大変恐縮ですが、現在材料の関係で補中益気湯錠(ほちゅうえっきとうじょう)が品切れ中です。
キチンと米国FDAの承認を受けたよりよい材料の確保の為に、もう少しお時間をいただきたいと思います。2012年の1月終わりか2月ごろから再度再度作成し販売可能となる予定です。
代替品としては、加味逍遥散錠(かみしょうようさんじょう)をお勧めいたします。
補中益気湯は中医学の考え方では「脾気虚(ひききょ)」という状態の漢方方剤といわれています。これは、疲れが取れない、元気がない、という状態をさして、比較的現代の中医師たちの言い方として「脾気虚(ひききょ)」と表現されているのです。
しかし、疲れが取れない、元気がないという状態では「十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)」もこれと同じ概念の漢方方剤です。
これらはどうちがうのでしょう、、、疲れの背景がちがうのです。
補中益気湯は実は脾気虚に分類される方剤ではなく、正確には肝虚陰虚熱証というカテゴリーに属する物です。それは中に柴胡(さいこ)という漢方薬が入っているためです。
現代の中医師たちがその病気の状態を指して脾気虚といったのですが、本来の漢方医学はその病の裏にある本質をさして区分けをいたしますので、肝虚のグループに入れていたのです。
これは、同じ疲れでもイライラがあるということを意味しております。
「あー疲れた。。。」といって来られる患者さんの眼光や物腰、脈の状態に「怒気」を感じられたときにこれを処方するのです。「くっそーー!何でオレが!」という怒気です。
特に怒気がなく、過労がたまりきっていたり、大きな手術の後のイライラのない疲労感、倦怠感には十全大補湯が処方されます。
また、イライラとはちがう意味で考えすぎて、考えすぎて疲れてどうしようもないときは帰脾湯(きひとう)が処方されるのです。
補中益気湯(錠)はイライラがある状態の漢方方剤郡である「柴胡剤グループ」に属します。
同じ錠剤バージョンで補中益気湯(錠)がないときに、これに代って十分な効果が期待できるのが、加味逍遥散(錠)です。
漢方アメリカOnlineをよろしくお願い申し上げます。
私の記事が載っている月刊誌「はつらつ元気」です。ご参考になさってください。
キチンと米国FDAの承認を受けたよりよい材料の確保の為に、もう少しお時間をいただきたいと思います。2012年の1月終わりか2月ごろから再度再度作成し販売可能となる予定です。
代替品としては、加味逍遥散錠(かみしょうようさんじょう)をお勧めいたします。
補中益気湯は中医学の考え方では「脾気虚(ひききょ)」という状態の漢方方剤といわれています。これは、疲れが取れない、元気がない、という状態をさして、比較的現代の中医師たちの言い方として「脾気虚(ひききょ)」と表現されているのです。
しかし、疲れが取れない、元気がないという状態では「十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)」もこれと同じ概念の漢方方剤です。
これらはどうちがうのでしょう、、、疲れの背景がちがうのです。
補中益気湯は実は脾気虚に分類される方剤ではなく、正確には肝虚陰虚熱証というカテゴリーに属する物です。それは中に柴胡(さいこ)という漢方薬が入っているためです。
現代の中医師たちがその病気の状態を指して脾気虚といったのですが、本来の漢方医学はその病の裏にある本質をさして区分けをいたしますので、肝虚のグループに入れていたのです。
これは、同じ疲れでもイライラがあるということを意味しております。
「あー疲れた。。。」といって来られる患者さんの眼光や物腰、脈の状態に「怒気」を感じられたときにこれを処方するのです。「くっそーー!何でオレが!」という怒気です。
特に怒気がなく、過労がたまりきっていたり、大きな手術の後のイライラのない疲労感、倦怠感には十全大補湯が処方されます。
また、イライラとはちがう意味で考えすぎて、考えすぎて疲れてどうしようもないときは帰脾湯(きひとう)が処方されるのです。
補中益気湯(錠)はイライラがある状態の漢方方剤郡である「柴胡剤グループ」に属します。
同じ錠剤バージョンで補中益気湯(錠)がないときに、これに代って十分な効果が期待できるのが、加味逍遥散(錠)です。
漢方アメリカOnlineをよろしくお願い申し上げます。
私の記事が載っている月刊誌「はつらつ元気」です。ご参考になさってください。