HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ツツジ コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)モチツツジ(黐躑躅)

2021-04-19 | 春 赤・桃色系

一週間前の事になる。
その二週間前に、しっかりと高御位山の百間岩を登り切った女房どのの健脚に感心して
似たような一枚岩を持つ、小野の紅山を歩いた。
その記録は既に書いたのだけれど、二日経っても筋肉痛…などと言う女房どのに
荒治療だけれど軽く山道歩けば治ると、三木山。
似たような植生を期待した通りだった。
その二日後に筋肉痛は何とか治まった様だ。
















▲ おしべ10本、長短各5本  ミツバツツジはおしべ5本が普通だから区別できる。▼







コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅) ツツジ科ツツジ属 Rhododendron reticulatum
サイゴクミツバツツジ(西国三葉躑躅)Rhododendron nudipes
おしべ10本には長短がある。


ミツバツツジ(三葉躑躅)ツツジ科ツツジ属 Rhododendron dilatatum
おしべは5本。
早咲きのツツジには、自生する対馬、北九州辺りでは絶滅危惧種扱いのゲンカイツツジ(玄海躑躅)
栽培種として各地で見ることができ、有難味は薄れている。
花弁は丸みを帯びているし、白花もある。






(2021.04.10 三木山)

三木山ではまだ蕾だったけれど、雌岡山では咲き始めていた。










モチツツジ(黐躑躅) ツツジ科ツツジ属 Rhododendron macrosepalum
(2021.04.12 神出・雌岡山)

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小野アルプス・前山~紅山 高御位山周遊 高御位山回遊 花
 コバノミツバツツジ 冬芽・葉痕 サイゴクミツバツツジ
モチツツジ 一昨年のモチツツジ ヤマツツジ ツツジの冬芽



2 コメント

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とても綺麗ですね。 (こいも)
2022-03-26 02:18:24
林の子さん
コバノミツバツツジ、とても美しいですね。
雄しべは長短各5本。わかりやすいですね。
ミツバツツジの雄しべは5本。
モチツツジは花弁の模様が見えます。
それぞれがとても綺麗ですね。
これからツツジを見る時は、見どころをしっかり撮れたらと思いました。
色々見させていただきました。特徴を覚えられたらと思います。
ありがとうございます。
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現物を見るのが一番ですが。 (林の子)
2022-03-26 14:36:45
躑躅も種類が多くて、区別するのは実際に見るのが一番でしょうが
咲き始める時期、しべの数や、花弁の尖り具合などの要素でもある程度は
区別点が絞り込めるので覚えたいですね。
ミツバツツジはおしべ5本、花弁の模様(昆虫に蜜の在り処を教えるためのものなので、蜜標・みつひょうと呼ばれます)が無い。
コバノミツバツツジは名前通り、葉が少し小さいので小葉、ですが
おしべは普通長短各5本。
モチツツジは、花も大きいですが、名前通りで触るとべたべた感が半端じゃなく、毛も多い。
画像だけからはわからないですが、実物を触ってみればすぐわかると思います。
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