稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

打ったあとの抜け方

2017年03月27日 | 剣道・剣術

(写真は記事とは関係がありません)

面に打ち込んだら抜けなきゃならない。
抜けることを前提に打つ前から進路は変えてはならない。
あくまで相手に対して真っ直ぐ打ち込む。
打ち込んでから横に抜けるか体当たりするかはその時の状況で変わる。

初心者、いや四、五段クラスでも抜け方の下手な者がいる。
抜けても顔は真っ直ぐ前を向いたまま抜けていくのである。
相手が追いかけてきて後ろから打たれる場合もある。
振り向いた瞬間に打たれる場合もある。
抜けなきゃならんと、いつまでも同じ姿勢のままでは駄目だ。

どう指導したら良いのかわからなかったが、
先日、師匠から良い指導を戴いた。

いつまでも相手に背中を向けて走り抜けるのは駄目。
打って抜けたら、相手のほうに顔を向けながら抜ける。
顔を向けて抜けるから相手と距離や状況がわかる。
どこで振り向いて構え直せば良いかがわかるということだ。

ただ、相手の方に顔を向くのは良いが、
身体ごと振り向いて後ろに下がって間合いを取るのは良くないとのこと。
実はこれ、私が良くやってしまう方法である。反省。


(写真は記事とは関係がありません)
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