渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

錆びやすい鋼

2020年09月07日 | open


中華大陸製の彫刻刀、少し使わないと
もうサッビサビのさびりんこだ。

研磨して錆を落とすことにしたが、酸化
第二鉄がマダラに侵食を開始している。
チンキン錆が広域化したような錆で、非常
に宜しくない。悪性の錆だ。


よく切れるのだが、鋼の質性は良くない
なあ。中国製の現時点での限界か。
銃弾の発射薬とか、火薬はいいの作るのだ
けどなあ。ゴムなどの重化学工業製品と
か金属とか、中国はまだまだ旧西側先進国
には及ばないですね。日米独には。
中華料理は北京も四川も広東も最高なん
だけどなあ。
まあ、突き抜けた日本の鋼と比べたら、
世界中どの国の鋼も可愛そうなんだけど
さ。
鋼の良質性で日本製に真っ向から対抗で
きる国は、スウェーデンとドイツだけな
のだから。


左3本の角、丸、浅丸以外は錆切りをした。
昨日は湿気が半端ないので、日本刀はいじ
らないようにした。


刃味のテスト。切り試しをしながら刃先は
仕上げて行く。


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