
試合がないってこともありますが、常識や価値観の違った方と議論することもないし、腹を立てることが少なくなりました。
あまりに激動の日々だったので、自分って、もしかすると怒りっぽかったり、了見が狭いんだろうかと考えることもありましたが、時が過ぎ、自分は基本的にはおとなしくて、平和主義者だったいうことを思い出しました。苦😅
結局、組織を束ねていると、言いたくないことを言わなくてはならないし、人が増えれば交わらない部分が出てくるのは当然のことで、
規律を口にするには自分の襟を正さなくてはならないし、周囲を納得させる姿勢であったり、結果を残さなければならないという気持ちがあった。
信頼を得ることは本当に難しいし、コミュニケーションクラッシャー対策といった組織運営にてんてこ舞いで、自分の子供を見る暇がないというイライラも募った。
実際、兄貴達の試合を見に行くだけでも、練習日が少なくなると不満を感じていないだろうかと罪悪感を感じていたぐらい。
道場が弱かった頃、兄貴達がいた頃にはそういった苦労はあまりありませんでしたが、人間というものは結果が出だすと、『欲』であったり、何事も当たり前になってしまいがちで、親も子もそうならないように、連日、苦言を呈していたような気がします。
となると、当然ストレスの日々で、本当に価値観や気の合うメンバーでやればいいと思ったことは多々ありましたが、それはただ単に人と議論することや嫌われ者になることからの逃げであり、その礎を築いた保護者や子供達に申し訳ないという気持ちでやっていたなと。
ま〜充実していたし、いろんな経験をさせて貰いましたが、お金、時間、身も心も随分と擦り減らしたものだ。
誰しも苦言なんて言いたくないし、争い事なんて避けたい。
平和がいい。
誰しもそう。
ようやく穏やかな日がやってきたって感じだな。