渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

では私たちはどうしたか

2021年08月02日 | open
 
で、「お願い運動」ではなく実際に何を
やったか。
過激な社会変革運動は控えて、モーター
リゼーション健全化を目指す領域で、
効力ある行動をムーブメントの全国
展開
で私たちは組織した。
現実には、四輪車と二輪車高速料金が同一
だった
不公平な社会を実際に変革した。
これは、1万6千人の原告となったライダー
たちの裁判闘争として、現実に世の中を
変えたという歴史的成果となって今に残
る。
あの時、私たちライダーが行動していな
ければ、の二輪車に対する不公平
極ま
りない時代が過ぎた今でも世の
中変わっ
てはいなかっただろう。
いくら「お願い」などお上にしてもダメ
だ。合法的に黒白をつける場へ。しかも
それを社会運動として全周から包囲する。
 
裁判準備から現実的な変革の成果まで
5年
の歳月を要した。
ライダーたちが、自分たちの手で環境
を実際に現実として
改革した事は大きい。
シビリアン。
本物のムーブメント。
それは、オートバイルネッサンスとなり、
原告団に参加していない多くのライダー
たちからも賛同を得た。
全学連たちが全国の歩道の敷石をアスファ
ルトに変えさせた「僕たちの失敗」より
も、ずっと人の為になる変革の歴史を
二輪
乗りたちが日本の歴史に刻んだ。
リバティ。
これがムーブメント。
 

この記事についてブログを書く
« 底辺の魂 | トップ | NGK DX »