けい先生のつぼにくる話

はりきゅう漢方の先生が教えてくれる健康に関する話
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交通事故の保険の話

2009-10-14 05:08:58 | 雑記
前回、相手方の保険会社が被害者に直接電話を入れてくるのは重大なルール違反だと申しました。
交通事故の保険で医療を受ける患者さんは、相手方の保険会社とお話をする必要はまったくありません。

毅然とした態度で「一切の事は、私の保険会社と話してください」或いは「私のかかっている病院や鍼灸師と話してください。彼らのほうが自分の症状をよく理解しています」と答えておきましょう。

少し整理して書きますと、、、、

1.ご自分の保険会社と相手の保険会社の情報を交換しているならば、後の一切は、ご自分側の保険会社と治療家とのお話であって、相手の保険会社が直接連絡をしてくるのは一種のルール違反であります。
これは訴訟問題のときに双方が弁護士を雇った場合、相手側の弁護士がこちら側の弁護士を飛び越えてとやかく言うことはありえないということと同じです。

2.今はこういうご時勢なので、加害者側の保険会社も数々の手管を弄して、支払いを最小限度にとどめたいと考えています。だから、相手方である被害者とその治療家の間の不信感を生むような指導をしてでも、支払いコストを減らしたいのです。


読者の皆様。。。。よろしいでしょうか?万一、皆様が事故にあわれたときにお話をするのはご自分の保険会社でいいのです。相手の保険会社とお話をする必要はまったくないということと、その相手の保険会社の心象を害したということで、保険金が支払われないということはありません。

一切は、ご安心してご自分の保険会社に下駄を預けることです。

一連の保険のお話は結構反響がありましたので、しばらくこのお話を続けさせていただきたいと思います。

次回は将来の年間の保険費用が上がらないようにするために、自分の保険を使わないで処理したいと考えていらっしゃる方の大きな勘違いについてお話をしたいと思います。

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交通事故の保険と鍼灸治療 「たいていききますよ」

2009-10-13 13:13:13 | 東洋医学全般
前回の続きです。

「あなたは保険がきかないときは患者からいくら取っているんですか?これも相手の保険会社から聞かれているんですよ!こういったことをちゃんと伝えておかないと保険がおりないっていうんですよ!」

彼女の勢いはまだ止まりません。
「それと、何回くれば治りますか?わたし、忙しいからあんまりちょくちょく治療にいくのいやなんですよ!あちらに何回治療するかも伝えなくてはならないし!」

わたしはよっぽど「あなた(この女性の口調で)ヒジョウシキという言葉を漢字でお書きになれますか?!」と思ったのですが、「これも修行じゃ!」と考え直してお話を聴いておりました。


ここで回答です。

1.ご自分の保険会社と相手の保険会社の情報を交換しているならば、ほぼ間違いなく医療に関しての保険はカバーされます。鍼灸治療がきくという事です。


2.交通事故の保健会社はたいてい相手との保健の交渉のいかんに関わらず、最低$5000ドルまでは支払いが保障されております。
ご自分の保険会社と相手の保険会社の情報を交換しているならば、何の心配も要らないのです。

ここで、気になるのは相手方の保健会社に重大なルール違反があるという事です。


これは次回お話をさせて頂きます。


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交通事故の保険治療について 「相手方の保険会社に翻弄される患者さん」 

2009-10-08 11:18:24 | 雑記
先日、知らない女性から電話がかかってきて「交通事故にあったのですが。。あなたはちゃんと鍼灸師の免許をもってますか?保険会社が電話してきて免許のない人の治療では保険がおりないといっているんですよっ!!」

私は心の中で(だれだよ!このひとは!?)とムッとしたのですが、何とか我慢してやさしく対応させていただいたつもりです。。。。。。ほんとですよ。。。

その女性は名前も名乗らず続けてしゃべりまくりました「だからね!私はこんなときは西洋医よりもちゃんとあなたにもんでもらったり鍼をさせたほうがきくとおもうんですよね!」

(なんなんだこの人は!?なんという上から目線なんだろう?うちは鍼灸と漢方薬のクリニックなんだけどなあ。。。。)この女性はなんかものすごい勘違いというか、わけがわからないというか、絶句して唖然としてしまいました。

しかし、この方はかなり面白いブログのネタになるようなことを言い出すかも知れないことを期待して、深呼吸をしてお話を聞いておりました。

さらに彼女いわく「あなたのことはね!日本語の電話帳で見て電話してるんですよ!いえね!私はぶつけられたんですけど、相手の保険会社が電話をしてきてですね!いろいろ聞いておけっていうんですよ!あなた免許お持ちですよね!!」

(まだいってるよ。。。。日本と米国の免許がなくて日本伝統鍼灸漢方の看板で電話帳に載せるわけないでしょうに。。。)ここまで見知らぬ人に電話で無礼なことを言われると、怒りを通り越して、むしろすがすがしさを感じてしまったほどです。

そこで、あ、そうだ!一度アメリカでの鍼灸治療に対する交通事故保険の適応の状況についてお話をしておくのもいいなと感じることができたのです。

昔の私でしたら大暴れをしていた状況なのですが、ネタのアイデアがどんどん湧いてきました。

次回はこの女性の大きな勘違いと、保険会社の故意のルール違反についてお話したいと思います。

皆様どうぞ安全運転と、アメリカの下手くそなドライバーにぶつけられないようにご注意なさってください。



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