HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ロウバイ(蝋梅、蠟梅、臘梅、唐梅 時にワロウバイ・和蝋梅)

2022-03-26 | 春 黄色系

▲ 遅れて咲いた森林のロウバイ ▲

須磨にあったロウバイ 昨年、枯死してしまった。
そう書いたのだけれど、基部から出ていた細い幹が復活して花を咲かせている。
違いがはっきりと説明できるものだから
ソシンロウバイを熱心にお撮りになっていた方にも
この花を撮っておいてください…とお願いした。































(2022.02.04 須磨離宮公園)

ウメが咲きそろい始めた須磨離宮公園の梅園。
ロウバイは座を譲るように最終盤。








(2022.02.28 須磨離宮公園)

時折陽射しが戻ることはあったけれど、冴え冴えとした空気の中の早春の標高400。
蝋細工の艶はなくなっている。










(2022.03.20 森林植物園)

やはりこの色合いがロウバイ。
混じりけがあるのがロウバイ。
















ロウバイ(蝋梅、蠟梅、臘梅、唐梅 時にワロウバイ・和蝋梅)ロウバイ科ロウバイ属 Chimonanthus praecox
トウロウバイ(唐蝋梅) Chimonanthus praecox 'Grandiflora'
(=Chimonanthus praecox var. grandiflorus)
ソシンロウバイ(素心蝋梅) Chimonanthus praecox f. concolor
(=Chimonanthus praecox f. luteus)
(2022.03.25 森林植物園)

【ロウバイ 考】
ロウバイは薄い黄色の花弁(剣弁と呼ばれるように尖っている)、内花被片の濃い赤紫
ソシンロウバイと呼ばれているものの多くは外花被片、内花被片は黄色
その中にマンゲツロウバイと呼ばれているものもあって花弁は丸みを帯び、内花被片は黄色
花弁の様子、内花被片の色などを見ていると、明石公園の花は、外花被片は丸みを帯びたもの
尖ったものが多く混じり、内花被片の赤紫が目立つもの、薄くて目立たないもの混じっている。
そのことからも「ロウバイ」の名前が一番近いのかと考え始めている。

 
▲ 明石公園の花 ソシンロウバイとは思えない内花被片の赤紫だが年々薄くなっている。これをロウバイと呼ぶのを躊躇していた。▲


▲ 須磨にあったロウバイ 昨年、枯死してしまった。▲
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明石公園の花 須磨のソシンロウバイ ソシンロウバイ 
ロウバイ ソシンロウバイ



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