奥崎謙三先生の命日 ６月１６日。

私は実は奥崎健三先生のファンでもあります。

彼の思想はほとんど狂気といえるものかもしれません。
そして特に私のように、ふるさと日本を思い、日本の文化を愛し、天皇陛下を尊敬し、日本国が着せられてきた濡れ衣の嘘の戦争犯罪行為を憂える者からすれば、奥崎氏を敵とみなすべきかもしれません。

一部では彼を左翼とみる考え方がありますが、私は決して彼が左翼ではないと確信します。むしろ真のアウトローといえる唯一の方かもしれません。
地獄のようなニューギニアでの戦争体験が彼のゆるぎない思想を形成し、またそれを生涯持ち続けた闘志は、心より尊敬にあたいすると考えています。

何度もぶち込まれた獄中では、一切の刑務を拒否して辛い独房で暮らし、すべての恩赦も断って最後に出所した７８歳のご高齢でもかくしゃくとされておりました。
そのときに撮影された映画「神様の愛いやつ」は狂気の映画として最悪の批評がなされています。

この映画「神様の愛いやつ」はあまりにもシュールというかグロいというか、多くの方に嫌われているようですが、私自身は「あっぱれ！奥崎先生」という好意的な目で観させていただきました。

「ゆきゆきて神軍」はドキュメンタリー部門で当年の主演男優賞を獲得されている映画で、全世界を敵にまわしても怯まない姿勢は、私を一気に奥崎先生のファンとならせました。
http://www.youtube.com/watch?v=NbKmkzR-Nc4

http://www.youtube.com/watch?v=4tFc0fiLzJg


奥崎謙三先生は2005年6月16日に神戸の入院先の病院で８５歳で逝去されました。薄れ行く意識の中、最期まで「ばかやろう！」と怒鳴り散らされていたそうです。
是非一度お会いしてみたい方でした。

２５－６年前、確か大学３年生のときに奥崎先生のあの「田中角栄を殺すために記す」と書かれた宣伝カーとすれ違ったことがあったのですが、あのときに声をかけて載せてもらえていたら私の人生は変わっていたかもしれませんね。


奥崎先生の冥福をお祈り申し上げます。

睡眠時無呼吸症候群 いろいろなマスク つづき

写真はハイブリッドマスクを装着したときの状態です。
あまりに情けないので、顔は伏せておきました。

私はこのハイブリッドマスクを見たときから「かっこわるくていやだな。。。。」と感じておりました。

装着をしているとそのとおりでした。口のマスクの上についている、大人のおもちゃ様のキノコ型のチューブが二つの鼻の穴をふさぎます。
マシンから空気が送られると、口と鼻へ別々に空気が送られるのですが、鼻の中がからからに乾いてしまって痛い！！！

鼻の穴が詰まるとそこには空気が行かなくなるので、このキノコの頭から噴射される空気が大きな音を立てて目が覚めてしまう。

結局１時間と持たずに使うのをやめてしまいました。この乾き状態にはマシンに専用の加湿器を足すことによって解決されるといいますが、私はだいたい「人格を否定されたような形のマスクははじめから嫌いだったのです！！」

もちろん私の鼻は決してかっこよくはありませんが、キノコが２個突き刺さると、真ん丸い鼻の形になって、天才バカボンとかの赤塚富士夫系の漫画的な鼻の形になります。

こんなのを毎日つけていたら、ぜったいに鼻の形が変わってしまうとおもい、先生に聞いてみると、かるく「そんなことはないよ」といいます。ぜったいにうそだね～～。

娘まで、「このはなひどすぎる、かたちかわるよ！！スケートのミッシェル　クワンみたいになるよ！」と心配していました。

写真はないのですが、その後に以前のフルフェイスのＳサイズというのを試してみましたが、これもだめでした。マスクが小さいと、アヒルがそのくちばしの根元を輪ゴムできゅっと締められたみたいになって、寝ている最中にパニック的に苦しくなって起きてしまうのです。

その後は、写真はないのですが、Ｌサイズのやはりフルフェイスで厚みがあるものに変えてみました。これはなかなかよくて、口からそのマスクの前面までの距離があるので、口を押さえられている感じがしないので快適でした。
しかし、横を向いたときにマスクの高さというか厚みがあるゆえに枕や布団に押されてずれやすいという欠点がありました。そして、この厚みのあるマスクはそれを固定するヘッドギアが硬い紐でできていて、これまでのような伸縮する素材ではありませんでした。これは夜中にいきなり目が覚めてマスクをはずしたくてもはずれないので、パニックを起こすことがありました。これは結構怖いものがあります。

こうして、先生たちは納得のゆくまで私の顔に合うマスクを探し出してくれたのです。

睡眠時無呼吸症候群 いろいろなマスク

ＣＰＡＰマシンのマスクは実にいろいろなバージョンがあります。
フルフェイスといわれる鼻と口を同時にカバーするマスク、ノーズマスクといわれる鼻だけをカバーするものなどがあります。すごいのは顔全体をカバーしてしまうのもあるようです。


写真はハイブリッドという奴で、口のマスクと鼻の穴へのアプローチが別々になっているものです。

私の場合はなかなか顔に合ったマスクがなくて、もう一月以上も毎週新しいマスクに取り替えて１週間使用してそのデータを見てもらっているのですが、どうも空気の漏れが多すぎるとの事でした。


そこでこのハイブリッドというのを使ってみたのですが。。。。。。
大変なことになってしまいました。