
既にオリンピック代表が決まっている階級とは言え、日本一を決める選抜大会のトーナメントに名を連ねました。
高藤選手はいないまでも、永山選手を含めた日本のトップを決める8名にエントリー。
何だかよく分からない感情になります。
ブログを読み返せば、そこには少年柔道時代に全国大会出場を夢見て、悪戦苦闘する我々がいます。
挫折や遠回りの日々ではありましたが、少しづつコツコツと歩み続け、よくここまで悪あがきしてきたものだと感慨深くなる。
決して強くない。センスもない。
なぜあいつが?と思われている方もたくさんいるでしょう。
全国に大悟より強い選手なんて山程いることは本人も私も自覚しています。
ただ、大悟より強いからと言ってその場にたどり着けるものではなく、勝ち切れないまでも必死になって走り続けてきたからだと思っています。
後輩達に泥臭くても続けることが大事だということや、可能性は無限であるということを身をもって教えてくれたし、また一つ、言葉に重みを与えてくれて感謝です。
ちなみに対戦相手は中学時代から雲の上のそのまた上にいた選手で、全日本ジュニアでクシャっと敗れた格上の選手。
誰と当たっても力を尽くすだけなのですが、私としては一番対戦したかった選手です。
理由は、どれだけ通用するのか、リベンジして貰いたいという気持ちと、我々からすると、スーパースターどころじゃない方の息子さんだから。苦笑
もし、開催されたら66キロ級のこともあるし会場は凄いことになるんだろうな・・。
無観客でもいいので、開催して欲しいな。
そして、一つ勝って欲しいな。