渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

環境

2021年12月15日 | open


最高の環境は、自邸敷地内に稽古場
の武道場があって、大型ガレージが
あって、工作工房があって、撞球室
があるような家だ。ついでに庭内で
鴨狩りの銃猟までできたりしてさ。
そんな家、普通ねーよ(笑
あるとこにはあるのだろうが。
明治時代の財閥や華族の邸宅など
では。


旧岩崎邸撞球室。

ビリヤードルームだけで、今の多く
の都市部の一般戸建て民家よりも
大きい。

アメリカでは各家庭にビリヤード
テーブルがあるが、これは広く敷地
面積を取れる住宅事情による。
明治以降世界有数の撞球王国であっ
た日本で家庭用撞球台設置が少ない
のは、一重に住宅の面積規模が小さ
い事による。
日本では皇族がビリヤードを嗜むの
は素養として伝統的に明治からずっ
と行なわれているが、戦前から日本
人選手は世界選手権でも上位に食い
込んでいた。
韓国と台湾は日本の統治時代にビリ
ヤードが盛んになり、現在では日本
を凌ぐ選手を輩出している。
特に台湾では、国技かのように撞球
が扱われており、幼少からの撞球教
育プログラムもしっかりしている。
台湾人、韓国人に日本人は撞球で
勝てない。
そして、中国。
近代化政策により、近年かつての
器械体操やバレーボール等のオリ
ンピック競技のように撞球に力を
入れ始めた。
今、ビリヤードでは、中国選手が
むっちゃくちゃ強い。
オートバイの選手はまだ日本人の
ほうが中国人より遥か先を行って
いる。

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