こういう活動は素晴らしいと感じます。
ただ、これは「弓術」ではなく「戦弓」
というもの。
「弓道ではなく弓術」でもないのです。
「弓術ではなく戦弓」。この説明のほう
が、まさに文字通り正鵠を射るのでは。
記事を書いた記者の表現は、読むと、
どうもスッキリしない面があるにはある
ように見受けられます。
現代武道の「道」か古流武術の「術」か
の違い以上のものが「戦弓」にはあるか
と存じます。
射撃に喩えるならば、定点競技射撃と実戦
訓練のコンバットシューティング程の差が
ある、と。
コンバットボウ、バトルボウが戦弓です
から。
文礼全てを含む「弓術」ではなく、武射
の事を戦弓といいます。
戦弓には形骸化した流派の「形(かた)」
などはありません。