渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

映画『エクペンダブルズ2』

2021年01月17日 | open


エクスペンダブルズ2(2012年)

うかつにも公開時に劇場に観に行って
しまった(笑)。
最初から最後まで終始荒唐無稽な
ドンパチ映画だ。
スタローンが主演の映画はすべてそう。
あんまし頭良くない。

このシーンは、作品の冒頭、ネパール
にスタローンの傭兵部隊が潜入し、
人質を救出するシーンだ。
人質救出後、ノペーッと建物屋上に
スタローンたちは姿を現す。
これ、現実ならば、全員即敵に射殺
されている。
しかし、スタローンたちは絶対に死な
ない。棒立ちのまま銃を撃ち、敵を
全滅させる(笑)。

スタローンの頭の中は俺ツェエエエエ
の中2だから絶対に死なない。
一番彼の出演作で良かったのは『暗殺者』
(1995)だった。
しかし、あの作品でもアントニオ・バン
デラスに演技食われまくりだったが。
あの映画はバンデラスの映画。
本「エクスペンダブルズ」シリーズは、

傭兵たちが全くどう逆立ちしても傭兵
ぽくないところがミソ。
やはり、スタローンがシーガルと並ぶ
ド大根だからか。
「ちょほいとまちなー」の日活映画と

いい勝負のシリーズだ。

傭兵部隊はネパール軍をけちらして

飛行艇で脱出する。
さっきまで地上戦闘していたスタローン
が突如として飛行艇に乗って部隊を
救出しに現れる。


飛行艇は大砲で桟橋もろとも敵大部隊
を全滅させて、ダムを超えて飛び立つ。
あれ?左のエンジンは?(笑)
てかエンジンが上と下逆になってるし。
なんでこんな手抜きCGなのか。
いやはや何ともオソマツ過ぎる。
全編こんなチープで出鱈目な作りの作。
幼稚だよね、スタローンの作品て。
伝説の漫画シーン「ちょろいもんだぜ」
とても秀逸に思えてくる。
だが、漫画『ドーベルマン刑事』の

ルガー・ブラックホークのシリンダー
スイングアウトを超える作品は、たとえ
映画作品だろうと世界中ではまだ登場
していない。




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