1962年のある日、隣りの家
にオートバイに乗った人が
来た。
帰る時にエンジンをかけ、
回転を上げる時に見ている
と、左側のグリップをひね
っていた。私はスプーンの
左持ちを矯正されていたの
で、あれ?こちら側で何か
回していると思った。
その記憶は鮮烈だ。
確実に左をひねってエンジン
音を目黒川沿いに轟かせてい
た。
音は爆音。ドゴババゴォン
という音だった。
マシンは古いインディアン
だったのだろうと思う。
これはシーン逆焼きかもしれ
ないが。
1962年のある日、隣りの家
にオートバイに乗った人が
来た。
帰る時にエンジンをかけ、
回転を上げる時に見ている
と、左側のグリップをひね
っていた。私はスプーンの
左持ちを矯正されていたの
で、あれ?こちら側で何か
回していると思った。
その記憶は鮮烈だ。
確実に左をひねってエンジン
音を目黒川沿いに轟かせてい
た。
音は爆音。ドゴババゴォン
という音だった。
マシンは古いインディアン
だったのだろうと思う。
これはシーン逆焼きかもしれ
ないが。