野口和彦(県女)のブログへようこそ

研究や教育等の記事を書いています。掲載内容は個人的見解であり、群馬県立女子大学の立場や意見を代表するものではありません。

コーチングの大切さ

2017年01月15日 | スポーツ
今シーズンも、定期的にスキーの指導を受けています。毎回、得るものがありますね。

1.ニュートラル時における雪面からの圧感覚
 ブランシュたかやまスキースクールのTさんから教えていただき、ターンのニュートラル時における足場作りの「意味」と「感覚」が、よく分かりました。それまではニュートラルを意識すると、谷回り(ターン前半)に入るのが遅れる一方、ニュートラルを意識せずにエッジの切り替えから、すばやく谷回りに入ろうとすると、ポジションが安定せず体軸もぶれ、谷回りのスキー操作がうまくいかず、山回りでターンを調整するというジレンマから脱却できませんでした。
 その他、Tさんのコーチングから得たものは、いくつもありました。Tさん、ありがとうございました!


2.ターンの谷回りにおける「向角度」と外足の使い方
 昨シーズンからお世話になっている川場スキースクールのMさんからのご指導を受け、意識して練習しています。特に、外足のみで滑ることを繰り返すうちに、ようやく「コツ」がつかめるようになってきました。

3.小回りにおいて落差をとること
 ノルンみなかみスキースクールの亀さんから教えていただきました。昨年からうまく滑ることができず悩んでいた「小回り」の改善に、ようやく光明がさしました。これで早いリズムで板を回す意識が強すぎた結果、テールを振る板の動きから抜け出せませんでした。これでは板のトップが使えないばかりは、谷回りでターンをコントロールすることもできません。しかし、落差を意識してとると、谷回りをつくりながら丸い弧を描きやすくなり、スピード感がでてくるようです。


きちんとした指導者に自分の滑りを見せて改善点を指摘してもらい、その直し方を教えていただくことの重要性をあらためて実感しました。

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