稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

長正館定例剣道稽古(2019年2月20日)

2019年02月21日 | 剣道・剣術
大阪市東住吉区の矢田中学校の体育館で毎週水曜日19時半から。
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【長正館練習生募集中】
初心者、元経験者、有段者を問わず募集中。
レベルに応じて個別指導を行います。
詳しくは長正館ホームページまで。
http://www.doujyo.net/choseikan/
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時間前にH尾二段とS口二段の剣道形稽古。
最終参加は13名、うち六段2名、七段4名。
終了は21時を少し回って内容の濃い良い稽古だった。

終了後にK川五段が来たので体育館の前の暗闇で五段の証書伝達式を簡単に行った。


(準備運動と素振りから始まる)


(I口初段とS伯七段)


(同じく)


(H尾二段とH井七段)


(F六段とK芦五段)


(K野三段とH井七段)


(同じく)


(F六段とS伯七段)


(同じく)


(C六段とS伯七段)


(同じく)


(稽古終了、その1)


(稽古終了、その2)


(稽古終了、その3)


(帰り際にプールサイドで月を撮ってみた)


【感想・反省点】

K君、来るには来たが地稽古には参加しない。
どこかが具合が悪かったからとは言うが、それはいつもの言い訳である。

躊躇したが思い切って本人とお母さんに少し説教した。
「少し頑張ってみる事を積み重ねて行かないと駄目になっていきますよ」

これは何も剣道だけのことでは無い。
これからの人生すべてに対しての取り組み方である。

少し楽をする事を積み重ねていくと人間はますます駄目になる。
出来ない言い訳を自分自身に、そして回りに言い始める。
剣道をやるから強く立派な人間になるのではなく、
言い訳など通用しない剣道稽古の中で少し頑張っていく姿勢が人間を育てるのである。

無理かな?と思う一線を少し越えることの連続で人は逞しく育つ。
少しの無理こそ成長の種なのだ。

K君、今年から六年生。これからの5年間は一生を決める人間形成の重要期である。
自他、甘えることなく真剣に自分自身に向き合ってどうあるべきか考えて欲しい。

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さて稽古。

高段者が多いと実に稽古が楽しい。
左腕のテニス肘が後半痛んだが、痛みも忘れて頑張ってしまった。

C六段には相面で負けた。彼の相面は実に速い。
相面で勝つのは無理なのか。何か方法はあるのか悩みは深まる。

H井七段には乱戦の中で出小手を打たれた。
打たれたことより、近間の激しい攻防で姿勢が崩れるのが気に掛かる。
近間になる前に何とかしないといけないのだろう。

どうも中心の取り方、中心の攻め方に問題があるように思う。
打たれたくないという意識が邪魔をするのかも知れない。
課題は多いが楽しくもある。少しの無理を楽しみ頑張ろう。
コメント
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