稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

剣道、一刀流、剣道の三部錬(2019年2月2日)

2019年02月03日 | 剣道・剣術
第一部は往馬玄武会(いこまげんぶかい)
場所は生駒市の武道館。

往馬玄武会の稽古は朝の9時半からとなっているが、
皆さん稽古熱心で9時過ぎには始まっている(らしい)。

私は10時頃の回り稽古(2分間)から参加した。
ここの回り稽古は全員と当たる。
休憩を挟んで少し基本をやってもう1回、回り稽古を行う。
色々な剣風の方がいて回り稽古も楽しい。

往馬玄武会と言っても参加者は様々である。
母体の雲耀館、大阪剣道協会、長正館、生駒一振会、奈良尚武館など、
いろいろな垂れの名札を見ることが出来る気さくな稽古会である。

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第二部は小野派一刀流(長正館)の稽古。
場所は大阪市東住吉区中野中学校格技場。

久々に人数が多く活気がある。
稽古の前にT先生と50本打方(剣道形で言う打太刀)を務める。
17時から定例稽古が始まって前半も打方を務めた。

午前中の疲れが出てきて右膝が痛くなる。
テニス肘も痛み出し集中力が無くなってくるのがわかる。
一刀流の稽古は剣道とはまったく違う疲れが出てくるものだ。
冬場はまだ良い。夏場の打方は体力と気力の鍛錬である。

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第三部は宝剣会。
場所は午前中と同じ生駒市の武道館。

行ったらすでに準備運動も切り返しも基本稽古も終っていた。
師範の石丸先生、N村五段、O畑五段、A山七段と地稽古。
最後に打ち込み稽古もした。
打ち込み稽古は苦手である。
延々とやらされた記憶が甦るからかも。


(午前中の稽古風景)


【感想・反省点】

午前の剣道稽古では、相手よりも一段上の稽古を心掛けた。
H名四段へのアドバイスは昨日書いた。
そういや、あえて無言の気迫の人もたまにいる。
しかし声は出ていたほうが良い。
大きく出せるなら出すべきだ。

一刀流の稽古では、
打太刀に対して仕太刀が10人ほど連続でかかってくるので、
個別の指導がほとんど出来ないのが勿体無いなあ・・・と思った。
ただ技と言うか、形(かた)だけ覚えていても仕方ないと思う。
少し打太刀を養成して、一対一で指導する場も増やしたいものだ。

夜の剣道稽古では、
あえて打たない時と、意識して攻めて打つ時を意識して使い分けてみた。
打たない時でもいつでも打てる気構えと身構えを意識する。
相手の動きを見極め、必要最低限の動作で制する剣道である。
なかなかうまくは行かないがA山先生には「構えが良くなった」と褒められた。

実は、1月26日の道場連盟の互礼会で、
師匠から「粕井さんもすぐに崩れるからなあ~」と
(笑いながら)言われたのがずっと気になっていたのだ。

いろいろな方と稽古すると、相手の剣風によって崩れてしまう。
まだまだ未熟。崩れない剣道を意識して精進したい。
コメント
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