荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

読書の巻、20221008。

2022年10月08日 | 枯渇した生活に豊潤な読書を
9月8日に「読書の巻。」をアップしました。
あれから、1ヶ月。
その後の読書歴を晒したいと思います。

天切り松闇語り 第三巻 初湯千両(浅田次郎)
若さに勝る「中年力」30の習慣(米山公啓)

たったの二冊。
こりゃ少ない。
週一冊は捌きたいものです。

「若さに勝る~」は失敗作でした。
中年には経験と余裕があるから、若さに勝るという内容に終始。
経験なんて、その時代時代で通用しなくなりますから。
いくら経験があったってエクセルひとつ使えなかったら企業人として用をなしません。
冷静で正しい判断ができるという件もありました。
コレも怪しい。
冷静で正しい判断ができるオッサンなんて、そうそういませんよ。
若くても冷静で正しい判断ができるヤツはいますから。

それにしても僕は55歳。
「国民生活白書」「健康日本21」では55歳は「中年」と定義されておりますが、「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」では「高年齢者」だそう。
コレにはさすがにがっかりしました。
オレぁもう高年齢者なんだ・・・。

面白かったのは
「病院に通っているのは65歳以上は2人に1人だけでしかない」というデータ。
「2人に1人だけ」と記すか「2人に1人も」と記すかで、だいぶ印象が変わりますね。
だいたい25歳や35歳の連中が「2人に1人も」病院通いするわきゃありませんから。
米山氏は「65歳なんてまだまだ若いですよ~」って言いたいんでしょう。
近年、自分を若いと思ってるジジイやババアが増えましたね。
確かに高齢化でバランスとしては65歳くらいでも100歳から見れば若いとは思います。
でもジジイはジジイだし、ババアはババアです。
100メートルを全力疾走出来んのかよ、って事。
カラオケで令和どころか平成の曲歌えんのかよ、って事。

人間、足元を見失うと失笑の対象になるもんです。


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