髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

なでしこジャパンW杯前の欧州遠征~ドイツ戦は2-2のドロー

2019-04-10 13:49:19 | なでしこジャパン

なでしこ、ドイツと2―2ドロー W杯メンバー発表前最後の試合


〈果たして何名がなでしこジャパンの代表としてのこれるのか?〉

フランスとの試合は1-3、昨日のドイツ戦は2-2だったが、現状では世界ランク8位とはいえベスト10にも入れないのが今のなでしこの実力ではないでしょうか。
アメリカ遠征でもアメリカとは2-2の引き分けでしたが、イングランドには手も足も出ないという試合をしていましたが、今の欧州勢は女子サッカーに力を入れて来たので、W杯に出場しても今回与えられた課題をクリアしなければ、決勝ラウンドで勝ち抜くのは非常に難しいでしょうね。
昨日のドイツ戦もいわば相手キーパーの凡ミスから得た2点ですから、冷静に試合内容を判断しても実力の差は歴然と言えるでしょう。
ゴールキーパー平尾のファインセーブが無かったなら、大差をつけられての負け試合だったと思いますが、ことごとく中盤でプレッシャーをかけられ、ボールを奪われる展開はフランス戦と同様でした。
ボランチの選手はボールを保持した時点の技術が足りず、まだまだ世界上位チームとの差は縮まっていないです。
しかし、後半83分に交代で入った猶本光選手が入ると、ファーストタッチでボールを動かせるようになり、一筋の光が見えたようにおもいました。
浦和からドイツチームのフライブルクに移籍し、“猶本らしさ”を武器になでしこジャパンでのW杯を狙っていますが、彼女は外すことは出来ない選手だと思います。

〈2019/04/06  欧州からは猶本光選手と熊谷紗希選手選手が合流しトレーニングに参加〉


目立った選手では、後半足を痛めて交代をしたDF清水梨紗、トップ下で良い動きを見せ1得点をあげたMF長谷川唯選手、後半に出場したFW小林里歌子選手、チャンス
には思い切ったシュートがある中島依美選手はW杯は当確でしょう。
あとことごとく体を張って相手のチャンスの芽を摘むプレーが目立った、DF熊谷紗希選手は勿論外せませんが。

〈代表当確を思わせるプレーが目立った清水梨紗選手〉


今回の遠征で判ったことは、左サイドの弱さでした。
ほとんどの攻撃は左サイドの裏を狙われての攻撃でしたから、このポジションの修正が必要でしょう。
長友佑都までとは言わないまでも、足が速く試合の流れが読めるDFが欲しいですね。
6月のW杯開幕までは残り二カ月を切りましたが、果たして今回の大会でベストエイトはともかくベスト4に残るのは可能なのでしょうか。




猶本光 心機一転ドイ・ツフライブルクで再スタートを

2018-08-15 10:20:04 | なでしこジャパン


知らなかった

猶本は浦和からフライブルクへ。

なでしこ猶本光、ドイツ移籍の覚悟。尊敬する安藤梢からの教えを胸に。



そしてアメリカ遠征に何故いかなかったのかも

Twitterを見逃していましたことも(;'∀')

アメリカ遠征に帯同しなかったのは、やはり足首の調子が思わしくなかったから。

7月23日

 今回アメリカ遠征を辞退しなければならなかったこと、すごく残念です。
めちゃくちゃ残念です。悔しいです。
足首の調子が悪く辞退となりました。(風邪は引いてません。)
決まったことは仕方ないので、今やれることを精一杯やろうと思います。


そして................。



ドイツでの生活も。

猶本光ウォッチャーとしては恥ずかしいです。

ドイツで揉まれてなでしこの中核として頑張ってくれるでしょう。

なでしこジャパン4カ国対抗 豪に敗れ3戦全敗 

2018-08-03 12:57:21 | なでしこジャパン

女子サッカーなでしこ、3戦全敗 4カ国対抗

前半45分は0-0で押し気味な試合展開をしていました。
シュートも5本(記憶では)と豪州の3本を上回る試合をしていたのですが、後半は
得点狙いだったのかどうかは判らないものの、FW田中、横山とSB中島、ボランチの
隅田がアウトとなり、新たに岩渕、菅沢(FW)、三浦、増矢の4人を一気に交代を
したのが裏目となり、攻守のバランスは崩れて、一方的に攻められることに....。
〈前半動きが良かった田中美南選手〉


