いよいよやって来てしまいました、有安杏果の卒業ライブ。
杏果の卒業が淋しいのと、それぞれの旅立ちの門出を祝福する
気持ちが交差してめっちゃ不思議なテンション、きっと今、
無表情・・・。
さて朝一で発券し、ツイッターにアップされていた案内図で
確認したところ、かなりの後方席・・・。(泣)
指定席3000人の後ろの「ABCDEF」の立ち見ブロックに各2500人
(合計15000人)いて、その後ろの「あいうえおか」の「え」の
1000番台。真っ平らな会場で私の前に26000人、こりゃ本当に
何にも見えないな・・・。(泣)
でも、いいのだ! 現場にいることが大切なのだ!
いざ、東京へ。
名古屋駅から新幹線。
同じ新幹線に乗るモノノフ多数。
幕張メッセ到着。
※東京に着いてからこってりパトロールやあっさりパトロール
をしていましたが、その内容はまた後日。
さっそく入場準備。
会場入り。
予想していた場所よりもっと後ろだった。(泣)
「あ~か」のブロックは横並びの6列と予想していたら、「あいう」
が前で「えおか」は後ろだった。(泣)
おかげで最後方の隅っこになってしまった・・・。
ステージは果てしなく遠い・・・。
もうブロック内で前に行こうなどとは思わず立ち心地の良い場所に
居座りました。(笑)
でも、あ~良かった!
大型モニターがあったぞ! 100メートル先だけど・・・顔がアップ
で映ってくれたら表情が分かるかも!
ステージは200メートルくらい先か・・・影も形も見えんな。
相変わらず本当に酷い会場だな・・・まぁいいや、入れたことに
感謝感謝。
それにしてもライブ会場、いつもと雰囲気が違う。
変な重苦しさがあるし、思い詰めたような顔してる人が多い。
総じていつもの明るさが無い、仕方ないかな・・・。
ライブスタート。
杏果がインフルエンザで紅白に出られなかった時の衣装に泣けた。
over tureからのZ伝説、もういきなり全開のコール。
白い風の「そのすべてを~抱きしめるよ~~~!!!!」
では鳥肌が立ったと同時に、なんで・・・なんでこの才能が引退し
なくちゃならないんだと悲しくなった・・・。
ライブは聞きたかった良曲ばかりが流れた。
残る4人からの杏果へのメッセージ。
夏菜子の「10周年は5人で・・・」あの一言で抑えていた感情が
噴出した。堰を切ったように声をあげて泣いてしまった。
それは自分だけではない、30000人が、咽び泣いた・・・。
30000人の泣き声を私は聞いた。
会場中が「笑う」ってのはいくらでも経験ありますが、会場中が
「声を出して」泣いた、これはかなり衝撃的でした。
周囲を見回すと、老若男女(モノノフは非常にバランス良く全部
いる)皆、本当に大粒の涙が頬を伝っていました。
人生初の、もの凄い経験でした。
こんなこと、その場にいないと伝わらないだろうな。
現場にいることが、どれだけ大切か・・・。
4人が杏果に贈った曲「新しい青空へ」の中で、モノノフにも
歌う機会を準備してくれていたのは嬉しかった。この時も泣きな
がら歌いましたね、涙が止まらなかった。
いつものように、すぐにイヤモニを外しモノノフの声に耳を傾け
てくれる杏果が嬉しかった。
そして杏果から4人へ、モノノフへのメッセージ。
「私も10周年はここにいて迎えられると思ってました。でもこれ
は4人の、これからのためにこうするしかなかったから」
これを聞いた時は何があったんだ?何があるんだ?と思わずには
いられなかった。
また「ももクロはよく『奇跡の5人』と言われてるけど、私はあん
まりそんなこと思ったことなくて。この4人と、モノノフさんで5
人だと思ってます」
この「この4人と、モノノフさんで5人」は違うよな~と思ってし
まった。
まぁ、アドリブが苦手で、スピーチが得意ではない杏果だから仕方
ないと思うもの、上記の2点で、何か違和感を感じてしまい、妙な
感情が心にくすぶり続けることになってしまった自分でした。
その後、ついに杏果がステージを降りました。
あかりんの時を思い出しましたね、一緒だ。
そして4人での「あの空に向かって」。
正直、違和感満載である。
でも、これが「ももいろクローバーZ」なのである、現在の。
ライブ会場で感じたこと思ったことを正直に書いたので、何だか
不満ありありのように捉えられてしまいそうですが、とても良い
卒業ライブでした。参戦できて本当に本当に良かった。
杏果の今後の幸せを心から願いました。
また、残る4人を全力で応援しようと思わせてくれました。
そうそう、例の改名問題、エンドロールの後の砂嵐画像にキター!
と思いましたね。そんで「えっ? BEST」って思いました。
新しい名前がBEST? しばし混乱した後・・・ベストアルバムか~。(笑)
めっちゃ笑わせてもらいました。モノノフには最高の演出だったと
思います。(笑)
帰りの新幹線の中。
人は前に進むしかない。
人は変化に対応するしかない。
そんなことを考えさせられる時間でした。
それが・・・成長である。