野口和彦(県女)のブログへようこそ

研究や教育等の記事を書いています。掲載内容は個人的見解であり、群馬県立女子大学の立場や意見を代表するものではありません。

群馬のスキー場の「よい」バーン(整地編)

2016年02月23日 | スポーツ
群馬にはたくさんのスキー場があります。どこのスキー場にも良いところはありますが、今回は、私の独断と偏見で、お気に入りの整地の斜面(バーン)を紹介したいと思います。

1.ノルン水上スキー場のEコース
 適度な斜度と斜面変化があり、コース幅も確保できていますので、特に、大回りの練習に適しています。クワッド高速リフトが、斜面左に沿って架けられていますので、リフト乗り降りの効率もよいです。
 ノルンみなかみスキースクールの主任の「カメさん」は、スキーマテリアルとして重要なインソールのプロです。

2.ホワイトワールド尾瀬岩鞍のチャンピオンAコース
 幅広の1枚バーンが魅力です。空いているときには、高速カービングターンを思いっきり楽しめます。ノルンの斜面より、やや斜度がきついですので、シッカリ板に乗らないと、暴走しかねません。お気を付けのほど。また、同スキー場の国体女子コースも良いですね。両斜面にかかるリフトが高速ではないのが、やや残念。

3.水上宝台樹スキー場の成平コース
 コース頂上から気持ちよく滑れます。リフトもフード付きの高速クワッドです。コース幅が狭いので、混雑時には、他のスキーヤーやボーダーに衝突しないよう、気を付けなければなりません。暴走するとコース外に落ちる危険もありますので、スキーコントロールが大切になります。
 なお、第8クワッドリフト上り中頃の、道を挟んだ左手にある「幸新」さんの麺類は、野菜たっぷりでボリュームがあり、とても美味しいです。

4.丸沼高原スキー場のバイオレッドコース
 やや短めの中斜面ですが、斜度が大回りの練習に適しています。コースには、高速ペアリフトがかかっています。丸沼は滑走できる期間が長いので、私は、シーズンの序盤と終盤で、この斜面をよく使っています。

番外編
アサマ2000パークのSTAGE2
 厳密には長野県のスキー場ですが、群馬県と長野県にまたがる浅間山のスキー場なので、強引ですが(笑)、紹介します。幅広の中急斜面です。固めのバーンなので、スキー操作の「ごまかし」がききにくいです。自分がきちんと板のセンターに乗れているか、外足にシッカリと荷重しているか、などなど、スキーの基本動作を確認するには、もってこいの斜面です。
 使用するリフトはクワッドですが、高速クワッドではありません。ですが、斜面が全面的に見渡せるよう、バーン右端に沿ってかけられていますので、他のスキーヤーの滑りがリフトから見えます。ここに来ると、必ずといってよいほど、エキスパートが滑っていますので、それを見るだけでも自分の滑りの参考になります。
 ちなみに、今シーズン初め、ここを滑っているスキーヤーの大半がエキスパート(私見では、平均してSAJテクニカルプライズ・レベル以上!)といった時もありました。

以上、勝手な「群馬県スキー場」案内でした。その他の群馬のスキー場については、こちらをご覧ください。

 

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卒論指導終了

2016年02月12日 | ゼミナール
群馬県立女子大学国際コミュニケーション学部の「国際関係論ゼミナール」第1期生の卒業論文指導が、ようやく終わりました。仕上げの段階では、ゼミ生にノートPCを研究室に持参させ、私がハードコピーの卒論草稿を見ながら、問題を1つ1つ、その場で修正してもらう作業の連続でした!

卒論を「書く」ことは、ゼミ生にとって、相当な作業だったことでしょう。「書く」ことの大変さについて、清水幾太郎は、名著『論文の書き方』で、以下のように吐露しています。

「書くという働きに必要なエネルギーは、読むという働きに必要なエネルギーを遥かに凌駕する。……多量のエネルギーを放出しなければ、また、精神の戦闘的な姿勢がなければ、小さな文章でも書くことは出来ないのである」(同書、6ページ)。



ともあれ、ゼミ生の皆さんは、卒論を書きあげて提出したことに、おびただしい「エネルギー」を使ったと同時に、安堵の気持ちと達成感を得たのではないでしょうか。大学生活の集大成として、卒業論文という「学術作品」を書き上げたことが、皆さんの将来の糧になることを指導教官として祈るばかりです。

本年度の卒論テーマは、人道的介入や開発の政治経済、多文化共生、ジェンダーに関するものでした。「国際関係論ゼミ」らしく(!?)、多様な分野の卒論が提出されました。ゼミ生たちの進路も様々です。複数のゼミ生が大学院に進学します。公務員になるゼミ生もいますし、民間企業に就職するゼミ生もいます。

ゼミ生の前途に光明が輝いていることを願っています。

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