『国際関係理論』の第2版が、ようやく完成しました!この分野を勉強している学生さんや国際関係論・国際政治学に興味がある方々には、ご一読いただければ幸甚です。
約10年前に上梓された『国際関係理論』の初版は、定性的方法のバイアスがかかっていると批判されました。このような指摘を受けて、第2版では、新たに「定量的研究方法への道案内」(芝井清久氏〔統計数理研究所〕担当)の章を追加して、理論や方法の紹介ができるだけ偏らないよう努めました。
現在の国際関係研究は、いわゆる「イズム(主義)」中心から脱却する傾向がみえるにもかかわらず、本書は、「〇〇イズム」の解説が中心になっているとの批判もあることでしょう。これについては、世界の国際関係論教育の調査結果などから、本書が取り上げる「理論」を選んで章立てを行ったと、ここではお答えしたいと思います(詳しくは、本書21-22ページをお読みください)。
本書が、日本の国際関係研究に少しでも貢献できることを願っております。
約10年前に上梓された『国際関係理論』の初版は、定性的方法のバイアスがかかっていると批判されました。このような指摘を受けて、第2版では、新たに「定量的研究方法への道案内」(芝井清久氏〔統計数理研究所〕担当)の章を追加して、理論や方法の紹介ができるだけ偏らないよう努めました。
現在の国際関係研究は、いわゆる「イズム(主義)」中心から脱却する傾向がみえるにもかかわらず、本書は、「〇〇イズム」の解説が中心になっているとの批判もあることでしょう。これについては、世界の国際関係論教育の調査結果などから、本書が取り上げる「理論」を選んで章立てを行ったと、ここではお答えしたいと思います(詳しくは、本書21-22ページをお読みください)。
本書が、日本の国際関係研究に少しでも貢献できることを願っております。