岡崎静夏選手は現在もロード
レースで活躍中。
岡崎選手が世界選手権に参加
した時の体験談が貴重だ。
世界トップライダーは、一つ
のコーナリングでも固定フォ
ームではなく、少しずつポジ
ションや体制を変えながらコ
ーナーをクリアしていた。
これ、実は全日本でもそう。
昔のノービスでさえそう。
乗れる選手はクラス関係なく
みんなそう。
一つのコーナーでさえも固着
姿勢などはあり得ない。
一般公道では、直線だろうと
旋回だろうと一切体制を変え
ない超絶固着姿勢が大流行だ。
特に「バイク女子」と呼ばれ
て浮かれている連中。
揃いも揃って、恥骨をシート
に押し付け、尻を出して腰骨
を反らし、上体そっくり返り
で直立硬直ガチガチ固定。
本当に石灯籠のような載り方
をする。
それでいて、疲れただの手が
痺れるだの言う。
自分の載り方が乗り方になっ
ていない、と自分を問う事は
しない。
よせばいいのに、男たちもそ
れと同じ載り方をしている連
中だらけ、という信じがたい
時代になった。
そりゃナイフで鉛筆削れない
どころか、手の指を小指から
親指まで滑らかに握り開きが
できずにグーパーしかできな
い世代というのは本当なのだ
なぁと感じる。
要するに、身体が全く使えない。
スポーツとかやらないし、努
力もしないのだろうなぁ。楽
な事ばかり求めて。
でもって「楽しいから個人の
自由だろう。誰にも迷惑かけ
てない」とかが常套句。
レベルひっくぅ!
というか身体能力が低い以前
に、意識のレベルが低すぎる。
レーシングライダーはそうした
レジャーで移動二輪に載る種族
とは全く異なる。
モーターサイクルをスポーツの
中で駆使するアスリートだから
だ。
ただの新製品好き、BBQ好きが
ガチキャンパーぶるのとは訳が
違うのと同じ。
世界の本間ちゃんがいくら動画
で極めて大切な事を言っても、
今の人たちには響かんよ。
重要性が認知できないのだから。
レース以前に、二輪乗りとして。