けい先生のつぼにくる話

はりきゅう漢方の先生が教えてくれる健康に関する話
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92歳になりました。実験台母上様

2018-10-15 14:58:18 | 雑記

毎日パシフィカの海辺の散歩に連れてゆきます。

10月15日は母の誕生日です。大正15年(1926年)10月15日生まれです。
今だから言えるお話ですが、過去に10年以上不法滞在をさせていました!!
その後、縁あって、退職間近の敏腕移民弁護士にお願いして、今なら難しいきわどい方法で永住権を取得いたしました。

そんな訳で、不法滞在の10年以上は米国の医療が受けられないでいたのです。
彼女は20代の時に肺結核の手術で片肺となっているので、肺活量は健常者の40%。肺炎一発で命の危険があるわけです。そして、ちょっと救急車で運ばれたりすると、半日ですぐに100万円ぐらいぶっ飛ぶのがアメリカの医療です。
というわけで、私の医術である漢方医学と鍼灸医学の格好の実験台となってまいりました。それが功を奏しているのか、現在も元気でおります。昨年まではキッチンでガンガン調理をしてました。

永住権取得後はカバードカリフォルニアの保険もあるので、いろいろな医療が無料で受けられます。
明日は歯医者に行くのですが、残っている10数本の歯のケアと、入れ歯を作ることになっています。もちろんタダです!素晴らしい。私もほっといたしました。


「ほらほら、きりきり歩けごるぁ!」と毎日歩かせています。

「けいちゃん、わたしはぽっくり逝きたいよお。。」というので、「いいか、かあさん、死ぬのも気合と体力なんだよ。お灸と漢方薬と毎日のスクワット15回×朝晩2セットと海辺の散歩だ!」ということで毎日このメニューをこなしております。スクワットはもう22週目となりました。
「ぽっくり昇天大作戦」です。


一見親孝行に見えますが、わたしはよく母を泣かせてきました。
自己満足の罪滅ぼしってんでしょうかね。


「かあさん、わしの医術の宣伝になるから、このまま元気でいろよ。」というと
「そうねえ、、なんか死ぬの忘れちゃってるのよ。。」だって。。。
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