本当、見る人は見てるんです。
他道場の先生方と話をしていると、自他道場に関わらず、選手の話になります。
そんな中で、
◯◯、良くなりましたね。
◯◯、最近どうしたんですか?
と外部からの目線であるのに、日頃見ている自分が感じていることと一致した時には、
ほ〜・・よく見てるな〜・・。
と感心することがあります。
大抵は、結果で判断しがちなんです。
◯◯強いですね〜!
◯◯頑張ってますね〜!
と言われても、
いや、強くないです。いや、頑張ってないです。
というパターンも結構ありがち。
そうではなくて、目つきが変わっただとか、前に出るようになっただとか、はたまた、親を気にせず練習しているとか、課題を意識して練習しているなとか。
微妙な変化に気がつく、洞察力のある人っておられます。
そんな方だと当然ながら我が子の変化や道場の選手の変化にも敏感。
自分も見習って、我が子や道場の選手以外にも目を向けて観察しているつもりです。
洞察力のある親御さんは、子供の意識の上がり下がりであったり、子供が今どんな課題があるのかを我々と選手の会話で把握し、子供と接していることがうかがえる。
そして、こちらは、選手の練習態度を見て、
あ、スイッチ入れてきたな・・。
今日は全然気持ちが入ってないな・・。
と微妙な変化を察知して、相応の対応をする。
洞察力を磨こうとすればする程切りがなく、悩み苦しむ事も増えてしまうこともあるんですけどね。
少なからず、常に自分を省みる心の余裕は持っていたいもんだ。