〈田中選手とFWを組んだ横山選手〉



昨年の大会でも一勝も出来なかった(1分2敗)だけに、この大会は勝ちに行くと語っ
ていた高倉監督ですが、結果は3戦全敗という惨敗を喫して帰国の途につきました。

DFのキャプテン熊谷がチームの事情で参加が出来ず、ベテランの阪口、宇津木が怪我
により今回は選ばれず、猶本は体調不良でいないとはいえ層の薄さは来年のW杯に
不安を感じる3戦であったことは否めません。

とくに後半戦に出場をした4人は、先発メンバーとまったくフィットせず、なかでも
FWの岩渕はケガの影響なのかプレーにキレもなく、限界を感じました。
目立った活躍を見せていたのは、MFの阪口萌乃と長谷川唯の二人だけでは、高倉監督
も限界を感じているのではないかと思います。


笛吹けど踊らずのなでしこジャパンの再建は、道半ばで果たして東京オリンピックに
間に合うのかと不安を感じた今大会だったと....。
なおパスサッカーの確立を目指すなでしこジャパンですが、新たなエースアタッカー
の出現がなければ、来年6月のW杯もかなり厳しい戦いになると思います。



熊谷紗希、FIFA年間最優秀女子候補10名にノミネート。リヨンで欧州制覇

2018-07-25 05:08:43 | なでしこジャパン

熊谷紗希、FIFA年間最優秀女子候補10名にノミネート。リヨンで欧州制覇

名誉ある賞なので獲れると良いですね。
「ザ・ベスト」賞とは聞き覚えがなかったのですが、どうやらバロンドールとは別に
2年前に創られた賞のようです。
2016年の最初の年には男子はクリスティアーノ・ロナウド、女子はカーリー・ロイド。
2017年は男子はC・ロナウドが連続で獲得し、女子はリーケ・マルテンス(蘭)が
獲っています。

過去に日本人選手として今回ノミネートされた熊谷紗希選手は、2016年にも候補に
挙げられていましたが、ぜひ獲得をして欲しいですね。

熊谷 紗希:北海道札幌市出身の女子サッカー選手。常盤木学園高等学校出身。
オリンピック・リヨン所属。ポジションはディフェンダー。


W杯ロシア大会の話題のなかで...なでしこJランクは6位に浮上

2018-06-24 20:54:28 | なでしこジャパン



なでしこJ、FIFAランキング“トップ10”返り咲き 前回から5つ上げ6位に浮上

タイムリーな報道なのかどうかは別として、嬉しいニュースに違いはありません。

なでしこのFIFAランクはさほど気にしてはいなかったのですが、今までのランクは

11位だったのは気が付きませんでしたね。


●最新FIFAランキング(18年6月時点)の上位10か国。
カッコ内の順位は前回発表時(18年3月)のもの
 
1位       アメリカ  ―(1位)
2位       ドイツ ↑(3位)
3位       フランス ↑(5位)
4位       イングランド ↓(2位)
5位       カナダ ↓(4位)
6位       日本 ↑(11位)
7位       ブラジル ↑(8位)
8位       オーストラリア ↓(6位)
9位       オランダ ↓(7位)
10位      北朝鮮 ―(10位)

ランクアップの要因は、4月の女子アジアカップ制覇があったためのようです。

これで名実ともにアジア女王に返り咲いたなでしこジャパンですが、今後は、7月

のアメリカ遠征、8月のアジア競技大会などを経て、来年にはフランス・W杯が控え

ていますが、ランク1位のアメリカ、2位ドイツ、3位フランスなど列強国との差は

まだまだ開いているのが現実です。

2019年のフランスワールドカップまでには、若手選手の底上げが必須課題なので

いかに若手の強化を図るかが大切ですね。


なでしこジャパン 女子アジア杯決勝はシュート1本で決着 日1-0豪

2018-04-21 04:55:03 | なでしこジャパン

なでしこアジア杯連覇!途中出場FW横山がV弾 GK山下は殊勲のPKストップ




耐えて耐えて耐え抜いての勝利でした。
前半風下に立ったなでしこは、オーストラリアのロングボールからの攻撃にDF熊谷、
市瀬などが必死に跳ね返しMF坂口を中心に押し返そうとしますが、身長もありパワー
にも勝るオーストラリアはバイタルエリアに侵入し幾度もゴールに迫ります。

