赤線囲みが広島県。一番近い愛媛県は
三原市から数キロ先の海上だ。
広島県の尾道三原から呉沖にかけては
瀬戸内海随一の多島地帯だ。
景色もすばらしい。
昨年の正月に、友人たちと広島県の島の
最果てを超えて愛媛県まで行ってみんべ
という話になり、連れ立って行ってみた。
真冬に朝5時出発。極寒だったが、実に
楽しい一日だった。
島を道路続きに六つ超えて、七つ目の島
が愛媛県今治市の岡村島だった。
そこから先は道路が無いので、島を一周
してから本州に戻った。
こういうのが観られるかなと思ったが、
海を見つめていても残念ながら遭遇しな
かった。
自家用の船を出して瀬戸内で釣りをして
いる時のほうがこの光景には出会える
ようだ。
魚が釣れなくなったら、こいつがザブン
と出て来て呼吸をしたりする。
もんのすごく生臭い。優雅とか荘厳とか
いうもんじゃないすよ(笑)。
この世の物とも思えない程に臭いの。
それでも瀬戸内の海は良い海です。
海と沿岸が国立公園となっている。
三原沖にはクジラの仲間のスナメリ
も回遊している。こいつがまた非常
にかわいいし人懐っこい。ボートなど
をイルカのように追いかけて来ます。
顔は「おばけのQ太郎」のO次郎みたい
な顔をしている動物です。
あとね、ここらの海はエイがかなりの
頻度でジャンプする。
ステルス爆撃機のようなシルエットで
シュバーンとジャンプしている。
この海には豊富な魚介類とカニとウニ
と多くの鯨がいる。鮫もウヨウヨいる
が、それだけ餌となる魚が豊富だという
ことだろう。良い海です、瀬戸内海。