先日の近畿大会を見てあらためて感じたことですが、柔道でも何でも勝負事をするに強いにこしたことはないんでしょうけど、やっぱり、ただただ柔道が強いだけではな・・と考えさせられた1日でした。
自分は、我が子に限らず、何事にも真摯に打ち込んでいる選手が好きです。
それが華麗じゃなくても、不器用であっても。
勿論、強くとも強くなくとも同じです。
坊主頭の高校生が一つの目標目指し、嬉し涙や悔し涙を流している姿は神々しく見え、また、将来はええ大人になるだろうなと頼もしく思いました。
本当に努力したからこそ悔し涙が出たり、嬉し涙が出たりするんじゃないかと。
そして、苦労や挫折を知っている人間は、人を敬い、人に優しくなれるんじゃないかと思います。
柔道をする上で、全ての人間が勝者であったり、強者にはなれないかも知れませんが、将来は、人間的に強者になって欲しい。
その為には、周囲の大人の影響が多大であることを忘れず、常に襟を正していたいと思う。