髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

日ハム観戦記 CSの夢はついえてトホホの夜は酒も不味し

2019-09-10 22:28:11 | 北海道日本ハムファイターズ

2019/09/10(火) 第23回戦(東京ドーム)11勝12敗0分|シーズン通算59勝66敗5分
北海道日本ハム2-10 千葉ロッテ


【勝利投手】石川(6勝5敗0S)【敗戦投手】ロドリゲス(6勝6敗1S)

【本塁打】(ロ)マーティン12号2ラン(2回・ロドリゲス) 
     (日)なし

   

<スタメン先発のロドリゲスは集中打を浴びて5失点降板>


先発ロドリゲスは好調な立ち上がりを見せましたが、2回不用意なマーティンへの一球が命取りになりました。本人は「不運」が付きまとったその後の失点かも知れませんが、所詮はローテの穴を埋める脇役投手ですから、自ら運を呼び込む力がないのは仕方がないでしょう。
やはり目標のあるチームと追い詰められたチームでは、勢いの差は歴然でした。
相手投手の石川は気合も十分で強気のピッチングを展開していましたから、2回2失点の時点でこの日の敗戦は濃厚となり、4回の3失点に繋がったわけですが、この試合は投手が連打を浴びたから負けたわけではなく、スタメン起用の時点で負けは決まっていたとも言えます。

3連勝の流れを変えたのは深謀深慮に欠けた監督自身であり、発する言葉では「まだまだ諦めない!」とは言っても、スタメンでは宇佐美を捕手に使いチャンスメーカーとして希望が持てない中島卓を使ったのは大きな間違いでした。
この一年間を振り返れば、エラーからの敗戦がほとんどであり、これもやはり守りに徹した野球を貫くことが出来なかった監督とコーチの責任です。

今季は十分にCS圏内にいても不思議ではない働きを選手はしていましたが、固定をされない日替わりの選手起用では、エラーが出るのは当然であり、それを止めることが出来なかった球団の選手獲得力もBクラス陥落の理由の一つでしょう。

今日の敗戦と試合内容を見る限りでは、来季の栗山監督残留の可能性は消えたと思われます。
様々なことにチャレンジをしたのは、今後に繋がる道を切り開いたとはいえ、「策士策に溺れる」の感は否めず、来季は2023年を見据えた長いスパンで、新たなチームつくりに着手すべきです。

球団首脳陣はチームが程度の結果を出したなら、栗山監督の続投を範疇に入れて、次期監督の稲葉新監督への禅譲を念頭に置いていたのかも知れません。
しかし、ここに来てチームが崩壊をする結果となったなら、それも現実的には絵に描いた餅となり、2022年までは新た監督を迎え入れるしか道はないと思います。
いずれにしても来季は東京オリンピックがあり、長いロードでの戦いを強いられますし、新たな有望投手が一朝一夕に登場するはずもないので、チーム自体は棘の道が待っていること予想されます。

何かしら嫌な予感がする今後の日ハムですが、打線自体は他のチームと比べても遜色はないので、メジャーから有望な投手を獲得するしかないのでしょうか。
ダルビッシュが戻って来たなら、希望が大きく開けるのですが.....。