そして.....。熊谷のハンドでPKを与えますが、キーパーの山下が横っ飛びでセーブし
相手に得点を与えません。
その後も山下はファインセーブを連発します。



ここでの踏ん張りがなでしこイレブンにパワーを与え、次第に形勢は日本に傾くも
前半はスコアは動かず0-0で後半に向かいます。

風上に立った後半は、なでしこが押し込む展開が見られるかと期待をしていましたが、
相手オーストラリアは空中戦に持ち込む戦術をとり、身長差でハンデのある日本はボール
支配では圧倒的に不利な状況に立たされます。
ただし、足元の技術ではなでしこの方が勝っているので、何とか持ちこたえることが出来
ましたが、これがアメリカ、カナダや欧州勢であったなら....1~2点の失点はあったかも
知れません。



闘いの後、キャプテンの熊谷が言っていたように、身長差を克服することが出来ないと
「これではW杯では戦えない」確かにそのように思いました。

たまたま今大会は後半のワンチャンスを生かし、横山のシュート一本で勝利を得ましたが、
決して喜べる試合ではありませんでした。


昨年のTournament of Nationsの優勝はオーストラリア、第2位がアメリカ、日本は第3位
という結果では、日本はアメリカに0-3という散々な結果でしたが、あの時と比べたなら
多少はチームとしても戦える集団にはなっています。
またあの時は熊谷、岩淵の今回出場をした主力も抜けていましたので、あまり参考にはなら
ないかも知れません。

しかし、2018年に入ってのアルガルベ杯では、オランダ戦で6失点と完膚なきまでに叩き
のめされた経験もあり5位6位争いでは、カナダに0-2と破れています。
体力勝負では完全に蚊帳の外に置かれたなでしこが、かっての栄光を取り戻すには、まだまだ
個の戦いが出来る技術を高める以外に世界と戦える術はないでしょう。
ではどこのサッカーを見習い参考にするかと言えば、体力では劣ってもテクニックで世界に
通用をしているスペインサッカーしかないと思うのですが。

それにしても日本時間の深夜2時からの試合開始は遅すぎ...




女子アジア杯はなでしこジャパンがベトナムに4-0の勝利。

2018-04-08 12:06:47 | なでしこジャパン

なでしこジャパン 8大会連続W杯出場へ初戦は快勝発進

「女子アジア杯・1次リーグ、日本4−0ベトナム」(7日、アンマン)
ランクが違うとはいえ初戦を4得点お失点のスタートは、まぁまぁの発進と言えるの
でしょうか


〈試合開始3分 岩渕→横山で先制点をあげる〉



〈岩渕→中島で2点目をあげる〉


〈後半、3点目のゴールを決めた岩渕〉


〈後半 4点目のゴールを決める田中〉


一応は無失点での快勝と言えますが、まだまだのベトナムと日本の間には差が見えた
試合内容でした。

先発の選手で目立ったのはFW岩渕と両サイドの増矢と中島、ボランチ起用の猶本光
でしたが、高倉監督はどうしてアルガルベ杯でも、先日行われた壮行試合のガーナ戦
でも猶本をスタメンで起用しないのかが腑におちませんでしたが...。
我の強い高倉監督らしいとも言えますが、かっては澤穂希の後継者とまで言われた猶本
光は、いまここで使わないとたとえW杯に出場しても前回の二の舞になるでしょう。

この日のベトナム戦で最もボールに触れて、チャンスを作っていたのは彼女であり、
パス自体も非常に正確だったと思います。
たしかに過去に怪我も多く体力不足は否めない面があり、代表に選ばれても周りの選手
とのタイミングが合わず、ミスパスを相手に供給することもあったのですが、本当に
代表選手として育てるなら、もっと早くから経験を積ませるべきではなかったかと...。
ジュニア時代から育てて来た若手中心に切り替えたいという、高倉監督の思いは判らない
訳ではないのですが、中堅とベテランのバランスが取れなくては、永遠に過去の栄光に
すがるだけのなでしこジャパンになるでしょう。
そういう意味では猶本のトップ下起用と、後半に出場をした川澄奈穂美の復帰は正解
だったと思います。

〈ボランチのポジションで効果的な動きをしていた猶本光〉


DF陣ではベテランの鮫島、熊谷と新たに加わった市瀬の三人はピンチの芽を鋭い出足で
摘み取っていたのが目立ちましたが、次戦の韓国戦とオーストラリア戦はベトナムとは
パススピードも技術、走力も格段の差があるので、そう簡単にはいかないでしょう。
4バックに近い体制なら、トップ下とDFの間に位置するデフェンシブなボランチ坂口が
縦横無尽に走り続けるか、右DFの有吉に変えて高木を使い、坂口(夢)は使わず長谷川
唯を起用するのも面白いでしょう。

