珍しいMGCのsmマークのある
上質メッキのSAA。1977年の
第二次規制後モデルだ。
この1977第二次規制により、
金属モデルガンは壊滅状態に
追いやられた。
シリンダーにはスリットが入れ
られた。シリンダーが破裂する
ので実弾装填はできない。
する馬鹿はいないが。
何とバントライン・スペシャル。
何とバントライン・スペシャル。
でも銃身が曲がってる(笑
理由は不明だ。
エジェクターチューブとゲート
のみ上質金メッキに交換してる。
曲がってないバントラインの
曲がってないバントラインの
フレームも持っている。
この下のフレームはメッキを剥
がしたのではない。
MGCのモデルガンの製品ライン
のうち、1971年からの一般的な
安物メッキモデルだと、触って
いるうちにやがてメッキが剥げ
てくる。これ定番。
結果、『続・夕陽のガンマン』
のトゥーコよろしく、数丁から
チャンポンで程度が良く作動性
がいいパーツを組み合わせて
ニコイチならぬ数個イチのよ
うに一丁を組み立てたりした。
このバントラインもその一つ
だ。
メッキの処理の違い3種。
ハンマー部分は一般的なMGC
の71年仕様の通常メッキ。
ハンマーピンは後期型。
竹の丸い菜箸みたいな形の物。
メッキ処理はボルトやナット
のネジのメッキなどと同じだ。
すぐ剥げる安物メッキ。
コクサイやCMCのメッキとは
雲泥の差だ。
シリンダーとフレーム部分は
MGCのラインナップのうちの
上質メッキ。
ゲート部分は最上級金メッキ。
たしか18金メッキあたりでは
なかったか。
面白い現象がある。
MGCのSAAは、ハンマーを
起こした作動音はチャココン
という曇った音だった。
だが、硬質な上質メッキとシ
リンダースリットの音響によ
り、まるで実銃SAAのような
作動音がこの個体はするのだ。
そう、あたかも68年金型の
CMCのSAAの澄んだ音のよ
うな透き通るように響く音。
MGCのSAAでこれはとても
珍しい。msマーク付与後間も
なくMGCはSAAを製造中止し
ているので、これまた珍しい。
しかし、一体何丁SAAを持って
いるんだ、俺。
大分手放して数を減らしたのに、
今でも180連発以上ある。
CMC1968年金型の1973年
モデル。小6の正月にアメ横
東京CMCで購入した。
MGCのSAAは内部機構が実銃
と異なり、デフォルメされて
いるため、ハンマーロックの
際にシリンダーが空転した。
CMCのSAAは実銃通りの
作動をした。
結果、ファーストドロウの練習
にはCMCを多用した。
豚鼻と呼ばれる銃口からガス
が抜ける仕組みの構造。
所持合法。
但し、現在製造は不可。