けい先生のつぼにくる話

はりきゅう漢方の先生が教えてくれる健康に関する話
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箱根に行きました。

2014-03-27 20:23:36 | 雑記
まだ日本におりますが、先日の月曜日は、大強行軍でした。中学時代の同期たちと一日中遊びました。

朝6時起きで箱根に向い、山を一つ徒歩で越えて、その間に黒たまごを食し、温泉で大騒ぎをした後に、東京に戻ってタイ料理屋で食べまくるという一日でした。



年季の入った駅員さんです。


このビン、そんなに重いのだろうか。。。。


いい感じの中華料理屋です。朝早いので開いてませんでした。


フジサンです。いいですね。


黒卵です。でも中は真っ白です。


芦ノ湖で海賊船に乗りました。小学生の時を思い出しました。


この温泉に行ってきました。


温泉街の土産物屋。


これは箱根湯本駅裏手の温泉です。今度行ってみよう。


タイ料理です。


タイ料理屋で見かけた黒地のコカコーラのロゴ。珍しい。。

本来はタイ料理の後に「土竜の唄」という映画も見る予定でしたが、さすがにそれは無理でしたね。

翌日聞くところによると、10時ごろ散会となった後、一人の友達は、そのままランジェリーパブとやらに行って3時まで飲んでいたそうです。すごすぎる。。。
私はというと、そのまま宿に帰って爆睡でした。

なぜ、ランジェリーパブに行かなかったって?

昔からそうなのですが、女性がいるところに行くとなぜか、無料漢方診断会となってしまい、逆にお金を払って健康相談を請け負うことになってしまい、私にとってはあまりメリットがないんですね。。。友達が面白がって私の職業をばらすんですよ。。

時差がきつい、、、


日本入り5日目、怒涛のような日々が続いております。

2014-03-25 16:53:15 | 雑記
本日は高校時代の同級生と浅草で落ち合って飲みまくります。昨日から今朝までは中学時代のケンカ友達と痛飲してました。13歳当時に戻ったような気持ちでした。
実は私はあまり飲めないので、いつも食いまくって、少しの酒でひっくり返ります。

日本に着いてから、本日やっとブログを書く余裕ができました。

漢方の問診は引き続き行っていますので、いつでもお気軽にご連絡をなさってください。

明日から日本に参りますが、漢方アメリカOnline に影響はありません。

2014-03-18 09:18:16 | 漢方アメリカOnline
明日19日(水)から日本に参ります。
講習会に出たり、師匠に会ったりして学んでまいります。
4月1日から診療所におります。

いつも先生先生と呼ばれていると、どうしても慢心してしまうのが人の常であります。私も半年か年に一度は生徒になって、教えていただく側になるのです。

漢方アメリカOnlineの営業は全く差し支えありません。
問診は、これまで通りメールで行います。
漢方方剤の在庫も万端ですし、梱包出荷は助手さんが行います。

修行も楽しみですが、日本の食べ物がいいですねえ。。



抑肝散加陳皮半夏 (よっかんさんかちんぴはんげ)を大量に作りました。

2014-03-17 14:54:53 | 漢方アメリカOnline
本日は良質の材料がそろいましたので、抑肝散加陳皮半夏 (よっかんさんかちんぴはんげ)を大量に作りました。
この方剤は、とにかくイライラしているときに起きる症状全般に使えます。

1.何事も徹底的にこなしてしまわないと気がすまなく、実はそれを終らせる事ができず、自分を追い込んでしまう。
2.他人がやっている事もトロくさく見えて我慢がならず、イライラしてしまう。

このように、いつも神経を尖らせているので、結果的に手足や首筋が引きつり、腰痛もあり、不眠や、夢を見ることが多くてよく寝れていない、めまい、高血圧、肋間神経痛などを起している場合に使います。

或は、職業柄いつもニコニコしていなければならず、仕事は完璧にこなして当たり前、、、というような、例えばフライトアテンダントの方などに多いタイプのストレスの緩和にも使います。

私もこの抑肝散加陳皮半夏をお茶代わりに飲んで、いつもスマイルが自然に出るようにしています。
これを飲むと、心が和んで、多少のイライラする問題があっても「ま、いいかな、、」というモードになりますので、大変重宝しています。

この方剤を使う体質の方で、更に体力が落ちている場合には、加味逍遥散(かみしょうようさん)を使う事もあります。



チャラ夫を斬る!ここはお前のリゾートホテルのスパじゃないぞ!

