渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

切り線

2020年08月24日 | open


「切り」の角度などは無数にある。
45度などと固定観念を強要するほうが
どうかしている。
居着きは武術ではない。
但し、真っ向のみは一点だ。選択肢は
一つしかない。正確に真っ直ぐ。
左右に微塵たりともぶれずに真っ直ぐに
振り下ろす。刀線も刃筋も。
しかし、これができてないことが多い。
フスマを刀身の厚みより左右1ミリだけ
広く開けて、その隙間を正確に切り下ろ
すことできますか?
刀身を一切フスマに擦過させずに。切っ
た時も止めた時も。
千回やって千回出来ないと出来るとは
ならない。
私は出来ません。

あ。
そういう稽古は模擬刀でやってくらはい。
フスマ壊すから、ダンボールのほうが良い
だす。

とにかく、固定観念で凝り固まるのは
ダメっす。そこで終わりだから。
そもそも、切り合いの時、隙を突く際に
「その角度」なんてのは無いから。自在
にどの角度からでも切り込めないとなら
ない。
当たり前のことなんだけどなあ。
どうかしているぜ。

♪どうかしているわ
てのは聖子ちゃんの「夏の扉」ね。
財津さんの曲。
あの時のタイムリーの聖子ちゃんはとて
つもなく可愛かった。
あたしゃ一番好きなのは「制服」だけど。
ユーミンと松本隆の傑作だよ、あれは。
あの曲の音符構成は天才か?とか思うけ
ど、作った人ユーミンだからあるよなあ。
何故B面?!とか思っただよな、当時。
今の聖子ちゃんで聴いたらダメだぜ。
歌い方に色がつきすぎてるから。
昔の当時の時代のひたむきさがある彼女
独特の歌い方がいい。

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