いずれにしても優勝を狙うなら、今まで通りのスタメンでは勝てません。
一か八かの思い切ったメンバーで相手を攪乱し、なでしこジャパン伝統のパスサッカーで
対抗したなら予想外の好結果が生れるのではないかと思います。


[アルガルベ杯]カナダ女子vs.日本女子は0-2で敗戦

2018-03-08 02:58:31 | なでしこジャパン

アルガルベカップ2018 順位決定戦は....

2018年3月7日(水)  23時40分~25時50分
日本VSカナダ(5位決定戦)は日本0-2カナダという結果に終わりました。

残念でしたね。

見るべき所は何もない深夜のライブ中継でした。

雨中の熱戦ならまだしもシュート数はカナダが8本で日本は4本では、何とも言い

ようのない試合内容でした。

攻めたくても攻められず、FW陣は全く孤立をして唯一中島が抜け出たシーンは

ありましたが、チャンスらしいチャンスはこの時のみでは、負けて当然の結果です。


この試合を見て何を感じたかと一言でいうなら、「組織だった攻撃ができずじまい」

だったように思うのですが。

強豪カナダに対して、守りを固め攻撃は単発で得点を取ろうとしていたのは、岩淵、

長谷川、中島と後半に交代をしてはいった田中美南くらいでしょう。

いかにピッチが荒れていたといえ、今回も書きますがボランチの坂口がまったく

機能せず、相変わらず位置取りも悪かったのは彼女の実力かも知れません。

背番号10が泣いていました。


このような試合をアジアでも繰り広げるなら、2019W杯出場もおぼつかないように

思います。

以前にも書きましたが、世代交代が遅れたのが最大の要因としても、偏った選手

起用を依然と続ける高倉監督の限界が見えて来た、ポルトガルでの試合内容では

なかったでしょうか。

今回対戦をしたEUROならびにカナダのチームには、数多くの重大選手が登用され

ピッチを我が物顔で駆け巡っていました。

対するなでしこジャパンは、どうだったでしょう。

日本のクラブチームで日本人相手の試合で闘っても、このままでは先の展望は決して

見えては来ません。

対策としては、十代の選手をEUROをふくむ海外のクラブチームに多数出して、その

なかからピックアップをするべきだと痛感を慕たのですが、毎年毎年このジレンマを

抱え込むなら、それがサッカー協会の意図にそぐわないなら、首脳陣を入れ替えして

高倉ジャパンから、結果の出せる新たな人材を監督にすべきではと思いました。




アルガルベカップ2018 順位決定戦 2018年3月7日(水) 23時40分~25時50分

2018-03-07 13:24:45 | なでしこジャパン

アルガルベカップ2018 順位決定戦

2018年3月7日(水)  23時40分~25時50分
日本VSカナダ(5位決定戦)


第一節(3月1日)の日本対オランダ戦は2-6という大敗 

前半はDF陣が相手攻撃に対応が出来ず、オランダに5得点をされてしまえば

意気消沈し気力が失せても当然 

アルガルベカップ2018 なでしこジャパン&オランダ


とくに開始4分と8分の失点は、実力の違いが見られた痛~い点の失い方でしたね。
DFの市瀬、三宅は経験不足なので仕方がないとしても、ベテランの鮫島、有吉選手の
両サイドバックは国際試合も豊富なはず............
でも有吉は一年ぶりの代表復帰とのことですから、EUROでは1位のオランダ戦は荷が
重かったのかも知れません。
キャプテンの熊谷が体調不良で、センターバックに陣取っていたならとおもいました。


FWの田中美南は良く動いていましたが、すでに年齢的にはベテランという櫨(かじ)
選手は雰囲気にのまれたのか、動きはよくありませんでしたね。
後半は横山に交代をしましたが、ここぞという時に枠内にシュートが打てるFWが出て
来ないと「なでしこジャパン」の復活はないと思われますが...。

