けい先生のつぼにくる話

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ミュアウッズにいってきました

2007-05-30 12:49:28 | 雑記
一昨日初めてミュアウッズにいってきました。ちょっと森を見てこようかなという軽い気持ちで出かけたのですが、気がついたら道に迷ったようで、4時間くらい山歩きをすることになってしまいました。
そして気づいたのですが、「ぜんぜん疲れなかった」ということです。こういった山歩きはむしろ若い頃の方が苦手でした。どうしても力を使って登ってしまい、スネやふくらはぎの筋肉を疲れさせてしまってダウンしたものです。

一般的に人は歩いたり坂を登ったりする場合、まずかかとから着地して続いて足裏が着地して前足底、足の指というかつま先までいたって、別のもう一方の足が前にでています。この繰り返しです。いわゆる競歩的な歩き方ですね。
武術的歩き方というのはすり足が基本です。足袋をはいたときの歩き方であり、歌舞伎に出てくる黒子の足さばきであり、能楽のときのような歩法です。
自分で練習するときは、足袋を履いた気になって、足の長さくらいの短い歩幅ですり足で前を歩く練習をします。本当に足を地面に擦り付けなくてもよいのですが、足全体が同時に着地して、また足全体が同時に地面から離れるようにして歩きます。意識は足の裏全体におきます。太極拳や八卦掌などでは「平起平落」とかいわれます。まいにちこの歩法でテニスコート一周分くらい歩きましょう。

このような歩き方ができるようになると、山登りのときに足裏全体が着地して、次に同じく足裏全体が地面から離れて次の歩みに入るようになります。
このとき足の指には全く力が入っていません。そうすると、いわゆる丹田のあたりと太ももの前面の付け根と、太ももの裏辺りでリズムを取って歩いていることになります。歩いているときには下腹部辺りにある自分の重心を左右にひゅっひゅっとコントロールしながら登ってゆくことを楽しむことができました。

登山のご専門の方には、あまりにも素人意見でお叱りを受けそうで恐縮ですが、若い頃よりもずっと簡単に山に登れてしまったのでうれしくて書いてしまいました。

また、風水のスペシャリストにこのことをお話したところ、ミュアウッズ自体が風水的に非常に優れた場所なのだそうです。
ミュアウッズのコの字に並んだ山々の囲みの一番深いところが厚くなっていて北側に位置して、そのコの字のあいている口がちょうど真南にあるサウサリートの海あたりを向いている。この地域にお金持ちが多いのはそういった理由もあるようです。もちろん健康にも大変よい地形です。
ここでは近所の風水学校の生徒たちの実習も兼ねた風水登山研修のようなものも行われるそうです。

私がぜんぜん疲れなかったのは風水のせいもあるのかもしれませんね。

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