睡眠時無呼吸症候群 ＣＰＡＰ フルセット

写真が出家ギアフルセットじゃなかった、ＣＰＡＰのフルセットです。
本体と電源装置、フルフェイスのマスクと取り付けベルトそして管です。

さあ、これでいつまでも最高の眠りが期待できると喜んでいましたが、そうではありませんした。

じつは昨日最後のチェックという事で病院に行ってみると、「やはり睡眠中にマスクのわきから空気が漏れているので、機械の性能を十分に発揮できていない、眠りのクオリティもまだまだよくなるはずだ」という判断をされてしまいました。
機械についている磁気カードに私の１週間分の睡眠状態が記録されているのです。

これまでにも既に毎週一回４回もマスクの調整に病院に通っているのに、一向に私の顔にフィットするマスクが探し出せないでいたのです。

しかし、この病院の先生たちも忍耐力と大変な責任感があるということがわかり、本当に感謝をしています。
昨日などは二人の先生が私を寝かせたり、起こしたりあらゆる角度で空気漏れを調べ、最終的に２種類のマスクを選んでくれて、これを各々三日ずつ試してくださいといわれました。たっぷり１時間も見てくれました。

同時に私の保険は診療はカバーしますがＣＰＡＰの機械自体は保険の適用にならないので、やすくこの機会を帰る会社のホームペイジや近くの医療器具店を教えてくれました。

これでさらに１週間の記録をとるのです。


このシリーズは、まだまだ続きそうです。

睡眠時無呼吸症候群 ＣＰＡＰ 目がいっちゃってる。。。

マスクを装着した状態です。

どう見ても、オウムの新興宗教的出家ヘッドギアをつけている、リストラされて入信してしまったおじさんですね。

出家用のマントラを唱えすぎて、目がいっちゃっているように見えますが、ＣＰＡＰで放心状態になっているだけなのです。

ねました～～～という表情です。



ちなみに空気が送られてくるホースははずしている状態で写真を撮りました。

睡眠時無呼吸症候群 ＣＰＡＰ 鼻マスク

写真は鼻から空気が送られてくるタイプです。
私は鼻が悪いほうなので、これは使えません。

これは、近所のおばあさんが使っていたのを撮影させてもらいました。
え？これを装着してみたかって？
いえいえ、人のは使いませんよ。。おばあさんのだし。。。キレイな若い娘さんのだったら？。。。いやいやいや。。。やっばり人のはねえ。。。（躊躇している自分が怖い。。。）

睡眠時無呼吸症候群 ＣＰＡＰ フルフェイスマスク

写真はＣＰＡＰに使うマスクです。
これは現在私が試しているもので、フルフェイスタイプです。
口と鼻にかぶさって、空気が送られてきます。

睡眠時無呼吸症候群 続き 「シリコダマが！！」

「カッパにシリコダマを抜かれる」という表現をご存知でしょうか？
このスリープアブネアの機械（ＣＰＡＰといいます）を使ってうまく寝ることができると、まさに「シリコダマを抜かれた」状態になります。

なんというか、寝すぎてしまって握力までなくなっていて、すぐには動けない状態です。変な話ですが、はるか昔、少年であったころ、「夢精」をしてしまった直後に眼が覚めて、スッパァァァァーーンと放心状態で布団の上に座っている状態です。（すいません、これ、男性にしかわからない表現でしたね。。。でも本当にそんな感じなので、敢えて書いてしまいました。これってわかる方からすれば本当にわかる表現だと思います。。。。。。）
顔まで緩んで間延びしてしまったような気分です。

そして、ひとたびからだのエンジンがかかり始めると、ガソリン満タン状態というか、足腰がミシッと落ち着いていていながら、歩みは軽やかなのです。
「本を読んでいても今までのように眠くならない！趣味で勉強をしているタイ語の暗記もぜんぜんいやにならない！」
「これはちゃんとこのＣＰＡＰを使いこなせるようにならなければ！」と誓ったのでした。

ＣＰＡＰを装着して寝た場合、少なくとも４時間はその状態で寝れていることが必要なのだそうです。

しかし、はじめのうちはマスクが顔に合わなかったり、装着するためのベルトがきつすぎたりして、うまく行きません。寝たまま知らずにマスクを剥ぎ取ってしまったり、ベルトがゆるすぎて、マスクがホバークラフトのように空気を噴射したまま顔面に浮かぶので、顔にものすごい風と音響を浴びて眼が覚めてしまうのです。

マスクがちゃんと装着されていれば、オートで調節される空気の量がいくら増えても、まったく雑音は聞こえません、自分も傍らの人も静かなものです。

さいわい、ＣＰＡＰを借りてから、毎週通院して、そのＣＰＡＰに入れてある磁気カードをコンピュータに入れて、私のその１週間の眠り具合を調べて、必要であればマスクを取り替えてくれて、正しい装着方法を教えてくれます。

現時点で機械を借りてから３週間が経過しています。しかし、未だ少しマスクの装着方法に不慣れな点があるようなので、試験期間中なのです。正しいサイズのマスクの種類が決まり、毎日４時間以上つづけてＣＰＡＰで眠れるようになってから、医師が私に処方箋を書いてくれて、はれて自分の機械が手にはいるのです。

来週は処方箋を書いてもらえるかなあ。。。。
体験談はまだまだ続きます。。

睡眠時無呼吸症候群 続き 「死ぬほどよく眠れました！！」

実際の機械の貸し出しによる検査機関は１週間、この間は「寸暇を惜しんで寝てください機械に慣れてもらうことと、マスクが顔にマッチするかを特定いたします。」とのことでした。

