髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

日ハム 斎藤佑樹は四回持たずも3連勝

2014-08-15 12:11:23 | 北海道日本ハムファイターズ

ソフトバンクとオリックスに7連敗を喫した日ハムだったが、そのせいもあり
ブログを書く気力も失せてしまったのが本音だった。

ところが野球というスポーツの怖さか面白さかはは分からないが、ここに来て
中村勝と浦野が頑張り、陽岱鋼と中田にも当たりが戻ってきたこともあり、元気の
ないロッテに2連勝で迎えた昨日の試合は、完全復調をアピールしたい、斎藤
佑樹がマウンドに立った。

しかし、今季2勝目を目指して登板をした斎藤佑樹だが、3回表で5失点で谷元に
マウンドを譲る大乱調。
何が悪いと言ってもストレートは走らず変化球はスッポ抜けが多く、早い話メッタ
打ちでは登録抹消は仕方がない。
肩を壊して手術をせずに復調を目指したのだが、一度肩を壊すとこうもなるものか。

このままでは今季の登板が果たしてあるのだろうか?
伸びが感じられないストレートを見る限りでは、来季の契約も危ない土壇場に
追いやられた感がある。



3回5失点という負け試合を救ったのは、陽岱鋼の初回HRだった。
初回3失点をされた1回裏のレフトへの15号HRを見たときに「今日の試合はこの
ままでは終わらず荒れるだろう・・」そう呟いた私だったが、試合はやはりもつれ
ることになり3回には陽と小谷野の好打で1点差に迫る。

5回表はロッテが日ハムを突き放し、逃げ切る絶好のチャンスだった。
この回先頭打者を四球で出した谷元は、急遽マウンドを降りてしまう。
一体、何が起きたのかわからないまま、谷元の後を2年目の河野が引き継ぐが、
助っ人デパイネスを打ち取るも、井口には左翼線を破られ2・3塁のピンチ。
続く今江には四球を出して、1死満塁の絶体絶命のピンチを招いてしまう。

河野が頑張るか、ロッテが大量点を得るかの、分水嶺が5回表の攻防だった。
結果はロッテファンはため息をつく無失点という結果に終り、流れは日ハムに
傾くことになる。



5回裏には四球で歩いた中田翔を1塁に置き、怪我から復帰をした稲葉大明神が
逆転の今季第一号を右翼スタンドに運んだ時点で、斎藤佑樹の負けを消しロッテ
3連勝を決めてしまう。
日ハムファンにとってはこの上もない逆転劇だったが、お盆の忙しいこの時期に
札幌まで足を運んだロッテファンには、悲しいかな今季Aクラスの希望を打ち砕く
試合になってしまったようだ。

また投壊の危機に瀕している日ハムだが、中継ぎで河野の後を受け継いだ武田勝
だったが、ようやく復調の兆しがここ数試合で見えてきた。
そろそろ先発に戻っても良いだろう。
一方、最終回を投げた新人のドラ6白村だが、ファンの声では早くから「抑えに」
という声があった投手だったが、点差の開いた試合では今後も使えるだろう。
何といっても魅力は強いストレートにある。
大学時代(慶応)は素行不良(?)とムラの多さが、他球団のドラフト指名を尻
込みさせたらしいが、逸材の声が高かった投手だけに育て方次第では、大化けを
期待ができそうだ。






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無くて七癖

2014-08-08 02:18:32 | 北海道日本ハムファイターズ

「あって七癖」人は誰でも癖を持つという意味だが、癖(クセ)に関しての諺には
「人に七癖我が身に八癖」というものもある。

プロ野球では「投手の癖」を見抜き盗塁を敢行したり、打者が待ち球を決めつけて
バッテングをするとよく聞くが、素人が見ていても分からない微妙な癖がそれぞれ
あるのだろう。

先日大谷翔平投手がMAXで161キロの投球をしながらも、相手打者に打たれたのは
もしかしたら「投球前の癖」を見抜かれていたのかも知れない。

かってはセンターのスタンドに諜報スタッフを置いて捕手のサインを盗みベンチに
伝えていたという疑惑があったが、プロ野球は一種の諜報戦であり投手、打者、走
者が癖やサインを盗みあって成立をしているとしたら、それを見抜きながら戦って
いるコーチ陣は大したものではないだろうか。