第二節(3月2日~日本時間3月3日)の日本対VSアイスランド戦は2-1
DFにはキャプテンの熊谷が戻って、ようやくなでしこらしい攻撃が出来ました。
MFボランチには坂口に代わり、ようやく期待の猶本が登用されましたが、オランダ戦
での背番号10が目立たなかっただけに、それに比べてひいき目に見てもボールをよく
散らし動きも良かったと思うのですが....
一時は、怪我が多く代表に呼ばれることも少なかった彼女ですが、澤穂希のあとを受け
継ぐのは猶本と言われていた選手だっただけに、高倉監督もすでに全盛期を過ぎた坂口
よりも彼女を使うべきではないかと

それにしてもEUROでは人口も少ないアイスランドは、男女ともに強くなっています。
女子サッカーも若手主体ですから、今後は世界の強豪国となると思います。
この試合、菅澤の先取点がなければ、どうなっていたか分からない展開でした。


第三節(3月5日~日本時間3月6日)の日本対VSデンマーク戦は2-0

苦戦が予想された試合でしたが、この日もっとも動きが良かった長谷川唯選手の先制
ゴール(後半)と岩渕のPKで何とか逃げ切ったなでしこでした。
決して有利な試合展開ではなかったものの、粘り強く攻め立てた結果が実を結んだ試合
だったように思います
2017アルガルベカップで初代表で活躍を見せ長谷川選手は、順当に伸びていますから
今後はなでしこの中心的支柱になるでしょうね

またこの日目立ったのはFWでありながら、守備にも貢献をした岩渕選手の動きでした。
この日のなでしこは攻守の切り替えも早く、それが無失点試合につながったと思うの
ですが、ボランチの坂口選手は画面からは消えることが多く、限界を感じたのはわたし
だけでしょうか 


ここまでのEURO勢との3試合で感じたのは、グランドの所為とはいえ日本の持ち味の
パスサッカーが通じなかったことです。
重いグランドと芝のためとはいえ、ミスパスも多くワンタッチパスも少なかったと
かっては欧米勢のロングボールに対しての対抗策は、リーガーのバルサ並みのパス回し
で世界の頂点に達したはずです。
そのようななでしこジャパンの復活を誰もが期待をしているはずですが、まだまだ世界
はおろかアジアで闘うにも道のりは遠く感じました。
将来を見据えて若手の登用が目立つ高倉ジャパンですが、新旧のバランスを考えて、
選手を登用する布陣を考えて欲しいですね。

そのような事から言うと今日の5~6位決定戦のカナダとの戦いは非常に興味があります。

国際サッカー連盟(FIFA)ランキング9位の日本は、同7位で昨年の欧州選手権を制したオランダの強力な攻撃陣を抑えきれず、前半に5失点。0-4から中島、試合終盤に岩渕(ともにINAC神戸)が1点ずつを返すにとどまった。2019年ワールドカップ(W杯)の予選を兼ねた女子アジア・カップを4月に控え、不安の残る敗戦となった。
国際サッカー連盟(FIFA)ランキング9位の日本は、同7位で昨年の欧州選手権を制したオランダの強力な攻撃陣を抑えきれず、前半に5失点。0-4から中島、試合終盤に岩渕(ともにINAC神戸)が1点ずつを返すにとどまった。2019年ワールドカップ(W杯)の予選を兼ねた女子アジア・カップを4月に控え、不安の残る敗戦となった。
国際サッカー連盟(FIFA)ランキング9位の日本は、同7位で昨年の欧州選手権を制したオランダの強力な攻撃陣を抑えきれず、前半に5失点。0-4から中島、試合終盤に岩渕(ともにINAC神戸)が1点ずつを返すにとどまった。2019年ワールドカップ(W杯)の予選を兼ねた女子アジア・カップを4月に控え、不安の残る敗戦となった。
国際サッカー連盟(FIFA)ランキング9位の日本は、同7位で昨年の欧州選手権を制したオランダの強力な攻撃陣を抑えきれず、前半に5失点。0-4から中島、試合終盤に岩渕(ともにINAC神戸)が1点ずつを返すにとどまった。2019年ワールドカップ(W杯)の予選を兼ねた女子アジア・カップを4月に控え、不安の残る敗戦となった。

なでしこ遠征親善試合(米)第二戦は降雨中止に

2016-06-06 18:30:11 | なでしこジャパン

なでしこJapan親善試合第二戦は降雨で後半に中止となりました。

マッチレポート全文やコメントなど詳しくはこちら
http://www.jfa.jp/nadeshikojapan/20160602/news/00010011/

後半中止となるまでは0-2で第一戦とは異なり、前半のなでしこはシュートは
一本(^_^;)