そして教わったとおりにマスクを装着して寝てみました。
ある程度時間がたって目が覚めると、たぶん３－４時間だったのですが、それこそ死ぬほどよく眠れたのです！！！
「こ、、これはすごい！」

機械から送られる空気が、マスクを通して私の気道を広げているので、いびきのかきようがないわけです。この空気の送られる量は自動で調整されるシステムです。

いやー「本当に眠る」ということはこういうことなんだな、、、と実感いたしました。これまでの私は「寝起きがよすぎる」といわれておりました。たとえば診療所で患者さんがあいたときに昼寝をすると、どんなに寝ていてもシャキッと起きることができました。夜中の国際電話がかかってきても「あれ？まだ寝てなかったの？」といわれるほどだったのです。なんてことはない「本当に寝ていなかった」からなのでした。

てきめんに「運転中に急に眠くならない」「本を呼んでいてすぐに眠気が来ない」ようになりました。


ひとつだけ問題がありました、時々マスクと顔の間から空気が漏れてその音で目が覚めるのです。
さあどうしましょう。。。。。

睡眠時無呼吸症候群 続き

恐る恐る病院にいってみると。
「あなたは典型的なスリープアプネア（睡眠時無呼吸症候群）です。それも大変重篤な状態です。」と宣告されてしまいました。

先生は私の「うそでしょーー」という表情に気づいたのか「普通の患者さんは３０というレベルなんですが、あなたの場合はレベル８５で、簡単に説明をすると４５秒に一回、目が覚めている状態です。これが１年から８年は続いているようです。」
「（ガーーン！）」
「確かにあなたの血液検査と尿検査は素晴らしいものがあります。しかしこのスリープアプネアはかなりのハイリスクで脳卒中や心臓発作を惹起（じゃっき、悪いことを引き起こす意味）します。
「うう。。。。」
「あなたの脈はいつも大変速いでしょう！　夜の間にちゃんと呼吸ができてないから、体の中の少ない酸素をぶん回すために脈が速くなってるの！」
「なんと！。。。」

ここまできいて、私はこの先生に下駄を預けることに決めました。そうなのです、私の脈はずいぶん前から異常に早くて、小動物のようだといわれていました。この現象をちゃんと言い当てた人は、私の東洋医学の先輩方の中にもいませんでした。

そして、私はやっとテスト用の機械をかりて、マスクを装着して、１週間したらまたチェックという事になりました。

写真はその機械です。

睡眠時無呼吸症候群 続き

さて、呼吸器科いってみると、１５分間のビデオを見せられました。
このビデオは睡眠時無呼吸症候群かどうかを判定する機械の装着の仕方と使い方を説明したものでした。

その装置は利き腕でないほうの腕につける、肘まであるグローブで、これに機械がついていて、人差し指と薬指に電極がついていて、これを装着して４時間以上寝てその間の体内の変化を測定するそうです。

残念ながら写真を撮るのを忘れていました。。。。。

これを装着して一晩寝てから、翌日これを先生に返します。
このときに、一晩泊まらせる病院とそうでなく自宅で寝て来いと返される病院があります。

私はそのときうまく寝れませんでした。なんか一晩中おきていたような気がしました。翌日先生に装置を帰すときにそれを言うと「みんなそういうのよ」とおっしゃっていました。
でも、いびきがかけてなかったような気がするから、睡眠時無呼吸症候群と診断してもらえないだろうな。。。。

聞くところによると、この症候群の治療に使う自宅で使う空気を気道に送り続ける機械をつけて寝ると、嘘みたいに気持ちがいいとのことなのに、残念だ。。。。。

しかし、これから約２週間後に電話がありました。すぐ病院に来いとのことでした。

睡眠時無呼吸症候群

前期の続きですが、日中に急に眠くなるようになった私は、自分が会員になっているカイザーホスピタルに行ってまいりました。

ご存知のとおり、アメリカではまずはプライマリードクターというのに会って、自分の症状を言って、そこから各専門の科に振り分けてもらいます。

私は「これは急を要する」ということを強調するために「車のバンパーや前輪に血がついていたりする。何をはねたか憶えていない」「先日も学童の一群に車で突っ込みそうになった！なんとかしてください！」と電話で訴えると、それにびびった担当者はプライマリードクターをおっ飛び越して、呼吸器科のアポイントをとってくれました！

おまけにプライマリドクターに会うだけで払わなければいけない５０ドルを得してしまいました。

もし私と似たような症状でお困りの方がいらっしゃいましたら、できるだけ症状を大きくいって、ついでに電話に出た担当者の名前を聞いて、早く手配をしてくれないとあなたのせいで人を殺めてしまうかもしれない！という勢いでできるだけ早い呼吸器科の予約を取ってもらいましょう！

ブタウイルスだぁ？ ただのカゼだ！おたおたするな！

とうとう感染者が２０００人を突破！
と巷（ちまた）では大騒ぎ！

ハッキリいいましょう！　これはただのカゼです。

なんだかオイルショック当時の馬鹿な主婦（おっと失礼！「主夫」も入れましょうね）のトイレットペーパーの買占め騒動とよく似ています。

メキシコ人は１２０人くらい亡くなっていらっしゃるようですが。(後になって５月６日の時点で４４人の死亡者と発表されてます）一番初めの感染者のガキ（いや、お子様）はもうこのカゼが治って走り回っているようです。

知人のベトナム人がサンディエゴに出張してサンホセに帰ってきたところ、のどが痛いので医者に行ったら「ただのカゼだ！おたおたするな！」と怒られたそうです。

ただのカゼです。

うがいと手洗いの励行。これでいいのです。