癖とは多少違うかもしれないが、先日地方球場で行われた試合で、解説者としてマ
イクを握った二岡智宏氏が西川遥輝のバッテングに関して語っていた。
多くのハムファンは聞いていたと思うが「簡単に言うと拘りを捨て泥臭いバッテン
グをしなさい」「そうすることで打撃の波はおさまるだろう」とのことだった。
確かに遥輝は現在はパの三振王をまっしぐらに走っているが、三振王=ホームラン
王が定説のなか今の状況ではトップバッターとしての役目を果たしていない。

遥輝にせよ陽岱鋼にせよ決定打となる長打を打てる貴重な打者だが、ホームランを
打った翌日の試合はなかなか活躍が出来ていないように思う。
まさにこの状況は一昨年から昨年の中田翔にも言えた事ではないだろうか。
今年の遥輝はイメージチチェンジを図るために、春先の名護キャンプから強い打球
を打つことにこだわった練習をしていた。
パワーヒッターではない彼が単打を狙わず長打をと考えたのは、インパクトの強さ
に自信があってのことだろう。

似たような打ち方は稲葉や陽にも言えるが、経験の浅い遥輝には結果が出ていない
のが今年の姿かも知れない。
しかし、二岡氏の言うようにかっての田中賢介のように、左右に打ち分ける巧打者
で進むのか、パワーヒッターに変身をするのかは彼自身に課せられた宿題であり、
器用さに関しては他の追従を許さない才能を持っているだけに、経験と努力が近い
将来には主力打者として花開くであろう。

それまでは西川遥輝という打者を温かい目で見守る寛容さをファンが持つべきだと
私は思う。




なんだか先が見えてきましたね~

2014-08-07 04:39:15 | 北海道日本ハムファイターズ

2014.08.05  日ハム3-4オリックス(帯広)
2014.08.06  日ハム2-5オリックス(帯広)

日ハムは何とか3位を確保し上がったり下がったりはないけれど
連勝の後に4連敗!
何とかしてくれ!と叫びたいが”笛ふけど踊らず”といったところで、貯金は
増えず元の木阿弥に戻りつつあります。

原因数々あれど、頑張れど頑張れど道は遠く、選手のモチベーションが上がりません。
何故か得意の帯広シリーズは、外人助っ人部隊の影もなく、カンフル剤となる選手も
見当たらず凡打の連続では勝てません。
アブちゃんが腰痛再発で体調不良なら、ミランダをあげて欲しいがこちらもだめなのか?
おまけに抑えのクロッタも脇腹を痛めて離脱とは暗雲が立ち込める一方です。

帯広初戦の試合では中田が奮起して2発を打って100号達成も他の打者は沈黙。
何発打っても勝てなければ意味なし!です。
特に切り込み隊長であるべき西川に関しては、ここ5戦で22打数3安打の目を覆う
ばかりのどん底状態でおまけにエラーが付いて回っています。

一度、厄払いに行きましょう(苦笑)
それでなければ前にもあったように、スタメンから一度外すべきかも。
西川以上の守備のできる選手は他にも大勢います。

完全に投壊が現実となり、抑えは増井のみで福岡に向かうこととなったようですが、
二軍(ファーム)を見ても、中村、久、多田野、石井、乾とパットしない状態の模様。
これではズルズルと下降線をたどり、終わってみれば・・とならなければ良いのですが。

でもそれも良いかもしれません。
今年はダメでも来年に向けて希望を探るのも良いでしょう。
前回のブログでは投手&捕手経験のある監督で投手陣を立て直すと書きましたが、
「灯台下暗し」でした。
来季は監督はともかく中島聡さんを作戦コーチとしてヘッドには白井一幸さんを。
栗山さんには悪いが若手育成を良くやったということで勇退をして貰いましょう。
当然に現コーチ陣は、阿井HC、厚沢PC、黒木PC、柏原BCには辞めてもらいます。
若手主体であれば、監督コーチ陣も若い人を入れるべきですが、監督主導で納得のいく
人材を登用して欲しいです。
プロ野球で監督、コーチ経験のない監督は、もう懲り懲りという意見は多いのでは?