2014-03-16 22:22:40 | 雑記
何年振りかに授業中に切れてしまった、、、

斬った相手は、白人35歳男性、パロアルトを中心にコーヒーショップを何件も経営している羽振りの良い男前でスポーツ万能でどんな女でも必ず落とすという、自信に満ちた、我々の東洋医学校の元生徒でした。

ま、行ってみれば勝ち組君で、負け知らずてやってきた男でありました。
この男はさらに頭もよくて、去年までは東洋医学校の学生で、数か月前にこちらの鍼灸漢方医学の試験に一発合格をした、頭もよい恵まれた男です。

しかし、彼は無類のお喋りでありました。とにかくしゃべる。話がうまく、いや、うまいと思い込んでいて、とらえどころがないので、なかなか「こら!」と釘を刺す機会がありませんでした。でも、私の授業には患者さんとしてやってくるし、「黒谷先生から学びたい!」というので、まあ、いろいろ大目に見ていたのです。

この彼は昨年から半年以上も毎週毎週私の臨床授業の患者としてやってきたのです。本当は大変健康なのに、いろいろと理由をつけて、お金にものを言わせて、一学期のすべての第一限目の私の臨床クラスの患者になる予約をしてくるのでした。

この彼が先日、「先生、ある女性が南米から私を訪ねてきているんだが、同席させてもいいかい?」といいながら臨床クラスに入ってきてしまいました。
一緒に入ってきた女性は、若くてきれいなアルゼンチンの女性です。なんか、きれいで細い脚を組んで、髪の毛をいじっています。

このチャラ夫君、問診が終ると服を脱いで、治療ベットに寝ながら、臨床学生に囲まれながら得意そうに「このまえ、アルゼンチンに旅行に行ったときに知り合った女性でさあ、サンフランシスコまで僕を訪ねてきたんだ。」ぺらぺらとおしゃべりを始めました。

臨床クラスの生徒さんたちも「はあっ?」という顔つきです。私の頭にも「ピシッ」と切れる音がしました。

そこで「おい!わたしは半年以上も前からお前に言いたかったんだがよく聞け!ここはなあ、リゾートホテルのスパじゃないんだ!ぺらぺらしゃべるな!患者は患者らしくしろ!後輩や女の前でチャラチャラカッコつけるな!黙ってろ!」と怒号一発。
このチャラ夫は一応マッチョな野郎なので、反撃される事も考えて、相手の眼を殺気に満ちた眼で睨みつけて腰を落として相手の出方を観ていました。

なんとこのチャラ夫君、、、顔面蒼白、涙目、震え声になり、「イェス、、イェス、イェス、、」と拍子抜けをするような腰砕け野郎でした。
その後の治療が終わるまでの間、唇を真一文字に引きつらせて閉じたまま、一言も口をききませんでした。

教室は水を打ったような静けさです。生徒さんたちもビビりあがっていました。ある者は咳をしてしまい、「す、、すいません、、」と慌ててるし。
ある生徒は、ペンを落としてしまい、その音が静かな教室に響いてしまい、「ソーリーー」と恐縮しています。

このいたたまれない沈黙が続いた後、私はゆっくりと拳で机をたたきました。鈍いゴンッという音が教室に響き、全員ビクッ!としたところで、私はスマイルを作って言いました。

「みなさん、この雰囲気、、いやでしょう、、これがいわゆる邪気ってやつですよ。こういう嫌な感じが、職場や家庭やからだにいつも渦巻いていると、健全な気である精気が虚して気、血、津液(体液)のアンバランスが起きて病気になるわけですよ。スマイルが大事ですね。いま、場がなごんだでしょう。」

というと教室の雰囲気は打って変ったように、もとの和やかなけい先生の臨床教室に戻りました。

「恵まれた成功坊や」のチャラ夫君は打たれ弱かったんだ。。。カウンターパンチを喰らったことがなかったんだ。。。

あとで生徒たちがこっそりやってきて言いました。「先生、グットジョブです!彼があんなに長い時間黙っていたのを初めて見ました!私たちもチャラ夫には閉口していたんですが、私らみたいな立場で文句を言うと妬んだりしているようで、うまく言えなかったんですよ。あ~気持ちよかった!」だって。。。


チャラ夫君、、、友達いなかったんだなあ
。。。

呉茱萸湯(ごしゅゆとう)をアップしました。 頑固な吐き気、頭痛につかいます。

2014-03-04 21:35:04 | 漢方アメリカOnline
吐き気と頭痛に著効いたします。

http://www.kanpouamerica.com/product/144

漢方方剤は同じ症状でも、その体質によって異なる方剤を使うことがあります。
もし、漢方アメリカOnlineの説明だけで選べないようであれば、無料でインターネットや電話による問診を行っております。

お気軽にご質問をなさってください。

来月3月発売の日本の健康雑誌 「はつらつ元気」にまた載ります。

2014-03-01 19:40:44 | 東洋医学全般
はつらつ元気の4月号の「番茶湿布」特集で私のご紹介した内容が載ることになりました。これで5回目の特集になりました。

日本で私は、いつも「眼の先生」ということで、何度かこの雑誌に掲載されてきました。

前回は昨年の12月に載りましたが、よい反響があったために今回また載るとのことです。
私は米国で診療活動を行っているので、この雑誌に載ったとしても、その影響で急にたくさんの患者さんがクリニックの前に並ぶということはありません。
ある意味、この雑誌の記事を書かせていただくのは、ボランティア精神でやらせていただいております。

そういう気持ちで書いているので、「欲がない」ということなのでしょうか、患者さんを増やそうとかいう衒いがないので、文章が自然体になっているのがよろしいのかもしれません。もちろん、ただ単に読者の皆様が眼のケアに興味があったということだけなのかもしれませんが。。。

もちろん「はつらつ元気」の編集者の方の熱く、そして心優しくて真摯なお仕事に対する姿勢がこれを盛り立てているのだと思います。

興味のある方はどうぞご覧になってください。