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須磨のヒヨドリバナは早々に終わった。
フジバカマは先週、やっと開花が始まっていた。
アサギマダラ狙いの先客が行きつ戻りつしていたので
やって来た蝶もどこかに逃げてしまっていた。
今日はまだ暑さが残っているような日だったけれど、アサギマダラは三匹。
正しくは三頭と数えるのだ…のご託宣がどこからともなく聞こえてくる。
彼の地では、動物園などでは飼育している蝶等も四つ足動物と区別すること無く、数える単位が「head」だったので
日本語に訳す折に「頭」と直訳(誤訳)したのが始まり。
ただ学術論文では今も「頭」と書くのが正しいのだそうだけれど、一匹でも一羽でも間違いでは無い筈だし、その方が一般的だ。
余談だけれど、養蚕が盛んだった明治期には、蚕は家畜同様に大事に扱われ
その結果として数え方も「頭」となったそうな。
気障にアサギマダラが二頭飛んでる…などと言うよりは
単純明快、二匹飛んでる…の方が普通には理解出来る。
(2021.10.15 須磨離宮公園)
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▲ 明石公園のアサギマダラ ▲
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