稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

和歌山の「ファミリーファッションYや」さん(2019年2月10日)

2019年02月11日 | つれづれ
「ファミリーファッションYや」さんの社長さんとは、
30年近く前、ある勉強会で親しくなり、
ホワードの東京店時代は仕事を通じて交流があった。
(Yはイニシャル)

大阪に転勤となったあとは私が営業から離れたこともあり疎遠になったが、
それでも退職するまでは個人的な年賀状のやり取りは続いていた。

お店の名前は奥様のお名前からつけたとも聞いた。
愛妻家で温厚な人柄で勉強熱心で人望もある社長さんだった。

昨日、別の用事で西之庄のお店の前を通ったら営業している様子が無い。
「あれれ?閉店されたのかな?」と車を止めた。
電気は点いていてダンボールが積まれているので「倉庫にしたのかな」と思ったが、
ダンボールは食品会社の名前で衣料品店の倉庫とも思えない。

驚いて予定を変更し足を伸ばして別の店も寄ってみた。
その店は、すでにまったく異なる店になっていた。

帰ってきて調べてみた。
営業不振で2015年3月15日に自己破産されたとあった。
不況による競争激化で販売不振、店舗展開による固定費増と資金の固定化もあり
行き詰り弁護士に一任して自己破産申請の準備に入ったとの詳細である。

2009年(平成21年)3月にホワードを退職した。
そのホワードも2013年に無くなり、社員も散り散りになった。
ホワードの大切なお客様一人であるYヤさんもお店を閉じられた。

諸行無常である。社長のN村さん、お元気でおられるのだろうか?
もうお年だから現役に戻ることは無いにしろ、
ぜひ安らかな老後をおくっていただきたいものだ。

きょうは少し落ち込んでいる。



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