HAYASHI-NO-KO

常念岳頂上からの穗高

小野アルプス・前山~紅山

2021-04-09 | 番外編 風景など

『山高きが故に貴からず 樹あるを以て貴しと為す。人肥えたるが故に貴からず、智有るを以て貴しと為す。』
山歩きをしていた頃は、その言葉の真の意味などどこかへ追いやって
山は高くないといけない、1000㍍に満たない六甲山はトレーニングの場所だし
3000㍍級を2週間かけて歩くのが俺たちだ…などと、豪語していたのはやはり若気の至り、だったのだろう。
今にして思うのだけれど、先日の高御位山もそうだったけれど
今日歩いた小野の紅山歩きだって、一日10000歩を平地で歩くことの楽しみとは全く違った
非日常の楽しみを感じさせてくれるものだと改めて実感させられた。
標高200足らずだけれど、取り付きから35度の傾斜があるとされる一枚岩を文字通りよじ登っての山頂。
真下には山陽自動車道をトラックが疾走している。
麓に下りて駅までの里道歩きも、歩いた山道を下から眺める楽しみの一つ。
車でサッとその場を立ち去ったり、時間を温泉でゆっくり汗を流して…などは、私の性には合わない。
駅までは小一時間、帰りの加古川線電車まで充分時間はあると、
田んぼの麦が育ちつつあるのを眺めながら
残った水を湧かして珈琲タイムにした。

 
▲ 林道に入る手前のたんぼ道では幾つもの雑草、山に入れないから諦めた。
林道に入ると咲き残っていたヤマザクラ、ガマズミをこの距離で見るのは初めてだった。▲
 
▲ 加古川線小野町駅から林道歩き30分で前山 サルトリイバラやガマズミ
勿論コバノミツバツツジは道の両側に咲きこぼれていた。▲
 
▲ 至る所、コバノミツバツツジ  最初のピーク前山から、愛宕山・安場山方、遠くに高御位山が見えた。▲
 
▲ とにかく菫が多かった。左はシハイスミレ(紫背菫)  右はニオイタチツボスミレ(匂い立坪菫) ▲
 
▲ 惣山の東にある総山 ギフチョウ採取禁止の看板があちこちに掲げられていた。▲
 
▲ 惣山山頂 198.8㍍で今回の山行の最高峰。ギフチョウが自分のテリトリーを主張するかのように幾つも飛び交っていた。▲
 
▲ 惣山で見かけたギフチョウ 熊蜂を追い回していた。 右はまだまだ草丈の低いヤマツツジ。▲
 
▲ 昼食を摂った、惣山北尾根にある展望台(山頂から200程度北)からの眺め。
左は越えてきた東方の前山(テレビ塔) 右は今から登る予定の紅山の南斜面。▲
 
▲ コバノミツバツツジと同じく、至る所に咲き始めていたアオダモ(タゴ) ▲
 
▲ コナラの雄花序  右は惣山からの下りでは辺りが急に明るくなるほどの山吹の群生に出会った。▲
 
▲ まだまだ余裕… この後はやはり岩に手を置くことになる。 ▲
 
▲ 紅山南面の岩場  右側の画像は、東に位置する惣山からの谷を隔てた眺め ▲
 
▲ 今回の最終目的はこの紅山南面の一枚岩歩き、山頂の標高は182㍍  ここでもギフチョウが飛んでいた。▲
 
▲ 紅山を下り、麦が育つ田んぼ見ながらのんびりとお茶、ツクシがまだ残っていた。 右はハルタデ。▲
 
▲ ミツバツチグリ  アリアケスミレ ▲
(2021.04.08 小野 前山~紅山)
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高御位山周遊 高御位山回遊 花 

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2 コメント

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わぁ~すごいです。 (こいも)
2021-04-10 10:53:55
林の子さん
山と言ったら高尾山にしかいったことがありません。
色々な樹々や草花を見ながら山を歩くのは素晴らしいですね。
ギフチョウがいたり・・・まだ見たことがありません。
植物もとっても美しいです。
35度の傾斜がある一枚岩を登ったのですか~?
見ただけでも恐いです。良くこのようなところを登れますね。信じられません。
でもときに可愛い昆虫や美しい植物に出逢うと元気がもらえるのでしょうね。
素敵な画像を見させていただきました。
ありがとうございます。
懲りずに… (林の子)
2021-04-10 17:09:52
標高200程度の山は、高さがない分上り甲斐もない…と小馬鹿にする人も多いのですが
近場で電車降りてすぐに歩き始められるので気楽に歩けます。
それでも平坦地の歩行とは違うので、使う部位も違い、
筋肉痛が残っていると言うので、ほぐすために?今日も10000歩いてきました。
家族連れも楽しめる公園の外周が小高い山道なので安心して歩けました。
晴れが続いて新緑が気持ちいいし、ツツジもスミレも…です。
ただ歩くだけだとつまらないので尾根道や谷筋を適当に歩き回り、
二日前に歩いた山なみを、田園の向こうに見るのは楽しいことです。
帰りにどら焼きと蒸しドラ買って帰りました。

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