けい先生のつぼにくる話

はりきゅう漢方の先生が教えてくれる健康に関する話
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柴胡剤 ストレスからくる疾患 7.

2008-02-25 06:16:29 | 東洋医学全般
抑肝散加陳皮半夏(よっかんさんかちんぴはんげ)

これは当診療所で多分一番でている漢方薬の一つです。
症状と体質が合えば、とにかくイライラと肩甲骨と背骨の間のあたりの強い凝りに、劇的な効果をもたらします。

「おとな」はいつも職場や人間関係で生じる怒りを呑み込んでしまいます。職業によっては怒っているのに無理にスマイルで通さなければいけない場合も多いでしょう。

このようなときにおきるイライラ、背中や手足の引きつり、不眠、めまい、頚や肩の痛み、そして高血圧症に著効します。

私もこの薬を愛用しています。よく眠れるようになりますし、体が楽になるからです。

Japanese Acupuncture & Herb
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柴胡剤 ストレスからくる疾患 6.

2008-02-25 06:01:13 | 東洋医学全般
次は柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)です。

前回と似た名前ですが、これはむしろ痛みがあるときに使います。
激怒した後や、交通事故などで身体にショックを受けてしまった後に起きる、頭痛関節痛につかいます。柴胡剤の基本症状が見られるのならば、慢性的な痛みとしても、胆石痛、つよい肩こり、腰痛などにも使えます。

日本伝統鍼灸漢方
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