大儀見が前回レッドで出場できないなかFWには菅澤が入りましたが、前線で

孤立状態が続き、後方からのパスもまったく入らずに(^_^;

パスがもらえないなら下がってパスを受けて、第二列に入った岩渕と入れ替わる

柔軟な対応がまったくできません。

前半で千葉と交代となりましたが、当然の交代でしょう。


一方、第一戦のボランチから、右DFに入った川村も相変わらずパスミス多し。

今後、かなりの練習を積まない限りは、もうベテランとなったこの二人は

なでしこでのレギュラーは無理かと思いました。

なんともこのままでは、先が思いやられる新生なでしこのスタートとなりましたが

高倉麻子新監督の選手起用法にはサプライズがあるので、その点では大いに期待を

したいと思います。

【再編後記】
6月6日の再試合は、前半は0-2とアメリカの先制、追加で後半戦は雨中中止。

多分、中止となっていなければ、0-5くらいで負けていたような気がします。

日本がサッカーで行き詰っているのは、選手自体の体幹(体力・パワー)でしょうね。

これは男女に通じるところです。

とくにDFに関しては、外国選手のパワーとスピードについていけません。

それではどのように相対するかと言えば、今のなでしこであればテクニックを磨くしかないでしょう。

6月14日に以下のような記事が出ています。
      ↓
新生なでしこ、王者とドロー 五輪予選落ちは佐々木前監督の問題だった



佐々木監督ひとりの問題とは思いますが、すでに期限切れのW杯戦士を招集せざるを得

なかった協会幹部と育成に力を入れなかった各チームの指導者にイエローカードを出す

べきだったと思います。

 


なでしこはアメリカと3-3で引き分け

2016-06-04 14:09:37 | なでしこジャパン

なでしこジャパン アメリカ女子代表と3-3で引き分ける

なでしこジャパン(日本女子代表)は2日(木)、アメリカ女子代表と国際親善試合を行い、高倉麻子監督就任後初めての試合を3-3で引き分けました。
18,572人の観客を迎え、満員のスタジアムはアメリカ女子代表を応援する熱気に包まれています。完全アウェイの中、新しいなでしこジャパンの船出とな る試合が始まりました。日本はGKに山下、ディフェンスラインは左から佐々木、熊谷、村松、有吉、中盤は宇津木と阪口、左右に大儀見、中島を揃えるとトッ プ下は千葉、1トップに岩渕の各選手を配置。DF佐々木繭選手、MF千葉園子選手は、この試合でなでしこジャパン国際Aマッチのデビューを飾りました。



残念ながらリオ五輪は逃した「なでしこJapan」だが、着々とW杯に向けての準備は進んでいるようです。先発で出た岩渕と大儀見の欧州組が前半早々に得点をしたが、なでしこ初召集のDF佐々木とMF千葉は、臆することなく生き生きとピッチを駆け巡っていました。
とくに前半45分間は、パスの連動性でアメリカをはるかにしのぎ、新生なでしこを十分に感じさせるものがありました。
後半に入り大儀見の二枚目のイエローカードでレッド退場となりましたが、不用意なバックチャージという一面はあっても、何しろ敵地であり主審はアメリカ人であることを考えれば、まったく無駄なファールでした。
主審がアメリカ以外なら、2枚目のイエローだっただけに警告で済んでいたでしょう。
大儀見が後半早々にピッチを去ってからは、守り一辺倒となりましたが後半に入りボランチの宇津木を川村に変えたことが、大きく響き失点にもつながったようです。
五輪予選での自らのミスの影響が、ピッチ上でもあらわれていました。
高倉新監督は、再度自信をつけさせるための配慮だったかも知れませんが、背番号10を付けた坂口が頑張っていた割には、判断の遅さからくるパスミスはまだまだ自信回復にはつながっていないと思いました。
後半2-0から逆転をされ、このまま負け試合濃厚だったなでしこを救ったのは、やはり期待をされて登場をした横山(長野)でした。この親善試合を見て思ったのは、大きく若返った新生なでしこは、今後も十分に期待ができると確信をしたことです。
なお、今回は楢本(浦和)は代表に選ばれていませんが、もっと体力をつけて外人選手と渡り合えるようになれば、ボランチとして新生なでしこを引っ張ることが出来るのではないでしょうか。
怪我に負けない体幹を作り、新生なでしこに入って欲しいと思いました。

