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野口和彦(県女)のブログへようこそ

研究や教育等の記事を書いています。掲載内容は個人的見解であり、群馬県立女子大学の立場や意見を代表するものではありません。

対中戦略論

2022年10月20日 | 研究活動
拙稿「出現する二極システムと米中の対中戦略」が、戦略学会編『戦略研究』第31号、2022年10月に掲載されました。本稿は書評論文です。



リベラル覇権による関与戦略とオフショア・バランシングによる封じ込め戦略の論争軸から、鈴木健人・伊藤剛編著『米中争覇とアジア太平洋―関与と封じ込めの二元論を超えて』(有信堂高文社、2021年)の位置づけを批判的に検討したうえで、冷戦後の米中の対中戦略が封じ込めであることを論証しました。



論文の執筆にあたっては、永田信吾氏(金沢大学)、小野圭司氏(防衛研究所)、川﨑剛氏(サイモン・フレーザー大学)、落合浩太郎氏(東京工科大学)には、たいへんお世話になりました。この場を借りて、御礼申し上げます。

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