稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

奈良に「とんぼ堂の工房」を作る計画

2019年03月27日 | つれづれ
20年前、千葉から奈良に越してきた時に自宅を建てた。

計画時にお袋に設計図を見せたら「私の部屋が無い」という。
お袋の言葉に深い意味は無かったのだが私はお袋の部屋を作った。
手直しの設計図を見せたら「狭い」と言われたので、
床の間付きの6畳間に計画を練り直して建築した。

お袋のわがままなら何でも聞こうと思っていた。

我が家は実家から近いので、お袋は住むはずも泊まるはずも無く、
和室はしばらく事務所として使っていたが今は倉庫になっている。

ちなみに自宅はお風呂も大きい。これもお袋のせい。
「お風呂大きくしてんか」と言われ「最大にしてくれ」と住宅会社に頼んだ。
お袋はこの風呂に数回入ったぐらいだと思う。

お母んは強い。無敵だった。

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この和室。思い切って改装することにした。

押入れと床の間を潰してフローリングにすれば10畳の作業部屋が生れる。
現在の東大阪でやっていた工作関係の作業が自宅で出来るようになる。
木刀の製作や修理、色々な木工作、電気工作、溶接などなど、
作業するたびにゴチャゴチャと混沌化する現事務所から開放される。

予算は20万円ぐらい。
仕上がりは雑でも構わない。
自分でも出来ると思うが時間が無いだけなのだ。

これが完成すれば東大阪の事務所も少しは片付く。
取り合えず良さげな業者が見つかったので見積もりを頼んでいる次第。
畳も襖も使っていないので傷んでいないが、まあ仕方がない。


(6畳間の和室、床の間や押入れを潰せば10畳の広さになる)

元々、とんぼ堂は趣味のイラストや工作関係から始めた。
ホワード(株)の中でネット販売をやり始め、退職して自営に切り替え屋号を「とんぼ堂」にした。

リフォームが完成したら東大阪の事務所は流通専門とし、
奈良は工房として工作と古物商関係をメインにしようと考えている。
そして今年は赤字から脱却したいものだ。
コメント
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