稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

多汗症(てのひらの汗の悩み)

2016年12月16日 | つれづれ


私は多汗症です。特に掌(てのひら)が特にヒドイのです。
気付いたのは小学校高学年の時です。もっと前かも知れません。
テストの答案用紙が汗で濡れて破れたり、消しゴムで消せなかったり、
授業のフォークダンスで相手に怪訝な顔をされたりしました。

自分だけが変なんだと気付いてとてもショックでした。
少し緊張すると冬でも汗が出てきます。
ヒドイ時はポトポトと手から汗が滴るほどです。
「大人になれば自然に治るよ」と言われましたが還暦を過ぎても治りません。
恋人が出来ても手を握れないので若い頃は随分と悩んだものです。
嫌われた事もあったと思います。
薬を塗ったり電気治療もしましたが無駄でした。本当に困ったものです。

今も握手は苦手です。
緊張していなければ握手は出来ますが、「汗が出るかな?」と思った瞬間にジワ~と出ます。
握手が出来ないので今までビジネスや友達関係でも損をしたことがたくさんあると思います。
握手が嫌いなのではなく、相手に嫌な思いをさせたく無いのです。
今でも握手が必要な場面ではすごく消極的になってしまいます。

実は友人の娘さんが中学生ですが私と同じ多汗症らしいのです。
多感な年頃の娘さんだけに悩みは大きいと思います。可哀想です。
それを聞いて何だか堪らず投稿し告白する次第です。

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