田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

あじさい寺 千光寺

2015年06月14日 | 季節の花巡り

 

先日、耳納北麓にある千光寺へ行ってきました。同名のお寺は各地にありますが、久留米市の千光寺はあじさい寺として親しまれています。

 

 曹洞宗龍護山千光寺は建久3年(1192年)の創建と伝えられる由緒ある寺ですが、30年ほど前からあじさいを植えはじめ、今では約五千株のあじさいが境内を埋め尽くしています。

 

 狭い園路を歩きながら鑑賞します。

 

 色々なあじさいが咲いていますが、品種が分かるともっと興趣が増すと思います。でも植物園ではないので、そこまでは言えません

 

 今月末まであじさいまつりがあっていますが、その間たくさんの人が訪れ、テレビの放映もあります。まつりの期間中は入園料200円が必要です。以前は車を止める場所が少なく路上駐車もありましたが、今では40台程の駐車場が整備され、誘導員もいます。地元の人たちが守る会をつくって協力しています。

 

 訪れた日は日差しが強い晴天でしたが、やや萎れた花もありました。家内はあじさいは雨の日に限ると言っていますが、雨露に濡れたあじさいは風情があります。

 我が家のあじさいです。

 

 あじさいを見ていると、何故か子供の頃に遊んだカタツムリを思い出し、童心にかえります。

 耳納北麓は久留米市からうきは市に至る、約20キロに及ぶ耳納連山の北面です。一名、屏風山とも呼ばれます。寺社仏閣や草野の歴史的町並みのほかに、焼酎の醸造直売所やワイナリー、温泉、つばき園、カフェ、ギャラリー、古民家レストラン、懐石料理、パン工房などが点在し、福岡方面からも客が訪れます。

 またフルーツ観光も盛んで、田主丸地区には60にも及ぶ観光ブドウ園があり、夏はブドウ狩りを楽しむ親子連れでにぎわいます。

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