野球の見方が変われば、結構冷めた目で見る日ハム戦も楽しいのが分かりました。
お先真っ暗でも中田、陽、大引、近藤、小谷野は元気なのでそこそこ楽しい野球を
目指し後半戦を締めくくってください。





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日ハムは目先の一勝に拘らず大局を見るべし

2014-08-03 21:42:28 | 北海道日本ハムファイターズ

2014.0802  日ハム3-8 ソフトバンク (札幌D)
2回裏中田の2ランホームランでスタートした試合だった。
4回裏には近藤君の中押し点もあった。

わからないのは2点リードで迎えた7回表の投手リレーだ。
この回からマウンドに上がった増井は中村、今宮を簡単に討ちとり
次打者の内川にはカーターを送った。
流れからいって何故増井をカーターに変えたのか?
分からない・・・・。
結果はカーターが内川を三振に討ち取ったが、まさかの展開が8回に待っていた。
8回はあたりの止まっているイ・デホということもあり、右の河野を使うかと思い
きやカーターの続投で1アウトも取れず宮西へ。

悪夢がよみがえる。

結果は前回登板と同様に宮西のリベンジはならず、同点に追いつかれた。
まさに「木を見て杜を見ず」の采配が延長逆転負けとなったが、勝てる試合を
落とし連勝記録もストップになった。

大局を見誤った敗戦のダメージは、かなり重いしわ寄せとなるだろう。
同点となった時点でTVのスイッチを切ったが、まさに予想通りの敗戦結果。

勝っていたなら08.03の大谷も気楽に投げれただろうが、今日も昨日の敗戦が
尾を引いて2連敗となった。
優勝がないのであれば、今年の栗山監督にはAクラスに入ったとしても、責任を
負って辞めて欲しい。
投手王国と言われた日ハムが、壊滅した要因は昨年の投手起用法に問題があると
私は言い続けていたが、新たに投手陣を再生し育成の日の目を見るのは3~4年後
になるだろう。
投手または捕手の経験がある新監督を迎え入れることが出来るのはいつのことか・・・。




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日ハム久々の5連勝~前回は記憶にないが~

2014-08-02 08:33:31 | 北海道日本ハムファイターズ

2014.8.01  札幌D 日ハムVSソフトバンク

前日の斎藤佑に続いて復活をアピールしたい吉川投手が久々の先発。
また左膝手術から復帰の稲葉も先発で登場となれば、札幌ドームにつめかけた
F`sファンは誰もが吉川の復活2勝目と5連勝を期待したはず。

しかし、期待の吉川は初回こそ抑えたが、2回、3回とともに1失点を。
相手投手の摂津は大引にこそ2回にヒットを許したが、絶好調の立ち上がりで
今夜もソフトバンクに苦杯を舐めさせられるのか?
誰もがそう思ったのではないだろうか。

6回終了時点では、2回以降は摂津に対し綺麗に3人づつで片付けられ、いよいよ
暗雲が立ち込めてきたが、7回表に吉川が左手中指(薬指?)に痙攣を起こし急遽
交代というアクシデント。
幸か不幸かこれで流れが変わってしまった。
マウンドに立った河野は2死を取りながら、このところ絶好調の柳田を迎えて救援
投手としてマウンドに立ったのは先発から外れていた武田勝だった。
2死1塁2塁の絶対的なピンチだった。

今年期待をされながらも結果が出ていない吉川の次には武田勝。
栗山再生工場が日の目を見るのか、それとも自爆かという大博打だったが、ここで
武田勝が柳田をセカンドゴロに打ち取ったのが、流れを変えてしまうとは。

7回裏今年初めての大逆転劇の始まりの口火を切ったのは、札幌Dに久々に戻って
来た「頼れる夏男」稲葉だった。
それまで一安打に抑えられていた摂津に襲いかかるハム打線は、今季初の5連続
安打で一気に5得点。
この中にはスクイズ失敗もあったわけだから、何ともハムファンにはこたえられない
試合になってしまった。

結果は5-0でソフトバンクを叩き5連勝!
武田勝は打者1人を討ち取って今季ようやくの3勝目(4敗)をあげた。
運がなかったのは吉川だが、打たれながらも2失点に抑えたのだから次は期待が
出来ると思う。

お立ち台に立った稲葉、大引、小谷野がともにいう「ミラクルファイターズ」が
もしかしたら・・そんな期待を抱かせる久々の札幌Dでの試合だった。
今日はメンドーサの予告先発で明日は大谷翔平と続くが、昨日の5連勝が「真夏の
夜の夢」と終わらないことを祈りたい。

相手投手の中田には前回リードしながらも、カーター、宮西で逆転をされている
だけに宮西は燃えているだろう。




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