渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

ベンチメイド DA44

2020年06月24日 | open


ベンチメイドのフォールダーだ。
ベンチメイドはブレードシルエットが何
ともいえない品があると思う。

最近のフォールディングナイフはライナー
ロックにこのクリップが基本。



私の目は変な目で、製造出荷後60年に
なろうというのに、ほぼ老眼が出ていな
い。仮性近視用の眼鏡をかけたまま本の
文字を読むのはきついので若干老眼が出て
いるのだろうが、眼鏡を外すとものすごく
細かい所まではっきりと見える。

このU.S.A 470の極小文字がくっきり見え
るどころか、ブレードの小刃のグライン
ダーの砥石目まで克明にくっきり肉眼で
見える。年齢からしたら変な目だと思う。


この極細部まで肉眼で見えるというのは、
非常に助かる。
まず、日本刀が見える。細かい錵(にえ)や
匂(におい)まで鮮明に。
錵匂だけでなく、映りの様子や鋼の働き
や景色そのものがくっきり見える。
これは非常に有難い。

そして、細かい部分が矯正無しで見える
というのは、研ぎの時にとても役に立つ。
裸眼で研ぎの状態の極小部分の状態まで
見えるからだ。ぼやけていては研ぎになら
ない。
ルーペを使えば刃先などはどんな目でも
見えるが、範囲限定になってしまい、全体
からの俯瞰ができなくなる。

このアンバーアイの変な目、歳を取るに
つれて、役に立ってくれている。


但し、どういうわけか異様に日光に弱く、
昔から外ではGペンの線一本の目にしな
いと眩しくてやってらんない。外出時に
サングラスは必携だった。
四輪車の運転は、最近の車はUVカットの
フロント仕様なのでまだよいが、バイク
の場合はヘルメットがクリアシールドだ
と日中は辛い。どうしてもライトスモーク
のシールドやバイザーが必須だ。
昔はバイザーがなかったのでクリアシー
ルドだけの時は辛いものがあった。

外ではきついぜのショボ目状態。


今の時期、マスク必着なので、ちょいと
した外出もこうなる。


こりはこれでドカヘル被ったら学生の時
の集団行動のまんまやんけ(笑)。
ところが、今の時期、白バイも皆これ。
どっこい大作ですな。
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