荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

誉田哲也の巻、20230709。

2023年07月09日 | 枯渇した生活に豊潤な読書を
2週間かけて誉田哲也著「背中の蜘蛛」を読了しました。
誉田哲也作品を読むのは初めてです。
いきつけのバーのマスターから名前を教えてもらいました。
「ストロベリーナイト」を執筆した作家だと。
残念ながらドラマ「ストロベリーナイト」は未見。
女性警察官が活躍する、ってのがリアリティないな、と思っちゃうんです。
だから「アンフェア」も観ていません。
さて、なにから読んだら分からないので「直木賞候補作」との事で本作にしました。
三人称多視点なのが、ちょっと分かりづらかった。
壮大な警察サイバー問題が描かれるのですが、僕の様なネットを理解していない人間には全く理解できませんでした。
サイバー問題以外にも、新木場で爆発事件が発生するのですが、こちらの事件もほとんど触れられず。
多視点である事がうまく機能していない気がしました。
一方、警察内部構造の描写は緻密でしたね。
さぁ今後、誉田哲也を読むかなぁ・・・。
どうかなぁ・・・。


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