るどころか今年2月に
モリコロマラソンで凍える土砂降りの中を走り、坂道しか
ない難コースで出した3時間40分すら切れず結果は
3時間45分・・・。自己記録更新すらできず、自分でも
何が起こっているのか分かりませんでした。
環境は最高でした。体調はバッチリ!
天気も若干暑さはあったものの絶好のマラソン日和。
スタートしてから軽快に走れました。だいたい計画通り走り、
前半を抑えたおかげで余裕もあり30キロ付近ではこのペース
でサブ3.5に届く、大丈夫、いける!と思っていました。
33キロ、突然体が動かなくなってきた。どうしたんだ?
35キロを過ぎると1キロ7分にまで落ちた。元々30キロを
過ぎると減速していましたがこんなに遅くなった事はありませ
ん。もう走る事すら辛くなりリタイアを意識もしたほどでした
が、逃げる自分が許せなくて、とにかく歩くことなく走り続け
て無理やりゴール。その間、ずっと考え続けていたことは何で
こんなことになっているんだ? 自分は30キロの壁に悩ま
されていました。その解決策として糖質制限を知りました。
走っていれば必ず枯渇してしまう糖質エネルギーに頼らないで
走る体質にすれば、30キロの壁を越えられる。そのために
この2ヶ月、やれることを精一杯やってきました。体重も
5キロ落とした。ダッシュもやった。サブ3.5を達成したくて、
自分で言うのも何ですがやれることは懸命にやってきた。
その結果が何でこうなってるんだ・・・。以前よりも悪くなっ
てるってどういうことだ? もう、何のためにやってきたのか、
何のために走っているのか分からなくなって、フルマラソン
なんてヤメてしまおうかとも思ってしまった。
何の達成感もないゴールを終えて、その場で1時間くらい
寝転んで考えてました。
結局、先日書いた4つの不安が全部当たってしまったんだ
よな~。こう書くとそう思ってしまったから思考が現実化し
てしまったんだと思われる方もみえるかと思います。でも、
不安は不安として有ったものの何とかなるだろうと思ってた
し、30キロ地点までは達成出来ると思ってました。
これは自分のことを冷静に分析出来ていたってこと、自分の
ことを分かっていたと言うことじゃないかと思うんです。
なんせ自分の体なんだから。ここまで把握できていたのは
むしろ良い事なのではないだろうか?
私はアイアンマンレースのトライアスリートであることが
前提で、そうあるためのトレーニングに適応しちゃっていて、
そこを外してしまうと逆におかしくなるなと気づきました。
トライアスリートとしての自分の土俵内でトレーニングしな
くちゃ。
先日もアップした4つの不安。
1.フルマラソンで初めてビルドアップ走(10㎞走るごとに
1㎞ラップを15秒短縮、要は段々スピードを上げ続ける)
を試みますが、本当にそんな夢みたいな芸当が出来るん
かいな?
2.糖質制限による糖質無しのケトン体システムで思うように
42キロ走り切れるんかいな? また、いつもなら30㎞付近
で摂取するエネルギー補給食なしでエネルギー切れを起こ
さないんかい?
3.いきなり経験のない薄っぺらいニューシューズのアシック
ス・TARTHERZEAL3を履いて走って42㎞足は大丈夫か?
4.これが一番の不安なんですが・・・、ランセミナーメニュー
を忠実にこなした結果、この1ヶ月で100㎞も走っていない。
20㎞を越える長距離走もやってない。今まで大会前に得て
いたやった感・やり切った感による安心感が無い・・・。
一番キツい時に自分を信じ支えられるか?
1.ビルドアップ走が正しいと思っていますが、精神的に借金を
抱えて取り戻しながら走るより、貯金をして切り崩しながら
走る方が自分は向いている。サブ3を目指すなら身につける
べきですが、サブ3.5でOKの僕なら、なんとかなる。
2.今回に関してはまったく効果が無かった。(あくまでも僕
個人に関してであって糖質制限を否定するモノではありま
せんので誤解されませぬように。またダイエットにならめちゃ
めちゃ効果があります) 実は糖質制限を始めてから、以前
はあった体にパワーが、エネルギーがみなぎる感を感じられ
なくなっていた。必要の無いモノなんだと思い込もうとして
いましたが、今はやはり必要じゃないかと思うのでした。
3.13キロ過ぎから左足の前の方が痛みだし、終わってみたら
人差し指と薬指にマメができていた。
4.僕にはとことんドMに追い込む、周囲がアホか?と笑うトレ
ーニングが必要。色々な意味でも。(笑)
結論として、僕に糖質制限は合わない。(トライアスロンにも
向かないと思う、特にロングには) トレーニングはとことん
ドMに追い込む。今後も良いと思った事(ダッシュとかビルド
アップ走とか)はどんどん取り入れていきますが、基本的に
我流でいいや。(笑)
って言うか、自分のことは自分が一番良く分かっていて、我流が
自分に一番効率の良いトレーニング方法なんじゃないかと思うの
でした。何せ我流でアイアンマンになりましたから。(笑)
我流って表現はちょっと違うかな、良い所を自分なりにアレンジ
して取り入れて自分流にするってことです。俺流か?(笑)
ここまで考えたらなんか復活してきました。(笑)
ちゃんと次のステージへ向かいます!