野口和彦(県女)のブログへようこそ

研究や教育等の記事を書いています。掲載内容は個人的見解であり、群馬県立女子大学の立場や意見を代表するものではありません。

特別授業

2014年12月12日 | 教育活動
本日の1年生必修の授業「国際政治のしくみ」では、特別講師として和田龍太氏(三井物産戦略研究所)をお招きして、最新の米国情勢に加え、国際キャリアと英語や海外留学に関して、幅広くお話しをいただきました。



とりわけ、留学については、学生たちの関心も高いようで、多くの質問が寄せられました。

1年生には、卒業後のキャリア形成といわれてもピンと来ないかもしれませんが、和田氏の実体験に基づく具体的で説得力のある説話は、彼女たちの心に響いたことと思います。


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鎌倉女学院での国際学講座

2014年12月11日 | 教育活動
12月10日(水)、鎌倉女学院にて、「グローバルイシューに挑戦する国際学」をタイトルとした講演を行いました。この講演は、同学院の国際学教育プログラムの最終回になります。聴衆者は、高等部の約160名の1年生でした。



約2時間の国際学に関する講義でしたが、生徒さんは、よく耳を傾けてくれました。さらには、活発な意見も述べてくれました。私の「オヤジギャク」にも、反応してくれました(苦笑)。

本講演を聞いてくれた生徒さんたちが、知的刺激を受け、国際学(国際関係論)に関心を持ってくれれば嬉しいです。私は私で、明るく元気で知性あふれる生徒さんたちに元気をもらいました。

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ゼミ生が「中曽根康弘賞」を受賞しました!

2014年12月05日 | ゼミナール
「中曽根康弘賞」を受賞しました。といっても、私ではありません(苦笑)。ゼミ生たちです。

第6回「星雲塾」・中曽根康弘賞論文募集において、嬉しいことに、1名のゼミ生には「最優秀賞」、もう1名のゼミ生には「佳作」が贈られました。ゼミ生のダブル受賞です!

最優秀賞の論文タイトルは「女性の理想のライフコース実現へ」です。同論文は、女性のキャリア形成に関して制度的側面から課題を浮き彫りにして、その解決策を提案しました。佳作の論文タイトルは「アジアとともに生きる」です。この論文は、日本がアジア諸国との間に抱える問題を明きらかにして、それらの国々と共存していく方法を論じました。

なお、表彰式の様子は、『上毛新聞』2014年12月1日、『読売新聞』2014年12月1日、『朝日新聞』2014年12月2日でも報道され、『毎日新聞』ウェブ版にも掲載されました。


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IPE研究会での発表

2014年12月02日 | 研究活動
先日、IPE研究会で、「政策立案における国際関係理論の効用」をタイトルとして、青山学院大学にて発表いたしました。このような貴重な研究発表の機会を与えて下さった、同研究会の主催者である勝間田弘氏(金沢大学)、小川裕子氏(東海大学)、和田洋典氏(青山学院大学)に御礼申し上げます。ちなみに、IPEとは、国際政治経済論(International Political Economy)のことです。

この発表では、実務者と研究者の国際関係理論に対する考え方のギャップ、理論の予測能力の限界と可能性、政策に役立つ国際関係理論の条件などについて、報告いたしました。討論者の張望氏(早稲田大学)からは、主に、事象の「意図する結果」と「意図せざる結果」に注意を払うべきだとのコメントをいただきました。

本研究会は、日曜日開催だったにもかかわらず、多くの研究者の方々の参加を賜り、貴重な意見を頂戴しました。本当にありがたいことです。とりわけ、グランドセオリーと中範囲理論の効用や地域研究と理論研究の政策決定上の有用性、予測対象の明確化、統計分析の可能性と限界などは、今後の研究課題を明確にしてくれるものだと思います。この場を借りて御礼申し上げます。

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