最近は外に出るとむかつくことが余りにも多すぎる。
スーパーに行けば、大声で走り回る幼稚園児ほどの子供を見かけることは稀ではなくなり、先日はレジカウンターに這い上がりレジ打ちの邪魔をしても、それを注意するでもなく見過ごす親を見かけたが・・。
先日もSCに出かけたおりに、走ってきた子供が愚妻にぶつかりそうになったが、彼女が「危ないよ!」と注意をすると、なんとその母親は「ほら、そんなことをするから怖いオバさんに怒られる!」
唖然とする光景を目の当たりにしたが、「マナー」というものがなくなりつつあるこの国に未来はあるのだろうか?
まさにそのような若い親が、いずれはモンスターペアレンツとして教育の場を困らせるのだろうが、そのような親やモンスターチャイルドと言われる悪ガキが出現をしてきた背景は一体なんだろう?
その理由はいろいろあるだろうが、ある識者が言うには、現代は余りにもサービス過剰な社会であり、社会すべてが「お客は神様」という考えが主体となっていて、子供を導く教育現場自体でも、子を持つ親が「客」であるかのような錯覚に陥っているのではないだろうか?
そのようなことから子育てを放棄しながらも、周りに責任を押し付ける「責任転嫁」の姿勢が、子供を守ることと勘違いをして、現代の怪物を作り出しているとしか思えない。
とくに二十代後半から三十代前半の多くの親自体が、何一つ苦労をすることなく欲しいものを与えられ、こらえ性のない子供として育てられた経験から、忍耐という言葉は忘れ去られ、嫌なことがあれば安易に離婚をする夫婦が増加しているのも頷ける。
すべての親がそうであるはずはないが、子育てのできない大人になりきっていない親は結婚をすべきではないし、子供を産むべきでもないと思うのは間違いだろうか?