さて6月6日は、アメリカとの親善試合2試合目が日本時間1:30からありますが、どのような試合をするかが非常に楽しみです。






なでしこジャパンーリオオリンピック予選で散るー

2016-03-04 22:36:41 | なでしこジャパン

なでしこ 中国に敗れ五輪絶望的 屈辱未勝利 ロンドン銀チームが…

昨年のW杯での敗退から、おおよそ想像が出来た結果でしょうね。
MF宮間はすでにパス能力も衰え、相手チームから見たなら潰せばなでしこの心臓部は
機能不全となるのは明白。
Fw大儀見はブンデスの1.FFCフランクフルトに移ってからは、ほとんどが控えに廻る状態。
なかでもnumber10を澤から引き継いだ時点で、プレッシャー負け?
一方、Fw大野はすでに活躍の時期はとうに過ぎている。
DFもW杯メンバーと変わらずでは、到底レベルが上がったアジアでは歯が立たないのは
当然でしょう。

今回のJFA最大のミスは監督人事ではないだろうか。
ドイツW杯で奇跡の優勝を飾り、カナダW杯では決勝まで進みアメリカに5-2で負けるも
準優勝を飾ったが、すでにこの時が限界だった。
この時点で佐々木監督は、栄誉の勇退というシナリオを描いていたはずだと思う。
この時点でU17を率いて優勝を飾っていた、高倉麻子監督という手もあったはずだが、
彼女はそれまで指導をした選手を引き継いで、いずれはW杯優勝監督という夢を果たさんが
ために、なでしこ監督を断ったのではないだろうか?

その高倉麻子氏は、なでしこが中国に1-2で散ったいまはU23を率いてスペインににいる。

U23日本代表はラ・マンガU-23女子国際大会
でノルウェーに4-0で勝利





この試合では、なでしこジャパンを落ちた有望選手が数多く出ている。
あくまでも結果論だが、私はFW横山、岩淵は兎も角として、すでに活躍の時期を過ぎた
大がかりな選手の入れ替えがあると思っていた。
なかでも澤の後継者と言われていた楢本光や増矢理花、アイナックを離れた田中陽子など
は、新なでしこを引っ張っていく存在なので、入って当然だったろう。
FBでは、数日前「なでしこは低迷期に入る」と書き込んだが、海外のチーム同様にチームの
一新を図らない限り、過去の栄光は単なる夢物語に終わるだろう。


女子W杯カナダ大会~準Vで感じたこと

2015-07-08 09:23:25 | なでしこジャパン

準決勝は相手イングランドのオウンゴールが決勝点となり、辛くも決勝に進んだ

なでしこジャパンだったが、はたして延長戦に突入をしていたならと振り返れば

50/50のきわどい戦いになっていただろう。

あの試合は、共にPKで得た最少失点で進んでいたが、主審がもっと経験(?)が

あったなら0-0で進んでいたかも知れない際どい試合だった。


決勝では相手米国のCKに翻弄され、思わぬ大量失点を前半に失いそれに加えて、

選手もコーチ陣も浮き足立ち「なでしこ」の良さがまったく発揮できないことと

なったが、欧米チームとの差は誰が見ても、かなり開きがあったと言わざるを得ない。

3月に行われたアルガルベカップでは、フランスには1-3の完敗を喫し、デンマーク

には1-2で敗れ予選突破が出来ずにW杯に臨んだなでしこだったが、たまたま対戦相手

に恵まれる運のよさが決勝進出を呼び込んだだけのことだろう。


アルガルベカップにはチームの支柱といえる澤は出場していなかったが、他のチームに

比べ目立ったのは、新たな若手の伸び悩みが感じられたこと。

育成方法に問題があるのか、はたまた女子サッカーチームの資金力に問題があるのか、

指導者の人材不足なのかは分からないが、澤や宮間に変わる司令塔と正確なキック力を

備えたDF陣を育成しない限り、なでしこジャパンの未来はないだろう。


リオ五輪までは、宮間が提案をしているように数多くの対外試合を経験し、勝ち負けに

こだわることなく若手の育成にサッカー協会は舵を取るべきだろう。

また、今回で佐々木監督には後進に道を譲るか、男子チームを率いた経験のあるベテラン

に今後を委ね「NEWなでしこ」を世界のトップチームに導いて欲しいものだ。



なでしこは今日勝てば決勝進出です

2015-07-02 06:18:11 | なでしこジャパン

カナダで開催されている「女子ワールドカップカナダ大会」でのなでしこジャパンは、
順当に勝ち進んでもベスト8止まりかなと思っていました。
あくまでもこれは組み合わせが決まる前の話ですが、昨年のアジア大会決勝での
北朝鮮敗退1-3のイメージが頭に残っていたせいがあったことことと、新たなヒロイン
が見いだせなかったことが、その不安の要因だったことと言えます。
しかし、始まってみれば、組み合わせに恵まれたこともあり、あれよあれよという間に
日替わりでヒロインが誕生し準決勝まで進んでしまいました。

