
(2019年2月発売の新型デリカ D:5 のフロントマスク)
三菱デリカD:5がビッグマイナーチェンジを行なった。
現在は予約開始で販売は2019年2月からとある。
デザインは、現行のアウトドア派を一変してゴテゴテ感のある押し出し系。
その割にリアのデザインは大人しく古ぼったい。
はっきり言って嫌悪感。醜いと言っても良い。
中途半端に威圧的でアクが強く下品な車である。
昔からデリカが好きで、デザイン変更のたびに期待していたが、
今回のビックマイナーチェンジは大失敗になるのでは無いだろうか?
他には真似の出来ないデリカ特有のジャンルで勝負すりゃいいのに、
なぜトヨタのアルファードやヴェルファイアを意識したデザインにするのだろう?
野性味を追求して、シンプルな中にもワイルドな味付けにしたほうが、
昔からのデリカファンも付いてくるだろうし、競合も無いはずである。
トヨタのプリウスも酷いデザインで悪評を書いたが、
今回のデリカD:5のデザイン変更もそれに匹敵するものと思う。

(初代デリカ)

(二代目デリカ)

(三代目デリカ、私のデリカはこのタイプの年式違い)

(四代目デリカ)

(五代目デリカ)

(新型デリカ、六代目ではなく、五代目のビックマイナーチェンジ)

(左が新型、右が五代目)
五代目が12年も経っているのに、フルモデルチェンジではなく、
ベースが同じビックマイナーチェンジに留めたのは、三菱の自信の無さだと思う。
現行デザインもガソリン車でそのまま継続販売することから見ても、
新型デリカのデザインが開発陣や社内でも不評だったのではあるまいか?

(デリカスターワゴン初代、この無骨なデザインに惚れてデリカに乗っている)

(私のデリカスターワゴン、スターワゴンとしては三代目かな?)
日本の車のデザインは、モデルチェンジする度に改悪になっている例が多いと感じる。
トヨタのプリウス、同じくヴィッツ、ホンダのフィットは改悪デザインの例だと思う。
ヨーロッパ諸国の車、BMWやベンツ、ボルボなどは、
代が変わってもコンセプトは変わらずデザインも洗練されていると思う。
現行の国産車に欲しいデザインは無い。
新機能も特に欲しくない。
私は昔の車を修理しつつ限界まで乗るつもりだ。
下品で醜いマスク、残念!!
デリカファンとしては許せないデザインですね。
もっとワイルドなデザインにして欲しかったです。