渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

モデルガン

2020年06月09日 | open
 


1971年10月、銃刀法が改正され、玩具
であろうとも金属製のモデルガンは白色
もしくは黄色(金色は可。銀色は不可)に
着色の上、完全に銃身を閉塞しなければ
所持できなくなった。
 
私は涙ながらに断腸の思いでそれまで
揃えていたモデルガンを適法所持できる
ように対策した。
 
この可愛そうな姿。
鉛を鋳込んで銃身から発射ガスは抜け
なくなり、あり得ない金色になってしま
った。




名器、MGCのピースメーカーもこうで
ある。
まだ沢山対策したモデルがある。
違法品は持っていない。


これをする哀しさをどれだけの人が理解
できるだろうか。
 
現在、エアソフトガンのガスガンにおい
て金属製スライドやフレームが海外製品
で販売されている。
組み込んだら銃刀法に抵触し、違法とな
る。
私は一切金属スライドのガスガンを持た
ないが、サバゲ月例会でも、金属スライド
組み込みのハンドガンの持ち込みは厳禁
という規則になっている。特に広島。
正解だと思う。
違法品は携帯禁止ではなく、所持その
ものが銃刀法で禁じられているからだ。
 
マスコミはモデルガンとエアソフトガンの
区別が全くついていない。
被告人を被告と呼ぶような人たちだ。
ナイフは全て「サバイバルナイフ」として
まるで凶器のような取り上げ方をする。
バカな事をしでかすバカチンも多いが、
マスコミのあの不見識にもほとほと嫌気
がさす。
「作為性」。
マスコミの体質を一言で表現するならそれ
だろう。
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