なかでも目を見張ったのは、佐々木監督の見事な采配です。
前回ドイツ大会での優勝メンバーの大野、川澄はここ3年間はぱっとせず、鮫島は怪我に
泣かされ新たななでしこの中核となるべき猶本は、昨秋リーグ戦で怪我をするなど、前途
には暗雲が漂っていましたが、初戦のスイス戦の安藤の骨折という不運をバネとして、
前チャンピオンチームが目覚めたのは驚きとしか言えません。

なでしこのパスサッカーと見事なデフェンス采配も冴え渡っていますが、チームとしての
団結力をここまで高めてきた佐々木監督の手腕には拍手を送りたいと思います。
決勝の米国戦までは、あと一勝に迫りましたが、今日のイングランド戦にはスッキリと勝って
なでしこはW杯連覇を達成してくれるものと思います。


頑張った!なでしこ世代融合の初優勝!

2014-05-26 16:14:21 | なでしこジャパン

2014/5/25  試合会場:ベトナム
女子アジアカップ決勝で日本はオーストラリアを1-0で下し、初優勝を遂げた


なでしこJPは猛暑の熱闘を制して女子アジアカップで初の優勝を果たした!

汗まみれで走る姿には、感動さえ覚えた。

疲労困憊のあとの勝利は、イレブンにとって感激もひとしおだったのでは





暑さと湿気の中、躍動するイレブンは「絶対に勝つ」という意思統合の中で

ベテラン澤穂希とキャプテン宮間などのW杯優勝メンバーと若手の奮闘で

見事に優勝カップを手中にしたが、まだまだ課題も見えた今大会だった。

残念ながら世代融合とはいえ、キラリと光る若手がまだまだW杯優勝メンバー

との差は縮まっておらず、期待の猶本も結局力不足のためか、準決勝・決勝の

ピッチに立つことはなかった。

一方、ベテラン勢では、MF宮間(決勝はFW?)はまさに獅子奮迅、神出鬼没

の如くピッチを縦横無尽に走りまわってチャンスを演出した。

彼女のスタミナにTVの前で脱帽したファンは多かったはずだ。

また、女長友とも言われる川澄は、絶えることのない走力で、相手SBを翻弄

したが、まだまだ今後に可能性を感じる。

アメリカでは一層の活躍を期待しよう。



唯一、W杯出場を果たしていなかったCBの川村優理(仙台)は、五輪も経験し

ていない選手だったが、ピンチでは相手ボールを跳ね返し窮地を救っていた

のが印象的だった。

川村以外の選手も先発メンバーでは、中島(INAC神戸)、有吉(日テレ)も

今大会がデビューのような形だったが、川村と有吉は近賀や鮫島、熊谷の

バックアップ候補として十分に使える選手になってきたように思う。

ただし、MFとFWで途中出場をした菅澤や後藤、吉良はまだまだ勉強が必要。

それに加えて高瀬は、決勝戦では体を張って前方で頑張っていたが、やはり

ここ一番での得点力だ!

エース大儀見と岩渕が加わるFWで、今のままではあくまでもサブとしての

起用になってしまうだろう。

道産子選手としての粘り強さがあれば、まだまだ若いので大きな伸びしろは

望めるはず。



なお中国戦に続き虎の子の決勝点をあげた岩清水梓はまさに”お見事”の一言。

今大会の最高殊勲選手だろう。




この大会を見て気になったチームは、3位に入った中国チーム。

アジア各国の経験が少ないレフリーに、中国チームはかなり助けられたが、

ラフな戦い方は、かっての(今も?)北朝鮮チームを彷彿させた。

サッカーは格闘技であっても、あくまでもスポーツである。

指導者の方針であるか、敵対心をおもてに出して戦わなければならない

国家の方針なのかは知らないが、今のようなサッカーをしていたなら、日豪

を追い越すことはまず無理だろう。